「SFC修行を終えたら、どのカードを選べばいいんだろう?」と迷っている方は多いのではないでしょうか。
SFCカードには5種類のラインナップがあり、年会費・マイル還元率・付帯特典がそれぞれ異なります。間違った選択をすると、毎年余計なコストを払い続けることになるので、最初にしっかり比較しておくことが大切です。
ANA SFCを保有している筆者が、コスパと実用性の観点から2026年版のおすすめカードを解説します。結論から言うと、9割の方にはSFCワイドゴールドカード(VISA/Mastercard)が最適解です。
このブログについて
元大手旅行会社勤務を経てリクルートで飲食企画営業を経験した筆者が、旅行と飲食に関する有益な情報を紹介するブログです。保有資格:旅行業務取扱管理者・ANA SFC・マリオットボンヴォイ プラチナエリート
ANA SFCにおすすめのカードは?【SFC保有者が2026年版で比較】
SFCカードとは
SFCカード(スーパーフライヤーズカード)は、ANAのプラチナ以上のステータスを一度取得した方だけが申し込めるクレジットカードです。
通常、ANAのプラチナ資格は毎年50,000プレミアムポイント(PP)を貯め直す必要があります。しかしSFCカードを保有し続けるだけで、ANAラウンジ利用・優先搭乗・受託手荷物の優遇といった上級会員特典が毎年の修行なしに永久維持できる仕組みです。
SFC修行の目的はこのカードを手に入れることとも言えます。だからこそ、どのカードを選ぶかは非常に重要です。
SFCカード全種類を比較
2026年現在、発行されているSFCカードは主に以下の5種類です。
| カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 | 国内ラウンジ | こんな方に |
|---|---|---|---|---|
| ANA SFCカード(一般) | 11,275円 | 0.5%〜1%※ | ANAラウンジのみ | 年会費を最小限に抑えたい方 |
| ANA SFCワイドゴールドカード | 15,400円 | 1% | 国内主要空港ラウンジ全般 | コスパ重視のほとんどの方 |
| ANA ダイナースクラブSFCカード | 29,700円 | 1%〜 | 国内空港ラウンジ全般 | ラウンジ・海外利用が多い方 |
| ANAアメックスSFCゴールド | 34,100円 | 1%〜 | 国内空港ラウンジ全般 | アメックス特典を活用したい方 |
| ANA SFCプレミアムカード | 77,000円 | 1.5%〜 | 国内空港ラウンジ全般 | 高還元・最上位ステータスを求める方 |
※SFC一般カードで1%還元にするには「ショッピングマイル・プレミアム」(年会費5,500円)への別途加入が必要です。
おすすめ第1位:ANA SFCワイドゴールドカード
コスパ・特典・使い勝手のバランスが最も優れているのが、ANA SFCワイドゴールドカード(VISA/Mastercard)です。
SFC一般カードとの差額はわずか4,125円
SFC一般カードの年会費は11,275円、ワイドゴールドは15,400円。差額はわずか4,125円です。
ただし一般カードで1%還元を実現するにはショッピングマイル・プレミアム(年5,500円)への加入が必要なため、実質的なコストはむしろ一般カードの方が高くなります。
| 比較項目 | SFC一般カード | SFCワイドゴールド |
|---|---|---|
| 年会費 | 11,275円 | 15,400円 |
| マイル1%還元にする場合の実質コスト | 16,775円(+5,500円) | 15,400円(追加不要) |
| 国内空港ラウンジ | ANAラウンジのみ | 国内主要空港ラウンジ全般 |
| 旅行傷害保険 | 海外最高1,000万円 | 海外最高1億円 |
マイル1%還元にしたいなら、ワイドゴールドの方が安いのです。さらに国内空港ラウンジの利用範囲・旅行保険の補償額もゴールドの方が充実しています。
SFC特典はすべて維持される
どのSFCカードを選んでも、以下のSFC特典はすべて共通で維持されます。
- ANAラウンジの無料利用(国内線・国際線)
- 優先搭乗・優先チェックイン
- 受託手荷物の無料追加(エコノミーでもビジネスクラス相当)
- アップグレードポイントの付与
- スターアライアンスゴールド特典(他社便でもラウンジ利用可)
カードのグレードによってSFC特典の内容が変わることはないため、年会費を抑えながら特典を最大限活用できるワイドゴールドは理にかなった選択です。
こんな方にはダイナース・アメックスも選択肢
ANA ダイナースクラブSFCカード(年会費29,700円)
ダイナースクラブカードならではのコンシェルジュサービスや、国内外のレストランでの優待特典を重視する方に向いています。また、ANAグループ便以外でも使えるラウンジアクセスを求めるなら検討の余地があります。
ただしワイドゴールドとの年会費差は約14,000円。ダイナース特有の特典をフル活用できる方でないと、コスト面では割高になります。
ANAアメリカン・エキスプレス・スーパーフライヤーズ・ゴールドカード(年会費34,100円)
アメックスのトラベルサポートや、海外でのサービス品質を求める方に選ばれています。海外旅行の頻度が高く、アメックスの付帯サービスを積極的に使う方なら年会費に見合う価値があるかもしれません。
筆者がSFCワイドゴールドを選んだ理由
筆者は現在ANA SFCワイドゴールドカード(VISA)を保有しています。
決め手になったのは「マイル還元率1%を追加費用なしで得られること」と「国内空港ラウンジの利用範囲」です。ANAラウンジはSFC特典で入れますが、ANAが就航していない地方空港ではANAラウンジが存在しません。ワイドゴールドなら国内主要空港のラウンジを幅広く使えるため、出張や旅行の際に便利さを感じています。
また年会費15,400円は一見高く見えますが、マイルの使い方次第で年会費の何倍もの価値を回収できます。ANAマイルを特典航空券に充てれば1マイル2〜3円相当になるため、年間50万円程度の決済で年会費を十分ペイできる計算です。
ANAマイルの効率的な貯め方・使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
SFCカードの選び方まとめ
| こんな方に | おすすめカード |
|---|---|
| コスパ重視・迷ったらこれ | SFCワイドゴールド(VISA/Mastercard) |
| 年会費を極限まで抑えたい | SFC一般カード(※ショッピングマイル・プレミアム不要なら) |
| コンシェルジュ・ラウンジ重視 | ANA ダイナースクラブSFCカード |
| アメックスサービス・海外旅行重視 | ANAアメックスSFCゴールド |
| 最高グレードで還元率も最大化 | ANA SFCプレミアムカード |
SFC取得後のカード選びは、修行に費やしたコストを長期間で回収していくフェーズです。年会費と特典のバランスを正しく把握して、自分のライフスタイルに合ったカードを選んでください。
よくある質問
Q. SFCカードはいつ申し込めますか?
A. ANAのプラチナステータス(年間50,000PP以上)を獲得した年に申し込み案内が届きます。プラチナ資格期間中(翌年3月末まで)に申し込む必要があります。
Q. SFCカードを解約するとSFC特典はなくなりますか?
A. はい、なくなります。SFC特典はカードを保有し続けることで維持される仕組みです。解約すると翌年からSFC特典は失効します。
Q. VISAとMastercardどちらがいいですか?
A. 基本的にどちらでも特典に差はありません。海外でも広く使えるため、どちらを選んでも実用上の問題はほぼありません。すでに別カードでVISAを持っている場合はMastercardにしてブランドを分散させるのも一つの方法です。
Q. SFC修行はどのルートが効率的ですか?
A. PP単価・移動時間・費用のバランスによって最適ルートは変わります。SFC修行の効率的なルート比較については以下の記事をご覧ください。
まとめ
SFCカードのおすすめをまとめると、以下の通りです。
- 迷ったらSFCワイドゴールド一択:年会費15,400円でマイル1%還元・国内空港ラウンジが揃う最もバランスの良い選択
- SFC一般カードはショッピングマイル・プレミアム不要の方のみ検討する価値あり
- ダイナース・アメックスはそれぞれの付帯特典を使い倒せる方向け
- どのカードを選んでもSFC特典(ANAラウンジ・優先搭乗など)は変わらない
SFC修行に費やしたコストと時間を最大限活かすためにも、カード選びは妥協せず自分のスタイルに合ったものを選んでください。
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この記事を書いた人
元旅行会社員(添乗経験あり)。現在はSEOコンサルタントとして活動しながら旅行ブログを運営。マリオットボンヴォイ プラチナエリート・ANA SFC(スーパーフライヤーズカード)保有。2026年2月のポケパーク カントー開業直後に実際に訪問した経験をもとに、見どころ・混雑・ホテル情報を発信しています。