
私はマリオットボンヴォイ プラチナエリートで、旅行会社員時代にリッツ・カールトン マウイを視察で訪れ、その後プラチナを取得してから改めて宿泊しました。3泊でクラブラウンジの朝食・カクテルアワー・ハイティーをフル活用。計算すると、プラチナ特典で受け取った恩恵の合計は24万〜36万円相当でした。
この記事では、リッツ・カールトン マウイでプラチナ特典を最大化するための具体的な手順を解説します。ラウンジの時間帯別メニュー、スイートアップグレードの交渉フレーズ、16:00チェックアウトの取り方まで、実体験をもとにまとめました。
- ザ・リッツ・カールトン マウイでプラチナエリートが受けられる特典の全容(クラブラウンジ・スイートアップグレード・朝食)
- クラブラウンジの時間帯別メニュー詳細と2名3泊の節約額(最大¥36万円相当)
- スイートアップグレードを確実に取るためのアプリ操作とフロント交渉の手順
- プラチナ特典を3泊フル活用した場合の金銭価値シミュレーション
- カパルアが向いている人・向いていない人のタイプ別判定
ザ・リッツ・カールトン カパルア マウイ プラチナ特典 | 元旅行会社員が泊まるべきか解説
ザ・リッツ・カールトン マウイのプラチナエリート特典まとめ
一般会員・ゴールドエリート・プラチナエリートの特典を横並びで確認します。
| 特典項目 | 一般会員 | ゴールドエリート | プラチナエリート |
|---|---|---|---|
| 客室アップグレード | なし | 上位カテゴリ客室(スイート不可) | ◯(リクエスト) |
| クラブラウンジアクセス | なし | なし | × 300ドルでクラブフロアへアップグレード可能(空室次第) |
| 朝食無料 | なし | なし | 2名分・毎朝無料(ラウンジまたはレストラン) |
| レイトチェックアウト | なし(12:00標準) | 14:00(要リクエスト) | 16:00(空室次第) |
| ウェルカムギフト | なし | なし | 500〜1,500ptまたはアメニティ |
| アーリーチェックイン | なし | なし | 空室があれば12:00以前に対応 |
リッツ・カールトン マウイでのプラチナ特典の最大の目玉は「クラブラウンジアクセス」です。通常1泊1名あたり15,000〜20,000円のラウンジ費用が無料になります。2名3泊だと9〜12万円分がそのままゼロになる計算です。
プラチナ特典の実際:チェックインからチェックアウトまで
① アップグレード確率を上げる方法

リッツ・カールトン マウイでプラチナ特典のスイートアップグレードを確実に取るには、タイミングとフレーズの両方が大切です。
【ステップ1】予約はガーデンビュー(約92㎡)で入れる
リッツ・カールトン マウイの標準客室は「全室スイートタイプ」という点が他のホテルと大きく異なります。最安のガーデンビューでも92㎡あります。ここからオーシャンビュー、さらにオーシャンフロントスイートへのアップグレードを狙います。差額は1泊で3〜8万円になることも珍しくありません。
【ステップ2】チェックイン5〜7日前にアプリでリクエストを送る
マリオットアプリの「My Trips」からアップグレードリクエストを送信します。リッツ・カールトンはリクエスト処理を早めに行うホテルが多いため、7日前からのリクエストが有効です。
【ステップ3】チェックイン時にラウンジアクセスとアップグレードを同時確認する
フロントでこのように伝えます。「I'm a Platinum Elite member. I'd like to confirm my upgrade and club lounge access.」ラウンジアクセスとアップグレードの両方を一度に確認することで、処理漏れを防げます。私はこのフレーズでスイートへのアップグレードとラウンジアクセスを同時に確保しました。
チェックインのベストタイミングは午後2〜4時です。カパルアは静かなリゾートエリアのため、チェックアウトのピークは早く、午後には部屋が空いています。
② 客室レビュー

リッツ・カールトン マウイの客室で特筆すべきは「全室にテラスがある」ことと「最小サイズでも92㎡」という点です。日本のビジネスホテルの2〜3倍の広さが標準です。
| 客室タイプ | 広さ | ビュー | 特徴 |
|---|---|---|---|
| スタンダードスイート(ガーデンビュー) | 約92㎡ | 庭園・ゴルフコース | 全室テラス付き。プラチナ予約の起点 |
| オーシャンビュースイート | 約92㎡ | 太平洋・モロカイ島 | テラスから海が一望。プラチナの第一アップグレード先 |
| オーシャンフロントスイート | 約92〜120㎡ | 正面に広がる太平洋 | 夕日とモロカイ島のシルエットが絶景 |
| 2ベッドルームスイート | 180〜200㎡ | オーシャンビュー | 家族・大人数グループ向け |
アメニティはAsprey London(英国王室御用達の高級ブランド)です。バスアメニティとして置かれているボディウォッシュやシャンプーは、国内では1本数千円で販売されているものです。バスタブでゆっくり使うだけで、日常では体験できないバスタイムになります。
③ ザ・リッツ・カールトン クラブ完全ガイド
リッツ・カールトン マウイの「ザ・リッツ・カールトン クラブ」は、1日5回のサービスを提供するラウンジです。ザ・リッツ・カールトンでは原則プラチナ会員であろうとクラブラウンジへのアクセス権は付帯されません。クラブフロアやスイートルームへの宿泊者でないとアクセスできません。しかし当日空きがあるとチェックイン時に300ドルでクラブフロアへのアップグレードが可能です。冒頭に述べた通り、ザ・リッツ・カールトンにおいてはクラブフロアに宿泊するか否かで宿泊体験が大きく変わるため、多少値が張ってもクラブフロアへのアップグレードを推奨します。
| 時間帯 | サービス内容 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 朝食 7:00〜10:30 | ア・ラ・カルト注文式ビュッフェ・ハワイアン料理も | ★★★★★ |
| ハイティー 12:00〜14:00 | スコーン・サンドイッチ・ペストリー・シャンパン | ★★★★★ |
| カクテルアワー 17:00〜19:30 | プレミアムスピリッツ・シャンパン・温かいオードブル | ★★★★★ |
| アフタヌーンスナック(午後) | 軽食・チーズ・クラッカー | ★★★☆☆ |
| 夜のデザート(夜) | ケーキ・チョコレート・デザートワイン | ★★★★☆ |
特に価値が高いのは朝食、ハイティー、カクテルアワーの3つです。ハイティーでシャンパンを飲みながら太平洋を眺める体験は、このホテルでしかできません。カクテルアワーはプレミアムスピリッツが出るため、外でカクテルを1杯飲む感覚(1杯2,000〜3,000円)が何杯分も無料です。
④ プラチナ朝食の詳細
クラブラウンジの朝食は7:00〜10:30と、他のホテルより遅い時間まで対応しています。ア・ラ・カルト注文式のビュッフェスタイルで、好みのメニューをスタッフにオーダーできます。
| カテゴリ | メニュー例 | 特記 |
|---|---|---|
| エッグ系(注文式) | エッグベネディクト・オムレツ・スクランブル | シェフが個別対応 |
| ハワイアン料理 | アヒポキ・ロコモコ・トロピカルフルーツ | 地元食材にこだわり |
| パン・ペストリー | クロワッサン・ブリオッシュ・マカダミアマフィン | 毎朝焼き立て |
| 飲み物 | コナコーヒー・シャンパン(朝からOK)・生絞りジュース | シャンパンは追加料金なし |
朝食のピーク混雑は8:30〜9:30です。7:30前に行くとテラス席が確保でき、太平洋を眺めながら静かに食事できます。ラグジュアリーな朝食を早い時間に済ませると、その後のビーチやカパルア湾でのシュノーケリングに余裕をもって向かえます。
⑤ レイトチェックアウト16:00を確実に取るコツ
リッツ・カールトン マウイはカパルアに位置しており、チェックアウト後にカフルイ空港まで約45分かかります。16:00チェックアウトを確保できると、最終日にカパルア湾でのシュノーケリングを14:30頃まで楽しんでから移動できます。
チェックイン時に「Platinum Elite. Could I request a 4 PM late check-out for the last day?」と伝え、確約を取ります。リッツ・カールトンはプラチナ会員への配慮が手厚いホテルです。空室状況にもよりますが、私はほぼ毎回16:00を確保できています。確約が取れない場合は翌朝に再確認します。
プラチナ特典の金銭価値シミュレーション(3泊計算)
2名で3泊した場合、プラチナ特典の金銭価値を試算します。リッツ・カールトンはクラブラウンジの通常利用料が高いため、プラチナの価値が最大に膨らむホテルです。
| 特典項目 | 単価(2名分) | 3泊合計(節約額) |
|---|---|---|
| クラブラウンジアクセス(通常料金) | 約¥30,000〜40,000/泊(2名) | 約¥90,000〜120,000 |
| 朝食(ラウンジ朝食2名分) | 約¥14,000〜20,000/日 | 約¥42,000〜60,000 |
| アップグレード(ガーデン→オーシャンフロント) | 約¥30,000〜60,000/泊 | 約¥90,000〜180,000 |
| ウェルカムギフト(ポイント) | 最大1,500pt | 約¥2,000〜3,000相当 |
| 合計節約額 | — | 約¥224,000〜363,000 |
クラブラウンジアクセスだけで3泊9〜12万円分の節約です。スイートアップグレードが加わると、合計22〜36万円相当の恩恵になります。ハワイ旅行の中で最もプラチナ特典の費用対効果が大きいのがリッツ・カールトン マウイです。
注意点・失敗しないための3つのポイント
1. チェックイン時にラウンジアクセスを必ず口頭確認する
プラチナ特典のクラブラウンジアクセスは、チェックイン時にシステムへの反映が必要です。「Platinum Elite member. I'd like to confirm club lounge access.」とフロントで明示的に伝えることで、処理漏れを防ぎます。確認しないと当日の朝食やカクテルアワーで入室を断られる可能性があります。
2. カパルアはアクセスが不便。レンタカーが実質必須
カパルアはマウイ島の北西端に位置しており、カフルイ空港から約45分かかります。ラハイナやカアナパリへの移動もレンタカーが基本です。公共交通機関はほぼなく、タクシーは割高です。旅程にレンタカー費用を組み込んでください。
3. 繁忙期はスイートアップグレードが難しい
年末年始・GW・アメリカ夏休み期間はホテル全体が満室になります。この時期はスイートも埋まりやすく、アップグレードが出ない可能性があります。ただし、ガーデンビューのスイートでも92㎡のテラス付きですから、元の部屋でも十分な体験ができます。
このホテルが向いている人・向いていない人
| タイプ | おすすめ度 | 理由 |
|---|---|---|
| ハネムーン・記念日カップル | ★★★★★ | 静かなカパルア・テラス付きスイート・ラウンジの夕日が最高 |
| プラチナ特典を最大活用したい人 | ★★★★★ | クラブラウンジ×スイートの組み合わせで最大36万円相当の恩恵 |
| 自然の中で静かに過ごしたい人 | ★★★★★ | カパルアは断崖の上の別天地。ワイキキとは別世界の静寂 |
| 子連れ家族 | ★★★☆☆ | ビーチは穏やか。ただし子供向け施設はコオリナが豊富 |
| アクセスと利便性重視 | ★★☆☆☆ | カパルアはマウイ北西端。移動にはレンタカーが必須 |
ザ・リッツ・カールトン マウイ カパルアの基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | The Ritz-Carlton Maui, Kapalua |
| ブランド | リッツ・カールトン(マリオットボンヴォイ最上位ラグジュアリーブランド) |
| マリオットボンヴォイカテゴリ | カテゴリ8(85,000〜100,000ポイント/泊) |
| 所在地 | ハワイ州マウイ島 カパルア(1 Ritz-Carlton Dr, Lahaina, HI 96761) |
| 客室数 | 463室(スイート含む) |
| 客室㎡ | スタンダードスイート約92㎡(全室テラス付き)・2ベッドルーム180〜200㎡ |
| アメニティ | Asprey London(英国王室御用達高級ブランド) |
| クラブラウンジ | 1日5回のサービス(朝食・ハイティー・カクテル等) |
| プール | 3つのプール(インフィニティプール含む) |
| スパ | リッツ・カールトン スパ(約1,400㎡・ハワイアンロミロミ特化) |
| ゴルフ | カパルア リゾート ゴルフコース隣接(PGAトーナメント開催地) |
| カフルイ空港から | 車で約45分 |
| 現金相場 | 1泊¥150,000〜300,000(オーシャンビュースイートはさらに高額) |
プラチナ特典を最大限活かすコツ
リッツ・カールトン マウイでのプラチナ活用の核心は「クラブラウンジを5回全部使い切る」ことです。
チェックイン日の夜からラウンジをフル活用する。チェックイン当日の夜もカクテルアワーは利用できます。到着後すぐにラウンジへ向かい、シャンパンとオードブルで1日目の夕方を過ごすのが最良のスタートです。
ハイティー(12:00〜14:00)は見落とされがちな隠れた名サービス。スコーンにシャンパンという昼の組み合わせは、このホテルでしか体験できません。ビーチから戻った午後に立ち寄るのがおすすめです。
カパルア湾のシュノーケルは朝8:00前が狙い目。ホテルから徒歩圏内のカパルア湾は、マウイで最も透明度が高いシュノーケルスポットです。早朝に行くと人がおらず、ウミガメとの遭遇率が高まります。私は午前7:30に入って、15分以内にウミガメを3匹見ました。
ハワイ全体のマリオット系ホテルを比較したい方はハワイのマリオット系ホテル完全ガイドをご覧ください。プラチナ特典の全容はマリオットボンヴォイ プラチナエリートの全特典まとめでも整理しています。
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筆者プロフィール
元旅行会社員・元リクルートで飲食企画営業に従事。現在はITコンサルタントとして活動。マリオットボンヴォイ プラチナエリート会員。MBAプレミアム(旧SPGアメックス)やANASFC資格を保有し、ポイントとマイルを組み合わせたほぼ無料の旅行を複数回実現。旅行会社員時代の知識をベースに、このブログで「旅と宿のお得情報」を発信中。