「2026年ってどんな美術展があるの?」「全部は行けないけど、絶対に外せない展覧会はどれ?」――そんな疑問を持っていませんか。
2026年は、国内の美術展史に残るレベルの豊作年です。《真珠の耳飾りの少女》14年ぶり来日、ダ・ヴィンチ《美しきフェロニエール》日本初来日、《夜のカフェテラス》20年ぶり来日……これだけの名作が一年に集中することは、今後10年単位でないかもしれません。
元旅行会社員・マリオットボンヴォイ プラチナエリート会員の筆者が、2026年の必見美術展6本を会期順に整理し、チケット取り方・鑑賞プランまで一気に解説します。
- 2026年の必見美術展6本の会期・会場・見どころを一覧で把握できる
- 各展覧会のチケット取り方と購入タイミングの目安
- 東京・大阪・横浜を効率よく回る鑑賞プランの考え方
- 美術展×マリオットポイントでチケット代以上の旅費節約をする方法
- 元旅行会社員が選ぶ「今年絶対に逃せない展覧会」ランキング
2026年注目の美術展まとめ【東京・大阪・横浜】チケット情報・会期・おすすめ鑑賞プランを元旅行会社員が解説
2026年 注目美術展 一覧(会期順)
まず全体像を把握してください。今年の6展をまとめると、こうなります。
| 展覧会 | 会場 | 会期 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| モネ没後100年展 | アーティゾン美術館(東京・京橋) | 2/7〜5/24 | オルセー美術館から41点来日。会期中! |
| 大ゴッホ展 夜のカフェテラス | 上野の森美術館(東京・上野) | 5/29〜8/12 | 《夜のカフェテラス》約20年ぶり来日 |
| ピカソ meets ポール・スミス展 | 国立新美術館(東京・六本木) | 6/10〜9/21 | ピカソ×ポール・スミスの異色コラボ企画展 |
| マリー・アントワネット・スタイル展 | 横浜美術館(神奈川・横浜) | 8/1〜11/23 | V&A博物館巡回。日本唯一の会場 |
| フェルメール展 (真珠の耳飾りの少女) | 大阪中之島美術館(大阪) | 8/21〜9/27 | 14年ぶり来日。大阪のみ開催で約5週間の短期 |
| ルーヴル美術館展 ルネサンス | 国立新美術館(東京・六本木) | 9/9〜12/13 | ダ・ヴィンチ《美しきフェロニエール》日本初来日 |
東京・大阪・横浜の3都市、計6展。会期が重なる9月は特に過密スケジュールになるため、早い段階で動線を計画しておくことをお勧めします。
各展覧会の詳細解説
① モネ没後100年展【会期中・今すぐ行動が必要】
2026年2月7日から始まっているこの展覧会は、5月24日に会期終了します。GWを過ぎると残り2〜3週間という急ぎ足になるため、今この記事を読んでいるなら最優先で動いてください。
オルセー美術館からは41点が来日。睡蓮シリーズに加え、《ジヴェルニーの日本橋》《ラ・ジャポネーズ》など代表作が勢ぞろいしています。没後100年という節目を記念した、文字通り「今しかできない」展覧会です。
| 会場 | アーティゾン美術館(東京・京橋) |
| 会期 | 2026年2月7日(土)〜 5月24日(日) |
| 入場料 | 一般ウェブ予約2,100円/高大生・専門学校生 無料(ウェブ予約必須) |
| チケット | チケット取り方・購入方法の詳細はこちら → |
✔ この展覧会を選ぶべき人:印象派が好き、パリ旅行に行けない年に美術館体験を濃くしたい方。高校・大学生は無料なので、学生の同伴者にも最適です。
② 大ゴッホ展 夜のカフェテラス【夏の上野・チケット争奪戦が予想される】

2026年5月29日から上野の森美術館で開幕。目玉はクレラー=ミュラー美術館(オランダ)が所蔵する《夜のカフェテラス》で、日本での公開は約20年ぶりです。あの深い青と黄色の対比、星空の光——実物の持つ空気感は、どんな高画質の画像データにも再現できません。
夏休み(7〜8月)の上野は美術展の激戦区です。前売り券が販売開始されたら、後回しにせず即購入してください。
| 会場 | 上野の森美術館(東京・台東区) |
| 会期 | 2026年5月29日(金)〜 8月12日(水) |
| 入場料 | 前売り一般2,600円(参考)/中学生以下無料(要公式確認) |
| チケット | チケット取り方・購入方法の詳細はこちら → |
✔ この展覧会を選ぶべき人:ゴッホが好き、または「有名な名画を一度は本物で見てみたい」という方。夏休みの子ども連れにも中学生無料でコスパが高い展覧会です。
③ ピカソ meets ポール・スミス展【アートが苦手な人こそ行ってほしい】

2026年6月10日から国立新美術館(六本木)で開幕。英国ファッションデザイナーのポール・スミスが会場レイアウト・空間デザインを手がけた国際巡回展で、ピカソ作品約80点を従来の「展示室に静かに並べる」とは全く異なるアプローチで展示します。
ピカソに興味がない人、美術館が苦手な人こそ、この展覧会は特別な体験になるはずです。アートを「見るもの」から「感じるもの」に変えてくれる空間設計がポール・スミスの真骨頂。
| 会場 | 国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木) |
| 会期 | 2026年6月10日(水)〜 9月21日(月・祝) |
| 入場料 | 前売り一般2,300円(参考)/中学生以下無料(要公式確認) |
| チケット | チケット取り方・購入方法の詳細はこちら → |
✔ この展覧会を選ぶべき人:ファッション・デザインに興味がある方。アートが難しく感じる方。カップルや友人同士のお出かけに向いている展覧会です。9月からは同会場でルーヴル展も始まるため、はしご観覧の計画もおすすめです。
④ マリー・アントワネット・スタイル展【秋の横浜・日本唯一の開催地】

2026年8月1日から横浜美術館で開幕。ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館が企画した世界巡回展で、日本での開催は横浜のみ・東京巡回なしです。マリー・アントワネットが身にまとった実際の衣装や宝飾品、ヴェルサイユ宮廷の調度品が一堂に集まります。
会期は11月23日まで約4ヶ月。秋の横浜観光とセットにできる長めの会期ですが、夏休み(8月)と秋の連休(9〜11月)は混雑が予想されます。
| 会場 | 横浜美術館(神奈川・みなとみらい) |
| 会期 | 2026年8月1日(土)〜 11月23日(月・祝) |
| 入場料 | 前売り一般2,500円(参考)/中学生以下無料(要公式確認) |
| チケット | チケット取り方・購入方法の詳細はこちら → |
✔ この展覧会を選ぶべき人:ファッション・歴史・ヨーロッパ文化に興味がある方。みなとみらい散策・中華街・山下公園とセットにした秋の横浜日帰り旅にも最適です。
⑤ フェルメール展(真珠の耳飾りの少女)【全展覧会で最も"今すぐ準備"が必要】

2026年8月21日から大阪中之島美術館で開幕。フェルメールの《真珠の耳飾りの少女》が2012年以来14年ぶりに来日します。そして今回の開催は大阪のみ・約5週間の短期開催。東京巡回は一切ありません。
関東のフェルメールファンも大阪へ遠征するしかない構造です。全国からの需要が大阪に集中するため、前売り券の競争は歴代の美術展でも最激しい水準になると予測しています。
⚠ 元旅行会社員から警告
「大阪まで行くのが面倒」と後回しにしている方へ——前売り発売開始から数日で週末枠が完売する可能性があります。前売り開始日を公式SNSでフォローして把握し、発売初日に購入してください。大阪遠征の新幹線・ホテルも同時に手配することをお勧めします。
| 会場 | 大阪中之島美術館(大阪・北区) |
| 会期 | 2026年8月21日(金)〜 9月27日(日) ※大阪のみ開催・東京巡回なし |
| 入場料 | チケットは6月発売予定(詳細は公式発表待ち) |
| チケット | チケット取り方・購入方法の詳細はこちら → |
✔ この展覧会を選ぶべき人:美術に詳しくなくても《真珠の耳飾りの少女》の名前は知っている——という方は全員行く価値があります。「おそらく最後の来日」という報道もある中で、次にいつ見られるかは誰にも保証できません。
⑥ ルーヴル美術館展 ルネサンス【今世紀最大級の来日作品を迎える】

2026年9月9日から国立新美術館(六本木)で開幕。テーマはルネサンス。そして最大の目玉は、レオナルド・ダ・ヴィンチの《美しきフェロニエール》の日本初来日です。ルーヴルがダ・ヴィンチ作品を日本に送り出すのは1974年の《モナ・リザ》以来52年ぶり——しかも《美しきフェロニエール》はこれまで一度も日本で展示されたことがない。
ルーヴルはダ・ヴィンチ作品を世界で5点所蔵しています。その1点が日本にやってくる。これが今世紀最大級と言える理由です。
| 会場 | 国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木) |
| 会期 | 2026年9月9日(水)〜 12月13日(日) |
| 入場料 | 前売り一般2,600円(参考)/中学生以下無料(要公式確認) |
| チケット | チケット取り方・購入方法の詳細はこちら → |
✔ この展覧会を選ぶべき人:パリのルーヴルに行ける機会がない、または行ったことがあってあの混雑の前で圧倒された方。東京で、比較的落ち着いた環境でダ・ヴィンチを見られる機会はめったにありません。同会場のピカソ展(〜9/21)とのはしごも現実的です。
元旅行会社員が選ぶ「逃してはいけない展覧会」ランキング
6本すべてに価値がありますが、「1本しか行けない」「優先順位をつけたい」という方のために、私の独断ランキングをお伝えします。
| 順位 | 展覧会 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | フェルメール展(大阪) | 大阪のみ・5週間・14年ぶり。再来日の保証がない「最後かもしれない」機会 |
| 2 | ルーヴル美術館展(東京) | ダ・ヴィンチ日本初来日。一生に一度見られるかどうかの作品 |
| 3 | モネ没後100年展(東京) | 会期中!オルセー41点という圧倒的な規模。今すぐ行動を |
| 4 | 大ゴッホ展(東京) | 《夜のカフェテラス》20年ぶり。知名度と動員力は6本中最大級 |
| 5 | マリー・アントワネット展(横浜) | V&A博物館巡回・日本唯一。秋の横浜観光との相性が抜群 |
| 6 | ピカソ meets ポール・スミス展(東京) | アート体験の革新性。美術初心者・ファッション好きには1位になり得る |
フェルメール展を1位にしたのは「二度と見られないかもしれないリスク」が最も高いからです。ルーヴル展の2位も同じ理由。モネ展は現在会期中なので「今すぐ行動」という緊急性で3位にしました。
効率的な鑑賞プラン
東京2展はしごプラン(六本木・ピカソ展×ルーヴル展)
9月は国立新美術館でピカソ meets ポール・スミス展(〜9/21)とルーヴル美術館展(9/9〜)が同時開催されます。乃木坂駅直結の同じ建物で2展覧会を一気に観られる絶好のチャンス。六本木・乃木坂エリアへの往復交通費を実質1回分に圧縮できます。
- 午前中: ルーヴル美術館展(ダ・ヴィンチ鑑賞)
- 昼食: 美術館内カフェ or 六本木ヒルズ
- 午後: ピカソ meets ポール・スミス展
- 夕方: 六本木散策
大阪遠征プラン(フェルメール展×周辺観光)
大阪中之島美術館は梅田・なんばのほぼ中間に位置します。フェルメール展を軸に1泊2日の大阪遠征を組むなら、「1日目:フェルメール展+中之島散策、2日目:梅田グルメ or 大阪城観光」が定番コースです。
会期が8/21〜9/27と重なる夏休み末〜シルバーウィーク前、特に9月の平日は比較的落ち着いて鑑賞できます。新幹線の早期割引と組み合わせると交通費も大きく抑えられます。
美術展×マリオットポイントで旅費を大幅節約する
美術展のチケット代は1人2,000〜3,000円程度ですが、遠征旅行になると宿泊費が最大の出費になります。ここを「マリオットボンヴォイのポイント宿泊」で実質無料にすると、旅行全体のコストが劇的に変わります。
会場別・近隣マリオット系ホテル
| 展覧会(会場エリア) | 近隣のマリオット系ホテル(例) | ポイント宿泊 |
|---|---|---|
| モネ展(東京・京橋) ルーヴル展・ピカソ展(六本木) | ウェスティン東京(恵比寿)、シェラトン都ホテル東京(三田)、コートヤード東京ステーション | ◎ |
| ゴッホ展(東京・上野) | コートヤード東京ステーション(上野から山手線1本) | ◎ |
| フェルメール展(大阪・中之島) | ウェスティンホテル大阪(梅田)、コートヤード大阪本町 | ◎ |
| マリー・アントワネット展(横浜・みなとみらい) | 横浜エリアのマリオット提携ホテル(詳細は関連記事参照) | ○ |
例えばフェルメール展への大阪遠征で、ウェスティンホテル大阪に1泊するとしましょう。通常料金は1泊あたり30,000〜50,000円。これをマリオットボンヴォイのポイントで無料宿泊に変えると、フェルメール展のチケット代(2,600〜2,800円)よりはるかに大きな節約になります。
ポイントを効率よく貯めるには、マリオットボンヴォイアメックス プレミアムが最短ルートです。入会初年度から大量ポイントが付与され、1枚のカードで旅行費全体の圧縮ができます。
✈ プレミアムカードに申し込む
紹介リンク経由での申込みで、通常より多くのボーナスポイントが付与される場合があります。
※アメリカン・エキスプレスの公式ページに遷移します
チケット購入のタイミング・優先順位まとめ
「いつ何を買えばいいか」を一覧にします。この表を見ながら動いてください。
| 展覧会 | 今やること | 緊急度 |
|---|---|---|
| モネ没後100年展 | 今すぐ公式サイトでウェブ予約 | ★★★★★ 会期中! |
| フェルメール展 | 公式SNSをフォロー。チケット発売(6月予定)と同時に即購入 | ★★★★★ |
| 大ゴッホ展 | 前売り開始情報を待つ。発売開始と同時購入を | ★★★★☆ |
| ルーヴル美術館展 | 前売り開始(夏頃の見込み)を確認し即購入 | ★★★★☆ |
| マリー・アントワネット展 | 前売り開始後に購入。夏休み分は早めに | ★★★☆☆ |
| ピカソ meets ポール・スミス展 | 前売り開始後に購入。夏休み分は1ヶ月前目安で | ★★★☆☆ |
まとめ
2026年の国内美術展は、10年に一度の豊作年です。モネ・ゴッホ・フェルメール・ダ・ヴィンチという「殿堂入り」の名画が同じ年に集結することは、これからしばらく起きないでしょう。
特に「フェルメール展(大阪)」と「ルーヴル美術館展(東京)」は、希少性だけで言えば今世紀でも突出したレベル。モネ展は今まさに会期中です。
美術展のチケットは「また来年でいいか」が通用しない世界。名作との出会いは、チケットが取れた人にしか訪れません。この記事を読んだタイミングで、まず1本でもチケットを確保してください。