
マリオットボンヴォイアメックスカードは、
ANAマイルを貯めたい人にとっても優秀なカードです。
「マリオットのカードなのにANAマイル?」と思われるかもしれませんが、マリオットポイントはANAマイルに移行できます。さらに、日常の支出をこのカードに集中させることで、ANAカードだけで貯めるより効率的にマイルが積み上がるケースがあります。
私はマリオットボンヴォイのプラチナエリートとANA SFC保有者として、
マリオットアメックスをANAマイル積算の観点でも実際に活用しています。具体的な数字で解説します。
- マリオットアメックスでANAマイルが貯まる仕組み
- ANAカードとの還元率比較
- 日常の支出をどう振り分けるか
- 年間でどれだけのマイルが積み上がるか(シミュレーション)
- マリオットアメックスならではの付加価値(無料宿泊・プラチナ特典
マリオットアメックスでANAマイルを最大化する方法|ポイント移行・還元率・特典フル活用ガイド
マリオットアメックスからANAマイルが貯まる仕組み
カード利用 → マリオットポイント → ANAマイルの流れ
マリオットアメックスカードを使うと、まずマリオットボンヴォイのポイントが積算されます。このポイントをANAマイルに移行することで、間接的にANAマイルを貯めることができます。
カード利用 ↓ マリオットポイント積算 ↓ ANAマイルへ移行(3P = 1マイル、60,000P単位で+5,000マイルボーナス) ↓ ANA特典航空券・アップグレードに活用
日本発行カードのポイント積算レート
| カード種別 | マリオット系ホテル利用 | その他(日常支出) | 年会費 |
|---|---|---|---|
| マリオットボンヴォイアメックス(一般) | 100円 = 3ポイント | 100円 = 2ポイント | 23,100円 |
| マリオットボンヴォイアメックスプレミアム | 100円 = 6ポイント | 100円 = 3ポイント | 49,500円 |
ANAマイル換算レート(マリオットポイント移行後)
| 積算状況 | ANA還元率(60,000P移行時・ボーナス込) |
|---|---|
| プレミアム / その他支出(100円 = 3P) | 100円 → 3P → 1.25マイル(2.4P = 1マイルで換算) |
| プレミアム / マリオット系支出(100円 = 6P) | 100円 → 6P → 2.5マイル |
| 一般 / その他支出(100円 = 2P) | 100円 → 2P → 0.83マイル |
プレミアムカードで一般支出に使った場合、100円あたり1.25マイル相当になります(60,000Pまとめ移行・ボーナス込みの場合)。ANAカード一般(100円=1マイル)と比較しても高い水準です。
ANAカードとの還元率比較
| カード | 年会費 | ANA還元率(マイル) | 補足 |
|---|---|---|---|
| ANAワイドゴールドカード | 15,400円 | 100円 = 1マイル | マイル直接積算。シンプル |
| ANA VISAプラチナプレミアム | 88,000円 | 100円 = 1.5マイル | 最高還元だが年会費が高い |
| マリオットアメックスプレミアム(移行後) | 49,500円 | 100円 ≒ 1.25マイル(一般支出) 100円 ≒ 2.5マイル(マリオット系) | マリオット特典・無料宿泊1泊も付帯 |
マリオットアメックスプレミアムは、マイル還元率だけでも十分競争力があります。さらにマリオット系ホテルの特典(朝食無料・スイートアップグレード等)と年1泊の無料宿泊が付帯することを考えると、ANA系カードだけを持つよりトータルの旅行価値が高くなるケースが多い。
日常支出の最適な振り分け方
カードの役割分担
マリオットアメックスとANAカードを組み合わせる場合の最適な使い分けは以下です。
| 支出カテゴリー | 推奨カード | 理由 |
|---|---|---|
| マリオット系ホテル宿泊 | マリオットアメックスプレミアム | 100円 = 6Pと最高レートで積算 |
| 日常の大口支出(家電・旅行手配等) | マリオットアメックスプレミアム | 100円 = 3Pでマリオットポイントを効率積算 |
| ANA便の航空券購入 | ANAカード | ANA直接積算 + PPも同時に積算。搭乗ボーナスマイルあり |
| コンビニ・少額決済 | どちらでも可 | メインカードに統一して管理を簡略化する |
年間支出別シミュレーション(プレミアムカード)
| 年間支出額 | 積算マリオットポイント(100円 = 3P) | ANA移行マイル(60,000P単位・ボーナス込) |
|---|---|---|
| 100万円 | 30,000P | 10,000マイル(ボーナスなし) |
| 200万円 | 60,000P | 25,000マイル(ボーナス+5,000マイル) |
| 300万円 | 90,000P | 37,500マイル(60,000P分のボーナス込) |
| 400万円 | 120,000P | 50,000マイル(ボーナス2回・+10,000マイル) |
年間支出200万円(月17万円)でカード利用を集中させると、25,000ANAマイルが積み上がります。バンコクビジネスクラス往復(55,000マイル)を2年で実現できる計算です。
マリオットアメックスならではの付加価値
年1泊の無料宿泊特典(年会費49,500円の実質コストを下げる)
マリオットアメックスプレミアムカードは、毎年カード更新時にカテゴリー1〜5のホテルへの無料宿泊特典(1泊)が付与されます。
東京都内のシェラトン・コートヤード等(カテゴリー4〜5)の通常料金は1泊2〜4万円です。この無料宿泊1泊だけで年会費49,500円の大半を回収できます。残りのポイント積算価値と合わせると、実質的なカードのコストはほぼゼロか黒字になるケースが多い。
プラチナ相当資格の付与(条件あり)
マリオットアメックスプレミアムカード保有によって、実際の宿泊泊数に関係なくゴールドエリート相当〜プラチナ相当の地位が付与される場合があります(詳細条件はカード公式サイトで確認)。これにより、ポイント積算ボーナス・アップグレード・レイトチェックアウト等の特典が宿泊泊数を積み上げなくても享受できます。
空港ラウンジ(プライオリティパス)
マリオットアメックスプレミアムはプライオリティパス(スタンダード会員)が付帯します(詳細はカード公式サイトで確認)。国内外の空港ラウンジを利用できるため、ANAラウンジとの組み合わせで旅行中の空港体験が快適になります。
よくある質問
マリオットアメックス1枚だけでANAマイルもマリオットポイントも両方追えるか
はい、追えます。マリオットアメックスプレミアム1枚を日常の主力カードにして、支出を集中させれば、マリオットポイントが積み上がり、それをANAマイルに移行する流れで両方を同時に管理できます。ただし、ANA搭乗時のマイル積算(搭乗マイル・PP)はANAカード経由が必要なため、ANA便を頻繁に使う方はANAカードも保有しておくことを推奨します。
ポイントをANAに移行した後、またマリオットポイントに戻せるか
戻せません。マリオットポイントからANAマイルへの移行は不可逆的です。一度移行したマイルはマリオットポイントには戻りません。移行は「特典航空券の目標が定まった時」に行い、余剰ポイントを無計画に移行しないよう注意してください。
家族カードでもポイントが積算されるか
マリオットアメックスには家族カードを発行できます(本会員のアカウントにポイントが合算されます)。家族の支出もカードに集中させることで、積算効率がさらに上がります。
まとめ
- マリオットアメックスプレミアムは100円 = 3P積算。60,000Pまとめ移行でANA換算1.25マイル/100円(ボーナス込)
- 年間200万円の支出集中で25,000ANAマイル。バンコクビジネスクラスを2年で狙える
- 年1泊の無料宿泊特典で年会費49,500円の実質コストを大幅に圧縮できる
- ANA便購入はANAカードに任せ、それ以外の支出をマリオットアメックスに集中するのが最適な役割分担
- マイル積算目的だけでなく、マリオットホテル特典・ラウンジアクセスの付加価値も高い
マリオットポイントからANAマイルへの移行の詳細手順はこちら。
→ マリオットポイントをANAマイルに移行する方法|レート・ボーナス・タイミング解説
二刀流の全体戦略はこちら。
→ ANAマイル × マリオットポイント「二刀流」完全ガイド2026
マリオットアメックスの特典全体(ポイント以外も含む)はこちら。
→ マリオットボンヴォイアメックス 使い方完全ガイド