
Adoは2020年10月に「うっせぇわ」で突如現れ、音楽シーンに衝撃を与えたシンガーです。作詞作曲はすべて外部のクリエイターに委ねながら、圧倒的な表現力と声量でどんな曲も完全に自分のものにしてしまう。その振り幅の広さが、ライブのセトリを見ると如実に伝わってきます。激しいロックチューンからソウルフルなバラードまで、1公演で別アーティスト3人分を聴いたような密度があります。
2025年に行われたドームツアー「よだか」は、東京ドームや京セラドーム大阪を超満員にした国内最大規模のひとつ。2026年7月には日産スタジアムでのスタジアムライブ「Ao」も控えており、動員規模はさらに拡大しています。「初めて行くけど何も知らない」という方ほど、定番曲を事前に把握しておくと現地での体感が大きく変わります。この記事では複数ツアーで繰り返し演奏されてきた12曲を厳選し、それぞれのライブでの盛り上がりポイントを解説します。
- Adoの定番曲・セトリ頻出曲12選
- 各曲の特徴と「なぜライブで盛り上がるのか」の解説
- フェス・ライブ初参加前に押さえるべき予習ポイント
Adoのセトリ定番曲12選!初心者向けライブ予習ガイド
ライブの定番曲12選
1. うっせぇわ
2020年10月リリースのメジャーデビュー曲。syudou作詞作曲で、社会への鬱憤を吐き出す歌詞とAdoの叫びに近いシャウトが社会現象を起こした。ライブでは全公演の終盤近くに登場することが多く、会場全体がコールする「うっせぇうっせぇうっせぇわ」はライブ最大の一体感ポイントのひとつ。初参加なら歌詞は必ず頭に入れておきたい。
2. 踊
2021年リリース、てにをは作詞・Ado作曲のアップテンポナンバー。タイトル通り、聴く者を自然に体を揺らしたくなる強烈なグルーヴが特徴。ドームツアー「よだか」でも開幕に近いポジションで演奏され、ライブのエンジンを一気にかける役割を担う定番曲。BPMが速く、Adoの息継ぎを感じさせない歌唱が圧巻。
3. 逆光
映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌として2022年にリリース。Billboard JAPAN Hot 100でTOP3を独占した週の主力曲のひとつ。ステージを真っ赤な照明が包む演出とともに登場することが多く、サビで会場全体が大合唱になる光景はライブハイライトのひとつ。「あなた」への問いかけが響く歌詞も覚えておくと感動が増す。
4. 私は最強
同じく映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中曲で、宣言型の歌詞と力強いメロディが特徴。「逆光」とセットで披露されることが多く、ライブ中盤の盛り上がりを支える両輪となっている。拳を突き上げながら「私は最強」の歌詞をシャウトする場面は、初参加でも自然に乗れるわかりやすいハイライト。
5. 新時代
映画『ONE PIECE FILM RED』主題歌として2022年リリース。映画主題歌らしいスケール感と、どこか懐かしいポップス感覚が同居した一曲。Billboard JAPAN TOP3独占の筆頭曲でもあり、ライブではアンコール近くや終盤の締めとして登場する頻度が高い。サビのメロディが耳に残りやすく、ライブで聴くと特別な高揚感がある。
6. ギラギラ
2021年2月リリース。ストリーミング3億再生、MV2億再生を誇る初期の代表曲。艶っぽいサウンドと攻撃的な歌詞が混在するAdoの二面性を最も表した曲のひとつ。ライブでは照明演出が映える曲として演出面でも評価が高く、ファンの間では「初期Adoの真骨頂」として根強い人気を持つ定番曲。
7. レディメイド
2020年12月リリース。syudou作詞作曲で、「うっせぇわ」と並ぶ初期の二大定番曲。ストリーミング1.3億再生超えの実績を持ち、デビュー当時の衝撃を知るファンには特別な一曲。ライブではセトリ前半に配置されることが多く、初期からのファンが最も声を出して盛り上がる楽曲として知られる。
8. 阿修羅ちゃん
かめりあ作曲による激しいEDM系ナンバー。スクリームを多用した激しいパフォーマンスで知られ、Adoの圧倒的な声域の広さを見せつける曲。ライブでは体力的にも技術的にも難易度が高い曲のひとつで、演奏されるたびに会場が前のめりになる。「Adoって本当に人間か」と思わせる瞬間として語り継がれる定番。
9. 夜のピエロ
哀愁漂うメロディと、道化を演じる語り手の孤独を描いた歌詞が印象的な一曲。ドームツアー「よだか」でも演奏され、激しいナンバーが続く中で感情を揺さぶる静的なパートを担う。Adoの繊細な表現力が際立つ楽曲で、ライブ後半に置かれることで「このライブは曲の引き出しが多い」と実感させる重要な定番曲。
10. 唄
2022年リリースで、「歌うこと」そのものをテーマにした楽曲。声だけで勝負するAdoのアイデンティティを直接的に表現しており、ライブではオープニング近くに披露されることが多い。歌への宣言とも取れる歌詞をライブ冒頭で叩きつける構成は、「今日もこの人は本物だ」と観客に思い知らせるための一発。
11. リベリオン
ドームツアー「よだか」のセトリでも上位に登場した比較的新しい定番曲。反骨精神をテーマにした歌詞と、疾走感のあるサウンドが特徴。ライブでは曲が始まった瞬間に会場の温度が上がる感覚があり、Adoの新曲を積極的に吸収してきたファン層が多いことを実感させる。2026年のスタジアムライブでも登場が有力視される曲のひとつ。
12. ロックスター
2023年リリース。自らを「ロックスター」と呼ぶ宣言型の歌詞と、重厚なバンドサウンドがAdoの世界観をストレートに表現している。ドームツアー「よだか」でも演奏された、直近のライブでの頻出曲。初心者にとっては「Adoがどういうアーティストなのか」を最短で理解できる曲でもあり、予習リストの最後を締めるのに最適な一曲。
Adoの予習はここから
上記12曲は、SpotifyやApple Musicでプレイリストを作れば2時間弱で全曲聴ける分量です。まずは通して流し聴きし、「これは好きだな」と感じた曲から集中的に歌詞を読み込んでいくのが効率的な予習法です。
特に優先すべきは「うっせぇわ」「逆光」「新時代」の3曲。この3曲は会場全体が一緒に歌う場面が最も多く、歌詞を知っているかどうかで現地の体感が大きく変わります。余裕があれば「踊」「私は最強」も歌詞まで入れておくとライブの後半がさらに楽しくなります。
なお、Adoはライブ中一切しゃべりません。MCがゼロで曲のみで2時間以上を構成するスタイルは、Adoのライブの最大の特徴のひとつです。だからこそ曲への集中力が高まり、歌の力だけで観客を引き込む。予習して「この曲来た!」と気づける瞬間を多く作っておくほど、ライブの満足度が上がります。
Adoの2026年のライブ・フェス出演情報
2026年7月4日(土)・5日(日)、神奈川・日産スタジアムにて「Ado STADIUM LIVE 2026『Ao』」の開催が決定しています。日産スタジアムは収容7万人超の国内最大規模のスタジアムで、ドームツアーからさらに一段スケールアップした公演となります。VIP・SSシートはすでに完売状態で、チケットの入手難易度は過去最高水準です。
また2026年5月16日には、新しい学校のリーダーズ・ちゃんみな・MAN WITH A MISSIONらと共演するフェスへの出演も確認されています。フェスでは持ち時間が限られるため、知名度の高い定番曲に絞った凝縮されたセトリになる傾向があります。フェスで初めてAdoを観る方は、この記事の12曲を中心に予習しておけば間違いありません。
チケット情報はローソンチケット・チケットぴあの公式サイト、またはAdoの公式ファンサイト「Adoのドキドキ秘密基地」で確認してください。
まとめ
Adoの定番曲12選と、2026年のライブ情報をまとめました。
- 「うっせぇわ」「踊」「逆光」は複数のツアーで必ずといっていいほど登場する三大定番
- ONE PIECE関連の「新時代」「逆光」「私は最強」は聴いたことがある人も多く、初心者の入口に最適
- 「阿修羅ちゃん」「ギラギラ」はAdoの"振り切った側面"を体験できる曲として外せない
- 2026年7月の日産スタジアム公演「Ao」はスタジアムライブ史上最大規模のひとつになる見込み
ライブはMCゼロ・曲のみで構成されるAdoの世界を体全体で受け取る体験です。予習した12曲が始まった瞬間の高揚感は、知っていなければ得られないもの。ぜひこの記事を参考に、存分に予習してライブに臨んでください。