
こんにちは。元大手旅行会社勤務&リクルート勤務のもとりょこです!
皆様はagodaという旅行サイトをご存知でしょうか?
シンガポールを拠点とするオンライン旅行プラットフォームで、
低価格で予約できる点、特にアジア圏からの集客力がある点、
豊富な宿泊施設から選べる点、柔軟な支払い・キャンセルプランが選べる点が人気の旅行予約サイトです。
しかしいざ予約をしたものの都合によりキャンセルしたくなった際に
キャンセルが難しい という声をよく耳にします。
今回は旅行のプロである筆者がagodaのキャンセル方法をわかりやすく紹介します!
※キャンセル依頼についてはアゴダへ直接お問い合わせください。
当ブログにお問い合わせいただいても、一切回答できません。
▼本記事の内容まとめ
agodaのキャンセルは、予約時に選択したキャンセルポリシーによって
「無料キャンセル」「一部有料」「返金不可」の3パターンに分かれます。
キャンセル手続きは原則agodaのアプリまたはウェブサイトの「予約管理」から行えますが、
ボタンがない・返金されない場合はカスタマーサービスに連絡が必要です。
まずは予約詳細画面でキャンセル期限と料金、ポリシーを必ず確認しましょう。
agodaのキャンセルを成功させる方法!できない・返金されない時の対処法と注意点を徹底解説
【パターン別】agodaのキャンセル方法
agoda(アゴダ)で予約したホテルや宿泊施設のキャンセル手続きは、
予約内容に設定されている「キャンセルポリシー」によって大きく異なります。
スムーズな手続きのためには、
ご自身の予約がどのポリシーに該当するかをまず確認することが極めて重要です 。
キャンセルポリシーは主に以下の3パターンに分けられます。
- 無料キャンセル(Free Cancellation): 指定された期限内であれば、キャンセル料や手数料なしで全額返金されます。
- 一部有料(Partial Cancellation Fee): 特定の期限が過ぎると、一部(例:初日宿泊分)のキャンセル料が発生します。
- 返金不可(Non-refundable): 予約確定と同時にキャンセル・返金が不可となります。
キャンセル処理を成功させるためには、
予約詳細画面でキャンセル期限と料金を確認し、期限を過ぎていないか注意しましょう。
アプリ/ウェブサイトからの基本的なキャンセル手順
ほとんどの予約は、agodaのアプリまたはウェブサイトの「予約管理」画面から手続き可能です。
- ログイン: agodaのアプリまたはウェブサイトにログインします。
- 予約管理へ移動: メニューまたはページ上部にある「予約管理(My Bookings)」セクションへ移動します。
- 対象予約を選択: キャンセルしたいホテル予約を選択し、詳細画面を開きます。
- キャンセルボタンを押下: 「キャンセル(Cancel)」ボタンが表示されていれば、それをクリック(タップ)します。
- 返金内容を確認: キャンセルポリシーに基づいた返金予定額(手数料やキャンセル料が引かれるかどうか)が表示されるので、内容を確認します。
- 手続き完了: 最終確認を行い、キャンセルを確定させます。
手続き完了後、agodaからキャンセル受付のメールが届きます。
このメールが届いたことをもって、キャンセルが確実に完了したと判断できます。
【重要】キャンセルポリシーの確認方法とキャンセル料金
キャンセルポリシーと料金は、以下の場所で確認できます。
- 予約詳細画面: アプリ/ウェブサイトの「予約管理」にある、各予約のページ。
- 予約確認メール: agodaから送られてきた予約確認メール。
特に「無料キャンセル」の期限を1日でも過ぎると、高額なキャンセル料金が発生するケースがあります。キャンセル料金はポリシーによって、「宿泊料金の〇%」または「宿泊日数〇泊分」などと定められているため、必ず予約詳細で確認してください。
agodaでキャンセル「できない」「返金されない」時の対処法
これまで旅行のプロとして数々の相談を受けた中で、
キャンセル手続きを進める中で、「キャンセルボタンがない」、
「手続きを完了したのに返金されない」といったトラブルに直面することがあります。
これらの一般的な問題に対する対処法を解説します。
「キャンセルボタンがない」場合の対応
キャンセルボタンが表示されない主な理由は、以下の3つです。
- 予約が「返金不可(Non-refundable)」である: 最も多い理由です。この場合、キャンセルはシステム上不可能です。
- キャンセル期限を過ぎている: 無料キャンセル期間が終了している場合、ボタンが非表示になるか、クリックしても警告が表示されます。
- システムエラー: ごく稀にシステム側の不具合でボタンが反応しない場合があります。
対処法: 返金不可や期限切れの場合は原則キャンセルできませんが、まずはagodaのカスタマーサービスに連絡し、交渉の余地がないか確認してください。特に、日程変更(変更手数料が発生する場合あり)で対応できる可能性も考慮に入れましょう。
キャンセルしたのに「返金されない」場合の確認事項
キャンセル手続きが完了したにも関わらず返金が確認できない場合、以下の2点をチェックしてください。
- 返金先の確認:
- クレジットカード: 返金処理後、実際にカード会社から返金されるまで通常5〜10営業日かかります。また、カード会社の締め日によっては翌月の明細に反映されることもあります。
- Agodaキャッシュ: Agodaのサイト内で使えるポイント(Agodaキャッシュ)として返金されている可能性があります。
- カスタマーサービスへの問い合わせ: 10営業日以上経過しても返金されない場合は、agodaのカスタマーサービスに「キャンセル受付メール」を準備して問い合わせてください。
agodaのカスタマーサービス(チャット・電話)の連絡方法
キャンセルに関する問題は緊急性が高いため、カスタマーサービスへの連絡が最も確実な解決策となります。
- チャットサポート(推奨):
- agodaのウェブサイトのヘルプセンターから、チャットボットを利用できます。
- チャットボットで解決しない場合、オペレーターに繋がるように選択し、問題を具体的に説明してください。
- 電話サポート:
- agodaのヘルプページに記載されている日本語対応の電話番号を確認し、営業時間内に連絡します。
- 電話がつながりにくい場合もあるため、チャットと並行して試すのが効率的です。
agodaでキャンセルする際の知っておきたい裏技・注意点
フライト+ホテル予約(ダイナミックパッケージ)のキャンセル特有の注意点
フライトとホテルがセットになったダイナミックパッケージ予約は、
キャンセルポリシーが複雑になります。
ホテル側とフライト側でキャンセル規定が異なるため、
キャンセル時にはパッケージ全体のキャンセル条件を個別に確認する必要があります。
特に、フライトがキャンセル不可の場合、ホテル部分のみキャンセルできたとしても、返金は限定的になることがほとんどです。
承知いたしました。agodaでキャンセルする際に、特に知っておきたい「裏技」や「注意点」を3つにまとめて解説します。
agodaでキャンセルする際の知っておきたい裏技・注意点3選
agoda(アゴダ)のキャンセルは、規定通りに進めるのが原則ですが、思わぬキャンセル料を回避したり、交渉を有利に進めたりするための3つのポイントがあります。
1. まずは「日程変更」を試みる
「返金不可(Non-refundable)」やキャンセル期限を過ぎた予約は、原則キャンセルボタンが利用できません。しかし、ホテル側も空室のまま収益ゼロになるよりは、日程を変更して客室を埋めたいと考える場合があります。
まずagodaのカスタマーサービス(またはホテルに直接)へ連絡し、
「やむを得ない事情で宿泊が難しくなった」と伝え、
「キャンセルではなく、別の日に変更できないか」と相談してみます。
ホテル側が柔軟な対応をしてくれる場合、
キャンセル料を支払うことなく別日程での宿泊に振り替えられることがあります。
agodaのシステム上では「変更不可」でも、
上記のようにホテル側の裁量で対応してくれる可能性があるため、
ダメ元で交渉する価値があります。
ただし、これはあくまで例外的な交渉であり、必ず成功するわけではありません。
キャンセル期限は「時差」と「時間」を意識する
無料キャンセル可能なプランでも、その期限には細心の注意が必要です。
日付だけでなく「時間」も確認: 期限は「宿泊日の○日前まで」ではなく、
「宿泊日の〇月〇日 午後〇時まで」と具体的に設定されていることが多いため、見逃さないようにしましょう。
現地時間と時差: 特に海外のホテルを予約した場合、キャンセル期限が現地のタイムゾーンで設定されていることがあります。日本時間でまだ間に合うと思っていても、現地時間で期限を過ぎている可能性があるため、必ず現地時間を確認し、時差を考慮して手続きを完了させましょう。
返金方法は「AgodaCash」ではなく「クレジットカード」を選択する
キャンセルが成立し、返金される際、agodaから
「AgodaCash(アゴダキャッシュ)」での返金が提案されることがあります。
AgodaCashのメリット・デメリット
AgodaCashは即時にアカウントに付与され、次のagoda予約で利用できるというメリットがありますが、有効期限が設定されている点に注意が必要です。
現金(クレジットカード)での返金
agodaで再度予約する予定がない場合は、多少時間がかかってもクレジットカードへの現金での返金を確実に選択しましょう。現金での返金は通常5〜10営業日かかりますが、無駄になるリスクがありません。
ここから導かれる裏技
AgodaCashでの即時返金と、クレジットカードへの遅延返金を選択できる場合、
次の旅行計画が立っているならAgodaCashを選ぶことで、実質的な割引として活用できます。
まとめ:agodaのキャンセルはキャンセルポリシー確認が最重要
agodaのキャンセル手続きは、原則「予約管理」画面から可能です。
しかし、トラブルなくキャンセルを成功させるためには、
キャンセルポリシーと期限の確認が何よりも最重要です。
キャンセル期限を過ぎた場合や、返金が遅延している場合は、
迷わずagodaのカスタマーサービス(チャットまたは電話)に問い合わせることで、問題解決が早まります。
https://www.agoda.com/ja-jp/info/contact.html
次の旅行では、予約時に必ず「無料キャンセル」のオプションがあるプランを選び、
キャンセル期限をカレンダーに登録しておくことを強くおすすめします。