- 東京スカイツリーへのアクセス拠点としての錦糸町の使い方
- 隅田川花火大会——1733年から続く日本最古の花火大会の歴史と観覧スポット
- 錦糸公園——桜と隅田川が楽しめる地元の憩いの場
- 錦糸町の「下町と再開発の共存」——オリナスと昔ながらの商店街
- 両国との組み合わせで完成する墨田区1日コース
錦糸町は「東京スカイツリーへの玄関口」として認知されていますが、それだけで終わるのはもったいない。隅田川花火大会は1733年(享保18年)から続く日本最古の花火大会の地であり、錦糸町・両国・浅草という隅田川沿いの街と深く結びついています。下町の商店街・錦糸公園の桜・再開発のオリナス錦糸町——新旧が混在するエリアとして、歩くほど発見があります。
旅行会社員時代、「スカイツリーと下町を1日で楽しみたい」という旅行者には錦糸町を起点に設定していました。錦糸町→スカイツリー→両国→浅草という動線は、墨田区の観光の黄金ルートです。
錦糸町エリアの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最寄り駅 | JR総武線・東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」 |
| 秋葉原からの所要時間 | JR総武線で約5分 |
| エリア特性 | スカイツリー近接・隅田川花火・下町商店街・錦糸公園 |
| 観光のポイント | 東京スカイツリー・錦糸公園・隅田川沿い・オリナス錦糸町 |
錦糸町の楽しみ方・見どころ
東京スカイツリー——634mの電波塔が生まれた墨田区の選択
2012年竣工、高さ634m。東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」が最寄りですが、錦糸町駅から徒歩約15分または地下鉄押上駅が便利です。地上350mの「天望デッキ」と地上450mの「天望回廊」の2段階展望があり、関東平野を一望できます。建設地として墨田区が選ばれた背景には、江戸・東京の東側(下町)の再活性化という都市計画の意図がありました。
- 住所:東京都墨田区押上1-1-2
- 営業時間:10:00〜21:00(最終入場20:00)
- 料金:天望デッキ2,300円〜、天望回廊3,400円〜(日時により変動)
- 混雑対策:平日午前・雨の日は比較的空いている
隅田川花火大会——1733年から続く日本最古の花火大会
1733年(享保18年)、徳川吉宗が疫病退散を祈願して始めた「両国川開き花火」が起源です。現在は毎年7月最終土曜日に開催され、2万発以上の花火が隅田川上空を彩ります。打ち上げ場所は「第一会場(言問橋〜吾妻橋)」と「第二会場(駒形橋〜厩橋)」の2か所で、錦糸町・両国周辺は観覧スポットとして機能します。
- 観覧スポット:錦糸公園・隅田公園(台東区側)・両国橋周辺
- 混雑:当日は100万人以上が集まる。会場周辺は混雑・交通規制あり
- 穴場:錦糸公園内の高台・押上のビル屋上(宿泊者のみの施設も)
錦糸公園——桜の名所でもある地元の憩いの場
錦糸町駅北口から徒歩約3分の錦糸公園は、広い芝生広場・テニスコート・噴水を備えた区立公園です。春の桜シーズンには桜並木が見事で、地元の花見スポットとして賑わいます。隅田川花火大会の観覧スポットとしても利用されます。
- 住所:東京都墨田区錦糸4-15-1
- 見どころ:桜並木(3〜4月)・花火観覧(7月)・年間イベント
- 入場:無料・常時開放
元旅行会社員が教える穴場・裏技
「錦糸町→スカイツリー→両国」の墨田区徒歩コース
錦糸町駅からスカイツリー(押上)まで徒歩約15分、スカイツリーから両国まで徒歩約20分。この「墨田区縦断徒歩ルート」は、電車を使わず歩くことで下町の路地・商店街・隅田川の景観が連続して楽しめます。1日でスカイツリー・両国国技館・ちゃんこ鍋という「東京の下町完全版」が完成します。
半日モデルコース
| 時間 | スポット | 所要時間 |
|---|---|---|
| 10:00 | 錦糸町駅着・錦糸公園散策 | 約30分 |
| 10:30〜13:00 | 徒歩でスカイツリーへ(押上)→天望デッキ | 約150分 |
| 13:00〜14:00 | ソラマチでランチ | 約60分 |
| 14:30〜 | 隅田川沿い徒歩→両国(ちゃんこ鍋・国技館) | 自由 |
ベストシーズンと混雑傾向
| 季節・時間帯 | 特徴 | 混雑度 |
|---|---|---|
| 7月最終土曜(花火大会) | 周辺に100万人超。交通規制・入場制限あり | 超高 |
| 春(3〜4月)桜 | 錦糸公園・隅田公園の桜。家族連れの花見客が増加 | 高 |
| 平日 10〜14時 | スカイツリーが比較的空いていてゆっくり楽しめる | 低〜中 |
| 冬(晴れた日) | 空気が澄んで展望台からの眺望がクリア。富士山も見える | 中 |
錦糸町は「スカイツリーへの経由地」として素通りされがちですが、隅田川花火大会の発祥地として、また下町と再開発が混在するエリアとして独自の面白さがあります。錦糸町を起点に墨田区を歩き通す1日コースは、東京の下町観光の中でも最も充実した動線のひとつです。
筆者プロフィール
元旅行会社員・元リクルートで飲食企画営業に従事。現在はITコンサルタントとして活動。マリオットボンヴォイ プラチナエリート会員。MBAプレミアム(旧SPGアメックス)やANASFC資格を保有し、ポイントとマイルを組み合わせたほぼ無料の旅行を複数回実現。旅行会社員時代の知識をベースに、このブログで「旅と宿のお得情報」を発信中。