「赤坂見附ってどんなところ?」と聞かれたら、政治・文化・グルメが高密度に凝縮した東京屈指のエリア、と答えます。元旅行会社員として数えきれないほど東京観光のプランを組んできましたが、赤坂見附は「半日でこれだけ楽しめるエリアは少ない」と思う場所のひとつです。
日枝神社の千本鳥居、国宝・迎賓館赤坂離宮、400年の歴史を誇る日本庭園――歴史的スポットだけでなく、赤坂サカスや東京ガーデンテラス紀尾井町といった現代的な複合施設も徒歩圏内に揃っています。マリオットボンヴォイ プラチナエリートとして都内高級ホテル周辺もよく歩き回る私が、地元感覚でエリアを紹介します。
- 赤坂見附エリアのおすすめ観光スポット(神社・歴史建築・複合施設)
- 半日・1日で回れるモデルコースとアクセス方法
- 赤坂見附周辺のグルメ・カフェの選び方とベストシーズン
赤坂見附おすすめ観光スポット12選|徒歩圏内在住者が教えるモデルコース・楽しみ方
赤坂見附エリアの基本情報
アクセス
赤坂見附駅は東京メトロ銀座線・丸ノ内線が乗り入れる主要駅です。渋谷から銀座線で約10分、東京駅から丸ノ内線で約15分とアクセスしやすい立地です。隣の永田町駅(南北線・有楽町線)や赤坂駅(千代田線)、溜池山王駅(銀座線・南北線)とも徒歩でつながっており、エリア内を複数路線で自在に移動できます。
エリアの特徴
赤坂見附は江戸城の外堀・見附(城門)跡に由来する地名で、千代田区・港区にまたがっています。国会議事堂や首相官邸に近い「政治の街」としての顔を持ちながら、TBSをはじめとするテレビ局が集まるエンターテインメントの発信地でもあります。さらに日枝神社・赤坂氷川神社などの格式ある神社、ホテルニューオータニや東京ガーデンテラス紀尾井町といった高級施設が混在する、密度の高いエリアです。
赤坂見附のおすすめ観光スポット
1. 迎賓館赤坂離宮
日本で唯一のネオ・バロック様式宮殿建築として国宝に指定されています。1909年(明治42年)に皇太子の御所として建てられ、現在は各国首脳を迎える国の公式施設として使われています。通年一般公開されており、本館内部や噴水が美しいフランス式庭園を見学できます。
- 所在地: 東京都港区元赤坂2-1-1
- アクセス: 四ツ谷駅から徒歩約7分、赤坂見附駅から徒歩約15分
- 見学料: 本館・庭園1,500円(大学生1,000円)
2. 日枝神社
江戸城の鎮守として徳川将軍家から篤い崇敬を受けてきた由緒ある神社です。社殿に続く朱塗りの千本鳥居は圧巻で、写真映えスポットとしても人気を集めています。勝運・仕事運・縁結びのご利益で知られ、毎年6月に行われる「山王祭」は江戸三大祭りのひとつです。
- 所在地: 東京都千代田区永田町2-10-5
- アクセス: 赤坂見附駅から徒歩約8分、溜池山王駅から徒歩約3分
- 参拝時間: 6:00〜17:00(境内自由)
3. ホテルニューオータニ 日本庭園
ホテルニューオータニの敷地内に広がる400年以上の歴史を持つ池泉回遊式日本庭園です。宿泊者でなくても無料で入園でき、都心にいることを忘れさせてくれる空間です。夜間はライトアップが施され、昼夜それぞれ異なる表情を楽しめます。
- 所在地: 東京都千代田区紀尾井町4-1
- アクセス: 赤坂見附駅から徒歩約3分
- 営業時間: 6:00〜22:00(入園無料)
4. 豊川稲荷東京別院
愛知・豊川稲荷の東京別院で、境内には無数の狐の石像が並びます。商売繁盛・縁結びのパワースポットとして知られ、芸能界や政界にも信者が多いことで有名です。早朝5時から参拝できるため、観光の最初に立ち寄るのもおすすめです。
- 所在地: 東京都港区元赤坂1-4-7
- アクセス: 赤坂見附駅から徒歩約5分
- 参拝時間: 5:00〜20:00(境内自由)
5. 東京ガーデンテラス紀尾井町
旧赤坂プリンスホテルの跡地に2016年に誕生した複合施設です。ホテル・オフィス・商業施設が一体となっており、旧プリンスホテル本館をリノベーションした「赤坂プリンス クラシックハウス」は歴史的建造物として雰囲気が抜群です。ランチやアフタヌーンティーに立ち寄る場所として最適です。
- 所在地: 東京都千代田区紀尾井町1-2
- アクセス: 永田町駅9a出口直結、赤坂見附駅から徒歩約5分
6. 赤坂サカス
TBS放送センターを中心に、劇場・ライブハウス・レストランが集まるエンターテインメント複合施設です。「赤坂ACTシアター」では現在「ハリー・ポッターと呪いの子」の専用劇場となっており、観劇目的で訪れる観光客も多くいます。春には桜、冬にはイルミネーションが楽しめます。
- 所在地: 東京都港区赤坂5-3-6
- アクセス: 赤坂見附駅から徒歩約8分、赤坂駅から徒歩約3分
7. 赤坂氷川神社
951年(天暦5年)創建と伝わる古社で、縁結びの神社として特に人気が高いスポットです。境内には樹齢数百年を超える欅の大木が立ち並び、都心とは思えない静寂な空気が漂います。赤坂サカス方面からゆっくり歩いて15分ほどで到着します。
- 所在地: 東京都港区赤坂6-10-12
- アクセス: 赤坂見附駅から徒歩約15分、赤坂駅から徒歩約8分
- 参拝時間: 境内自由
赤坂見附の観光モデルコース
半日コース(約4時間)
赤坂見附周辺を効率よく回りたい方向けのコースです。
10:00 豊川稲荷東京別院(参拝・約20分)
↓ 徒歩5分
10:30 ホテルニューオータニ 日本庭園(散策・約40分)
↓ 徒歩5分
11:30 東京ガーデンテラス紀尾井町(ランチ・約60分)
↓ 徒歩8分
13:00 日枝神社(参拝・千本鳥居・約40分)
↓ 徒歩10分
14:00 赤坂サカス周辺を散策して解散
1日コース(約8時間)
迎賓館赤坂離宮も含め、赤坂見附エリアの見どころを網羅したコースです。
9:00 日枝神社(参拝・千本鳥居・約40分)
↓ 徒歩5分
10:00 ホテルニューオータニ 日本庭園(散策・約40分)
↓ 徒歩5分
11:00 東京ガーデンテラス紀尾井町(ショッピング・カフェ・約60分)
↓ 徒歩5分
12:30 豊川稲荷東京別院(参拝・約20分)
↓ 徒歩7分
13:15 とらや 赤坂本店(和菓子・休憩・約45分)
↓ 徒歩10分
14:30 迎賓館赤坂離宮(見学・約90分)
↓ 徒歩15分
16:30 赤坂サカス(散策・ショッピング・約60分)
↓ 徒歩15分
18:00 赤坂氷川神社(夕暮れ参拝・約30分)→ 夕食・解散
赤坂見附周辺のグルメ・カフェ
とらや 赤坂本店
室町時代から続く老舗和菓子店。赤坂本店では「虎屋菓寮」で抹茶と季節の生菓子をいただけます。観光の合間に和の空間でひと息つくのに最適な場所です。営業時間は物販9:00〜18:00、喫茶11:00〜17:30(定休日は日曜・祝日)。
赤坂四川飯店
1977年開業の本格四川料理の老舗。日本に四川料理を広めた名店として知られ、麻婆豆腐や担々麺が看板メニューです。赤坂見附駅から徒歩約3分のアクセスの良さも魅力です。
東京ガーデンテラス紀尾井町のレストラン群
施設内には和食・イタリアン・カフェなど多彩な飲食店が揃っています。ランチは比較的リーズナブルに利用できる店舗も多く、観光の昼食スポットとして便利です。赤坂プリンス クラシックハウス内のレストランはゆったりとした雰囲気で食事ができます。
赤坂サカス周辺のカフェ
赤坂サカス内や周辺のビルには個性的なカフェが点在しています。TBSの番組関連グッズを扱うショップを覗きながら、カフェで休憩するのも赤坂ならではの楽しみ方です。
赤坂見附観光のベストシーズン・混雑情報
ベストシーズン
| 季節 | 見どころ | 混雑度 |
|---|---|---|
| 春(3〜4月) | 赤坂サカス・清水谷公園の桜、迎賓館の外観と新緑 | やや混雑 |
| 初夏(6月) | 日枝神社「山王祭」(6月第2週)、紫陽花 | 山王祭期間は大混雑 |
| 秋(10〜11月) | 日本庭園の紅葉、過ごしやすい気候 | 比較的空いている |
| 冬(12月) | 赤坂サカスのイルミネーション | 週末は混雑 |
混雑を避けるコツ
迎賓館赤坂離宮は平日の午前中が比較的空いています。週末は入場待ちが発生することもあるため、公式サイトから事前に整理券予約をしておくと確実です。日枝神社は早朝参拝(6〜8時台)がおすすめで、千本鳥居の写真も人が少なく撮影しやすくなります。山王祭(6月)の開催期間は周辺道路が混雑するため、電車でのアクセスが無難です。
赤坂見附エリア全体として、平日の日中が最も観光しやすい時間帯です。ビジネス街の色合いが強いため、週末の昼間は比較的空いていることも多く、ゆっくりまわりたい場合は土日の午前中がねらい目です。
筆者プロフィール
元旅行会社員・元リクルートで飲食企画営業に従事。現在はITコンサルタントとして活動。マリオットボンヴォイ プラチナエリート会員。MBAプレミアム(旧SPGアメックス)やANASFC資格を保有し、ポイントとマイルを組み合わせたほぼ無料の旅行を複数回実現。旅行会社員時代の知識をベースに、このブログで「旅と宿のお得情報」を発信中。