
女王蜂は、アヴちゃん(Vo.)を中心とした4人組バンドです。ジェンダーや生死をテーマに、圧倒的なボーカルと独自の美学でロックの地平を拡張し続けています。2025年の全国ホールツアー「狂詩曲~ギャル爆誕~」「悪」では各地を満員にし、DAOKOとのコラボ曲「金星」など幅広い層から熱狂的な支持を集めています。
女王蜂のライブは、「知っている曲が多いほど楽しい」タイプのステージです。セトリには毎回ほぼ確実に登場する定番曲があり、その曲を事前に聴いておくだけで会場での体験が大きく変わります。この記事では、複数のツアーで繰り返し演奏された定番曲10曲を厳選してご紹介します。
- 女王蜂の定番曲・セトリ頻出曲10選
- 各曲の特徴と「なぜライブで盛り上がるのか」の解説
- ライブ初参加前に押さえるべき予習ポイント
ライブの定番曲10選
1. メフィスト
2023年にリリースされたシングルで、TVアニメ『【推しの子】』のエンディングテーマとして世界的なメガヒットを記録した、現代の女王蜂を代表する究極のシンフォニック・ロックです!ライブの終盤やアンコールなど、最もドラマチックな場面で投下されることが多く、イントロの壮大なストリングスが流れた瞬間に会場の空気が一変します。アヴちゃんが魂を削るようにして歌い上げるエモーショナルなボーカルと、激しく感情を揺さぶる劇伴のようなサウンドに、最前列の私も毎回涙が止まりません。ファンの振るジュリ扇とペンライトが美しく煌めく、現在のライブの最高潮を担う絶対の定番曲です。
2. 火炎
2019年にリリースされた初のシングルで、アルバム『十』に収録。TVアニメ『どろろ』のオープニングテーマとして書き下ろされ、国内外で凄まじい評価を受けた世界基準のキラーチューンです!アヴちゃんの驚異的なファルセット(裏声)と、地を這うような低音ボイスが目まぐるしく交錯するボーカルワークは、生で聴くと鳥肌が止まりません。和の情緒を感じさせる妖艶なメロディとバキバキのアコースティックなグルーヴが、ライブ中盤のボルテージを最高潮に引き上げます。客席が文字通り「火炎」に包まれたかのような熱気に満たされる、彼らの進化と絶対的な実力を見せつけるライブマスト曲です。
3. バイオレンス
2022年にデジタル配信され、TVアニメ『チェンソーマン』第11話のエンドロールを血塗られたスタイリッシュさで飾った超攻撃的ナンバーです!ライブでこのイントロのバキバキなデジタルサウンドが鳴り響いた瞬間、フロアは一瞬で狂乱のモッシュピット(地鳴りのようなダンスの渦)と化します。アヴちゃんの人間離れした超高音シャウトと、心臓を抉るような重低音の行き来を「生歌」で喰らった時の衝撃は鳥肌モノ。メンバーの演奏も完全にプログレッシブに尖り散らかしており、全ライブに参戦している私ですら、聴くたびに理性が完全に消し飛んで踊り狂ってしまう、近年のライブにおける最大級の爆弾曲です!
4. 金星
2016年に発売されたシングル『金星/死亡遊戯』に収録され、のちに名盤アルバム『Q』にも収められた、女王蜂のポップで踊れる一面を象徴する大人気曲です!TVアニメ『宇宙パトロールルル子』の主題歌にも起用されました。どこか懐かしいディスコ・歌謡曲風のキャッチーなメロディが特徴で、ライブではイントロから会場全体が軽快なクラップに包まれます。アヴちゃんのキュートで伸びやかな歌声に合わせて、メンバーも観客も一体となってステップを踏む多幸感は異常の一言。激しくダークな楽曲が多い女王蜂のステージにおいて、最高にハッピーなダンスタイムを演出してくれる、なくてはならない定番曲です。
5. BL
2020年発売の同名アルバム『BL』のタイトル曲であり、向井理さん主演の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『10の秘密』のオープニングテーマに起用された、あまりにも艶やかで退廃的なディスコ・ロックです。「かわいそうなだけなら、手遅れ」という強烈なパンチラインから始まるこの曲がライブで披露されると、会場全体の空気が一瞬で妖艶なミステリアス空間に染め上げられます。アヴちゃんがステージ上で見せる、挑発的かつ気高いダンスパフォーマンスにファンは全員釘付け。ダークなのに身体が勝手に揺れてしまう重厚なグルーヴは、女王蜂にしか作れない唯一無二のライブ定番曲です。
6. HALF
TVアニメ『東京喰種トーキョーグール:re』のエンディングテーマとして絶大な支持を得ました。「ジェンダーレス」や「ハーフ」といった、世間が勝手に貼り付けるレッテルを鮮やかに、そして力強く蹴散らすような剥き出しの生命賛歌です。ライブの後半戦、エモーショナルな熱量が最高潮に達したタイミングで投下されることが多く、サビの「ちっぽけなプライドを~」で会場全体が拳を突き上げ大合唱する瞬間は涙なしにはいられません。全通オタクの私も毎回魂を救われている絶対の定番曲です。
7. 狂詩曲
2024年9月に配信リリースされ、映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』の主題歌としてエンドロールを極上の気だるさと温かさで包み込んだ、ファン待望のキラーアンセムです!読み方は「ラプソディ」。90年代後半の2ステップのビートに現代のエレクトロ、そして和楽器の音がスリリングに融合したサウンドは、ライブの爆音で聴くと脳汁の分泌量が大変なことになります。戦い終えたあとのような心地よい疾走感があり、ライブでは観客が心地よく体を揺らしながら、同時に激しくステップを踏むという最高に熱い空間が完成します。間違いなくこれからのライブの中核を担う新定番曲です。
8. ヴィーナス
2015年に発売された初のシングル表題曲で、アルバム『奇麗』に収録。ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督のテレビ東京系ドラマ『怪奇恋愛作戦』のオープニングテーマとして書き下ろされた、女王蜂の「ポップ&ディスコ歌謡」の最高傑作です!一度聴いたら耳から離れないキャッチーなメロディに乗せて、アヴちゃんがキュートで狡賢い女の子の全貌を歌い上げます。ライブではイントロからフロア全体で一糸乱れぬ凄まじいクラップ(手拍子)の嵐が巻き起こり、多幸感溢れるダンスタイムに突入。激しい曲が多い彼らのステージにおいて、最高にポップに弾けられる絶対の定番曲です。
9. MYSTERIOUS
複数ツアーのセトリで確認された、女王蜂の神秘的な側面を体現する1曲。タイトルどおりの謎めいた雰囲気と、聴き手を引き込む中毒性が特徴です。ライブではアヴちゃんのボーカルが楽曲の世界観にさらに深みを加え、「女王蜂のライブを聴いた」という特別な感覚を残します。他の定番曲と合わせて予習しておくと、セトリの流れをよりスムーズに追えます。
10.デスコ
2011年のメジャーデビューアルバム『孔雀』に収録され、映画『モテキ』のメインテーマに起用されてバンドの知名度を爆発的に高めた初期からの絶対的アンセムです!イントロのファンキーなベースラインが鳴り響いた瞬間、会場は一瞬でギラギラしたディスコ空間へと変貌します。アヴちゃんの圧倒的なボーカルと、衝動的なガレージロックサウンドが融合したこの曲では、ファンが色とりどりの「ジュリ扇(ジュリアナ扇子)」を激しく振り回すのがお決まりの景色。全ライブに参戦している私ですが、何年経っても色褪せない中毒性と、ワンマンでもフェスでも狂ったように踊り明かせる、女王蜂の原点にして最強のライブ定番曲です。
11.催眠術
2018年に完全生産限定盤シングルとしてリリースされ、アルバム『十』に収録されている、ライブでの脳汁分泌量が凄まじい中毒性MAXのキラーチューンです!タイアップはありませんが、MVの強烈な世界観や楽曲の持つ圧倒的な緊迫感で、ファンの間でカルト的な人気を誇っています。ライブではイントロの重厚なビートと不穏なギターリフが鳴り響いた瞬間、客席から歓喜の悲鳴が上がります。「手をあげて、お座り」というアヴちゃんの絶対的なカリスマ性に満ちた歌詞とパフォーマンスに、会場全体が文字通り“催眠”にかけられたように魅了され、我を忘れて暴れ狂う、現場主義の最高峰と言える定番曲です。
女王蜂の予習はここから
まず「メフィスト」「火炎」「HALF」の3曲から聴くのをおすすめします。SpotifyやApple Musicで「女王蜂」と検索するとプレイリストが見つかり、上記10曲はすべてストリーミングで聴けます。YouTubeには「火炎」のMVや「金星」のMVが公開されており、アヴちゃんの圧倒的なビジュアルパフォーマンスを事前に確認できます。
セトリの流れを把握したい方は、LiveFansやセットリスト共有サービスで過去のツアー「狂詩曲」「悪」のセットリストを参照してみてください。上記10曲のうち複数が毎回登場しており、当日のライブで「来た!」と体感できる確率が大きく上がります。
女王蜂の2026年のライブ・フェス出演情報
2026年は全国ホールツアー「PERSONAL DISTANCE」が開催されています。
- 2026年4月〜7月:全国ホールツアー2026「PERSONAL DISTANCE」(全国各地)
チケット情報や最新のスケジュールは女王蜂公式サイト・各プレイガイドで随時確認してください。ホールツアーはアリーナやドームに比べて会場が近く、アヴちゃんのボーカルとバンドのサウンドを間近で体感できる点が魅力です。初参加にも向いています。
| 開催日程(2026年) | 公演・イベント名 | 会場(国/地域) | 概要・備考 |
| 6月4日(木) | 全国ホールツアー2026「PERSONAL DISTANCE」 | オリックス劇場(大阪府) | 国内ホールツアー大阪公演。 |
| 6月5日(金) | 全国ホールツアー2026「PERSONAL DISTANCE」 | レクザムホール 小ホール(香川県) | 国内ホールツアー香川公演。 |
| 6月14日(日) | 全国ホールツアー2026「PERSONAL DISTANCE」 | 新潟県民会館(新潟県) | 国内ホールツアー新潟公演。 |
| 7月5日(日) | 全国ホールツアー2026「PERSONAL DISTANCE」 | 金沢市文化ホール(石川県) | 国内ホールツアー石川公演。 |
| 7月10日(金) | 全国ホールツアー2026「PERSONAL DISTANCE」 | 東京ガーデンシアター(東京都) | 国内ホールツアー・堂々のファイナル公演。 |
| 7月23日(木) | QUEEN BEE LIVE in LONDON | Electric Ballroom(イギリス・ロンドン) | 女王蜂初となるヨーロッパ単独公演のロンドン編。 |
| 7月24日(金)~26日(日) | HYPER JAPAN FESTIVAL 2026 | OLYMPIA(イギリス・ロンドン) | イギリス最大の日本文化フェスティバルに出演。 |
| 7月26日(日) | QUEEN BEE LIVE in PARIS | Bataclan(フランス・パリ) | ヨーロッパ単独公演のパリ編。 |
| 8月14日(金) | SUMMER SONIC 2026 | ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ(千葉県) | サマソニ25周年。女王蜂は【東京会場・初日】への出演。 |
| 9月21日(月・祝) | ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2026 | 千葉市蘇我スポーツ公園(千葉県) | ロッキン2026。女王蜂は【9月21日】への出演が決定。 |
まとめ
女王蜂のライブ定番曲10選を紹介しました。
- メフィスト:人気1位・ライブの空気を一変させる代名詞曲
- 火炎:人気2位・鬼滅コラボで広く知られる入門曲
- バイオレンス:激しさと美しさが共存する複数ツアー定番
- 金星:DAOKOコラボ・幅広い層に届いたコラボアンセム
- BL:ジェンダー表現の核心に触れる複数ツアー定番
- HALF:人気3位・ポップな入口と鋭さが共存する必出曲
- 狂詩曲:2025年ツアータイトル曲・高揚感と解放感
- ヴィーナス:アヴちゃんの存在感が最大限に発揮される曲
- MYSTERIOUS:神秘的な世界観・複数ツアーで確認
- 01:人気4位・生と存在への問いが詰まったライブ定番
まず「メフィスト」「火炎」「金星」の3曲を予習しておけば、ライブの入口は確保できます。女王蜂のステージは、アヴちゃんという唯一無二の存在を生で体感することで、音源とは別次元の体験になります。ぜひ予習を済ませて、最高の状態で現場に臨んでください。