【2024年】HOTEL THE MITSUI KYOTO宿泊記 | プラチナエリート特典・アップグレードは？
こんにちは。元大手旅行会社勤務＆リクルート勤務のもとりょこです！
上記のような経験をもつ私が、2024年7月4日に「ミシュランキー」で日本国内で6つのみの3つ星「3ミシュランキー」に選出された、HOTEL THE MITSUI KYOTO に宿泊してきたので、宿泊して感じたことを率直に紹介していきます！
HOTEL THE MITSUI KYOTOに宿泊を検討している方・情報を求めている方の一助になればと思います。
- 20歳の時に47都道府県制覇を決意。24歳で達成
- 新卒で大手旅行会社に入社。法人営業として国内外問わず旅行を包括的に提案・ホテルを研究
- リクルートに転職。飲食関連の企画営業として勤務し飲食店の目利きに自信あり
- 2021年ANASFC会員資格保有
- マリオットボンヴォイプラチナエリート資格保有
この記事を読んでわかること
- HOTEL THE MITSUI KYOTOの内観・雰囲気
- HOTEL THE MITSUI KYOTOのマリオットプラチナエリート特典
- HOTEL THE MITSUI KYOTOのサーマルスプリング
- HOTEL THE MITSUI KYOTOのエクスペリエンス
- HOTEL THE MITSUI KYOTO周辺のおすすめ飲食店情報
HOTEL THE MITSUI KYOTO とは
HOTEL THE MITSUI KYOTOとは、日本の不動産最大手 三井不動産グループと
世界最大のホテルチェーン、米マリオット・インターナショナルが協業し、
2020年11月に開業された、二条城を臨む京都・三井家ゆかりの地に誕生したラグジュアリーホテルです。
「継承と新生」をコンセプトとしており、
品格と落ち着きのある空間と素晴らしいホスピタリティによる最上のくつろぎを体験できるホテルです。
開業から3,4年であるにも関わらず、世界中から素晴らしい評価を受けております。
以下に一部をご紹介。
■2023年7月 米国大手旅行専門誌『Travel ＋ Leisure』の「世界のトップホテル100」にて日本で最上位のホテルに選出。
■2024年2月には、世界一流のホテルやレストラン、スパの格付けを行う米国の『フォーブス・トラベルガイド 2024』において最高評価である「5つ星」を3年連続で獲得。
■2024年7月4日に日本の個性あふれる魅力的な宿泊施設を「3つの鍵」で評価する「ミシュランキー」が発表され、
日本国内で6つのみの3つ星「3ミシュランキー」に選出。
HOTEL THE MITSUI KYOTO のプラチナエリート特典
HOTEL THE MITSUI KYOTOのプラチナエリート特典はこちらになります。
| プラチナエリート特典 | 結果（平日宿泊） |
| 客室のアップグレード | ◎ デラックスルーム→ガーデンルームへ |
| 最大16時までのレイトチェックアウト（ゴールドエリートは14:00） | ◯ 13:00まで |
| ウェルカムギフト：朝食を選択 | レストランでの朝食 または 1000ポイント |
客室のアップグレード
結論、今回の滞在では、デラックスルーム（キング）で予約をしましたが、
ガーデンルーム（キング）へアップグレードしていただきました🎉
以下表のように2024年9月の平日の参考価格が、
デラックスルーム（キング）179,400 円・ガーデンルーム（キング）214,820 円なので、
約35,000円ほどお得にガーデンルーム（キング）に宿泊できたことになります！感謝m(_ _)m
※HOTEL THE MITSUI KYOTOのスイートを除く客室と参考価格はこちらです。
| 客室 | 参考価格（2024年9月の平日） |
| デラックスルーム（キング） | 179,400 円 |
| デラックスルーム（ツイン） | 179,400 円 |
| プレミアルーム（キング） | 197,110 円 |
| プレミアルーム（ツイン） | 197,110 円 |
| ガーデンルーム（キング） | 214,820 円 |
| ガーデンルーム（ツイン） | 214,820 円 |
| ニジョウルーム（キング） | 232,530 円 |
| ニジョウルーム（ツイン） | 232,530 円 |
最大16時までのレイトチェックアウト
チェックインの際に、「ご出発は何時頃を予定しておりますか？」との質問を受けて、
まだ未定である旨をお伝えしたところ、通常12:00のところ13:00までチェックアウト時間を遅くすることが可能とのことでした。
平日でしたが人気のお宿のため16:00までのレイトチェックアウトは難しいと思っていたので、
少しでも遅くしてくださることに感謝しながら、お願いをしました。
ウェルカムギフト：無料朝食
HOTEL THE MITSUI KYOTOでは、ウェルカムギフトとして、
2名分の朝食かマリオットポイント1000ポイントを選択することができました。
毎回食べすぎてしまうのですがホテルの朝食を選択しました。
※朝食に夢中で公開できるような写真を撮りそこねてしまいました。大失態すぎる。。。
イタリア料理「FORNI」での朝食とのことで、以下から選択可能でした。
| アメリカンブレックファストブッフェ ※ビジター料金￥6,100 | ジュース メイン料理 グリーンサラダ ヨーグルト フレッシュフルーツ チーズとドライフルーツ デザート ベーカリー3種またはトースト コーヒーまたはティー |
| コンチネンタルブレックファストブッフェ ※ビジター料金￥5,500 | お好みのジュース ヨーグルト フレッシュフルーツ ベーカリー3種またはトースト コーヒーまたはティー |
| 和朝食 ※ビジター料金￥6,100 | お好みのジュース お好みの焼魚 小鉢 湯葉豆腐 野菜の天婦羅 出汁巻 国産牛のすき焼き ご飯またはお粥 味噌汁 お漬物 紀州産梅干し 水菓子 コーヒーまたはティー |
| ヴィーガンブレックファスト ※ビジター料金￥4,800 | お好みのジュース エッグホワイトオムレツチキンソーセージと彩り野菜 グリーンサラダ キヌアとミックスビーンズ 低脂肪ヨーグルトのバーチャーミューズリー フレッシュフルーツ 米粉パン2種 ハーブティー |
アメリカンブレックファストブッフェと和朝食を選択したので、約12,000円分の朝食を無料でいただくことができました。
ちなみに、別途1名3,200円のサービス料をお支払うすることでインルームダイニングへの変更も可能。
朝食会場が特段混んでいた訳では無いですが、お部屋で優雅に朝食をいただくけるのもとても良いと思いました。
保有するだけでエリート特典が享受できるクレジットカードって？
ここまで見てきた中でも、「ただでさえ高級なお部屋のアップグレード」「レイトチェックアウト」「朝食無料」等、
かなりメリットがあるマリオットボンヴォイプラチナエリート資格ですが、
本来年間50泊以上の宿泊が必要でハードルが高いです。
筆者もその条件であれば諦めてますが、年間宿泊数以外にもエリート資格を取得する方法があるのです。
それが「Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」です。
年会費は比較的高いですが、今回紹介しているHOTEL THE MITSUI KYOTOの宿泊記をご覧になっていただければわかるように、
年に1度マリオット・インターナショナルのホテルに宿泊すれば年会費以上の特典を享受できると言っても過言ではない、
素晴らしいカードだと思います。詳しい内容はこちらの記事で解説しています。
HOTEL THE MITSUI KYOTO の内観
ここから実際宿泊した時の様子を写真多めで紹介していきます！
エントランス～ロビー
まず入口で圧倒されてしまったのですが、こちらはHOTEL THE MITSUI KYOTOの入口で、
建造から300 年以上の「梶井宮門」という歴史的な門です。開業にあたり修復したそうです。
「梶井宮（かじいみや）」とは、「京都の奥座敷」とも称される大原の天台宗寺院、つまり現在の三千院を指しているそうです。
宿泊前から存在は認知していたのですが、実際に見てその大きさに驚きました。
歴史の重みと門の大きさなどから、宿泊への期待が大きく膨らむこと間違いないです。
ロビー
さて、門をくぐり建物に入ると、ロビーラウンジがあります。
先程の歴史的な門とは対象的にホテル内は和の要素をとりいれていながらもモダンな雰囲気です。
由緒正しい旅館でありながら現代的な快適性を取り入れ、日本のラグジュアリーなブティックホテルを体現していると思いました。
日本国内のマリオット・インターナショナルホテルの中でも旅館のような雰囲気のホテルはまだ少なく、
今後増やしていってくれると嬉しいものです。
ロビー
夜の中庭も水辺に中の灯りがリフレクションし、素敵な雰囲気です。
中庭横の通路も素敵な作りです。
ガーデンルーム（キング）のお部屋・アメニティ
続いてはお部屋紹介です。
前述の通り、ガーデンルーム（キング）にアップグレードしてくださっています。
公式ページから引用した間取りはこちら。
入口を入って通路を抜けたリビング部分はこちらです。
窓が大きく開放的で、四季折々の中庭を楽しむことができます。
キングサイズベッドの向かい
チェックインし入室後にウェルカム
ドリンクと和菓子をお部屋にもってきてくださいました。
旅館っぽいです。
アメニティのお茶や急須にも京都らしさをを感じました。
ミニバーはこちら。
蒸留所が近いからなのか山崎のミニボトルがあり、目を疑いました。
洗面所も2つあり、朝の準備で相方と交互に、、、といった不便さはなかったです。
バスルームが大理石調で高級感がすごかったです。
お部屋を暗くして撮影した中庭です。
雰囲気良すぎますね。
HOTEL THE MITSUI KYOTO のサーマルスプリング SPA
ここまでが通常のホテルの宿泊記可と思います。
HOTEL THE MITSUI KYOTOには他のホテルにはないものとして、
「サーマルスプリング SPA」「エクスペリエンス」というものが存在します。
それぞれ紹介していきますが、まずは「サーマルスプリング SPA」です。
こちらは、平たく言えばHOTEL THE MITSUI KYOTOの敷地の地下に湧く温泉です。
ただし、さすがのラグジュアリーホテル。
よくある外資系ホテルの温泉とはレベルが違ったので、紹介させていただきます。
「サーマルスプリングSPA」は、世界一流のホテル・レストラン・スパの格付けを行う「フォーブス・トラベルガイド2024」の
スパ部門において4つ星を獲得しています。
※撮影できる箇所がかなり限られており公式の引用などを用いての紹介が多くなりますことご了承ください。
サーマルスプリング SPAとは？
サーマルスプリング SPAとは、HOTEL THE MITSUI KYOTOのSPAエリアで、「SPAトリートメント」、「サーマルスプリング」、「プライベート温泉」、「フィットネスジム」の総称です。
今回利用したのは「サーマルスプリング」のみとなるので、そちらの紹介をします。
サーマルスプリングとは？
サーマルスプリングとは、水着を着用して入る男女共用の天然温泉プールのことです。
これだけ聞くとどこにでもあるような感じがしますが、そうではないのです。
公式サイトには以下のように記載があります。
「静謐を湛える」のコンセプトのもと、上質な静けさと水に包まれた空間が日常を離れたひとときへと誘い、最上の癒しとくつろぎをご堪能いただけます。
「時」「音」「光」「香」「水」、5つのテーマが織りなす空間が五感を心地よく潤し、新たな自分と出会う旅をよりいっそう豊かに彩ります。
水着を着用して湯につかるサーマルスプリングでは水音が心地よく響く静かな空間の中、HOTEL THE MITSUI KYOTOならではの温泉体験をお楽しみいただけます。天然温泉のほどよい温かさが至上のリラクゼーションをもたらします。
https://www.hotelthemitsui.com/ja/kyoto/thermal_springs-spa/
こちらを読んでチームラボのようなものをイメージしました。
実際の雰囲気はこのような感じでした。
異世界感がすごいですよね。
敷地内の地下約1,000m から湧き上がる天然温泉水を活用しているそうで、
暗めの雰囲気・静寂に包まれた空間・天然温泉のほどよい温かさで最高にリラックスすることができました。
この写真のようなくぼみが複数あるイメージです。
通路にはソファーがおいておりそちらでくつろぐことも可能でした。
温泉の外には瞑想スペースが。
お水はサーマルスプリングの中にも外にもあります。
サーマルスプリングの基本情報
| 営業時間 | 7:00 - 23:00（最終受付 22:30） |
| TEL | 075-468-3125 |
| 利用可能年齢 | 16歳以上 ※10:00-16:00は4歳以上・16歳未満も利用可能 |
| 源泉名 | 京都二条温泉 |
| 泉質 | ナトリウム・カルシウム一塩化物温泉 |
| 適応症 | きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症 |
HOTEL THE MITSUI KYOTO のエクスペリエンス
HOTEL THE MITSUI KYOTO には以下のようなエクスペリエンスが用意されており、滞在中に楽しむことができます。
| Meditation YOGA in Private Onsen 150mins ※1～2名50,000円 | メディテーションYOGAでは簡単なポーズで体をほぐしてから、呼吸で内面の感覚に目を向け、塗香を用い瞑想を深めていきます。YOGA後はプライベート温泉と、ヘルシーなスムージー＆ヴィーガンバターサンドをお愉しみください。 |
| TOKINOHA × HOTEL THE MITSUI KYOTO 京都・清水焼の匠による世界でひとつ、あなただけの器を ※1名200,000円 | 所要時間：約3時間 陶芸家「清水 大介」氏の窯元・清水焼「TOKINOHA」。“都季”でも用いられているTOKINOHAの器は、今までの清水焼の概念を覆す、無駄をそぎ落としながらも使い手に寄り添ったデザインが特徴。本ツアーでは“TOKINOHA Ceramic Studio”の見学とショッピングお愉しみいただいた後、清水氏と対談・相談しながら世界でたった１つのオリジナルの器を直接オーダーしていただけます。 ※ ご予約は2名様から承ります。（定員4名様） ※ ご予約は７日前までにお願いいたします |
| 細尾 × HOTEL THE MITSUI KYOTO 贅を尽くした最上級きものを纏う京都滞在 ※1名 150,000円～ / 2名 250,000円～ | 京都・西陣にて創業以来着物の継承に取り組んできた“細尾”。 同時に世界の名だたるラグジュアリーブランドに西陣織の技術を用いた革新的なテキスタイルを提供しています。老舗の風格と現代的感性を持ち合わせた細尾の、人間国宝作品をはじめとする日本屈指のコレクションから選び抜かれた"きもの"を纏う、京都の滞在時間を絢爛に彩る極上のエクスペリエンスをご提案いたします。 |
| 茶居で味わう一服のお茶 ※料金：2500円 | 所要時間：約25分 HOTEL THE MITSUI KYOTO 自慢の茶居は、茶聖・千利休を祖とする三千家の一つである武者小路千家家元後嗣・千宗屋(せん・そうおく)氏にご監修いただいております。武者小路千家の茶道家の先生より手ほどきを受けたアンバサダーが、茶居にて立礼式のお点前をご披露いたします。長旅のおつかれを癒しに、観光の思い出を語らいに、素敵なひとときをお過ごしください。 |
| ウェルネス呼吸法で迎える爽やかな朝 ※無料 | 所要時間：約40分 対象年齢：13歳以上 「四季の間」の縁側で、朝陽を体いっぱいに浴びながら、ウェルネス呼吸法で爽やかに一日をスタートするフリープログラムです。街なかにいることを忘れるような HOTEL THE MITSUI KYOTO自慢の美しい庭園を前に、季節ごとに鳥のさえずりや若葉の香り、頬を撫でる風が感じられます。初心者の方にも、ゆっくり丁寧に指導いたします。 |
「茶居で味わう一服のお茶」
「茶居で味わう一服のお茶」を当日ご依頼し、エクスペリエンスに参加しました。
モダンで素敵な茶室です。
恥ずかしながらお作法などはまったく知らずに体験させていただいたのですが、担当の方が丁寧に教えてくださりました。
HOTEL THE MITSUI KYOTO の基本情報
| 住所 | 〒604-0051 京都府京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284 |
| 電話番号 | 075-468-3155 |
| アクセス | 地下鉄東西線「二条城前」駅徒歩3分 地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅徒歩10分 京都駅からホテルまで車で約15分 |
| 駐車場 | 立体駐車場 23台、平面駐車場 5台 ※バレーサービス有 （宿泊時1泊4,000円 / 一般1時間 1,200円 / レストランにて8000円以上利用時2時間無料） |
| チェックイン / アウト | 15:00 / 12:00 |
HOTEL THE MITSUI KYOTO と合わせて行きたい おすすめの周辺飲食店
もとりょこのイチオシ：イソスタンド
HOTEL THE MITSUI KYOTOから徒歩15分程度の場所にある、自社農園の京野菜がウリの居酒屋。
最近カンブリア宮殿でも紹介された五十家グループ の系列店です。
じつは京都が大好きで10回以上訪れているのですが、飲食店に関しては圧倒的No.1のグループです。
基本的に飲食店においてメインとされるものは肉や魚が主流ですが、こちらのお店では主役は京野菜。
野菜を主軸として必要とあればお肉や魚と合わせて料理を作る というスタンスです。
また、薪火野菜の五燠堂・煮野菜おにかい・焼野菜五十家・お野菜とワイン五十松・漬け野菜isoismなど、
1店舗1店舗コンセプトが異なっているのも素敵です。
イソスタンドでは立ち飲みに近い雰囲気の中、絶品料理を食すことができます！
イチオシの季節の炊き込みご飯
ランチにおすすめ：手鞠鮨と日本茶 宗田
HOTEL THE MITSUI KYOTOから徒歩10分程度の場所にある、店名の通り手毬寿司とお茶がイチオシのレストラン。
外観のおしゃれさもさることながら、店内奥には小さなお庭があり、趣を感じる素敵なお店です。
手毬寿司はかわいらしく、お茶とのペアリングが◎
さらにデザートのプリンが絶品です。
人気なお団子をギャラリー併設の落ち着いたカフェで：うめぞの CAFE & GALLERY
梅園という京都で有名なお団子屋さんの系列店です。
梅園は常に行列ができている一方で、こちらのお店はそこまで混んでいる印象はなく、
人気のお団子を珈琲とともに、ゆったりとしたギャラリー併設のカフェで食べることができ、非常におすすめです！
一息つくのにおすすめなカフェ：here Kyoto
HOTEL THE MITSUI KYOTOから徒歩8分程度の場所にある、カヌレが一押しのカフェ。
内観がスタイリッシュで居心地がよくおすすめです！
まとめ
さて、いかがだったでしょうか？
日本国内には6つしかない3ミシュランキーホテル。
是非一度宿泊してみることをおすすめします！
ここまで読んでくださりありがとうございました！