
こんにちは。元大手旅行会社勤務&リクルート勤務のもとりょこです!
以下のような経験を持つ筆者がウェスティンホテル横浜に宿泊してきたので、
宿泊して感じたことを、旅行のプロ視点で率直に紹介していきます!
20歳の時に47都道府県制覇を決意。24歳で達成
新卒で大手旅行会社に入社。
└ 法人営業として国内外問わず旅行を包括的に提案・ホテルを研究
リクルートに転職。
└ 飲食関連の企画営業として勤務し飲食店の目利きに自信あり
2021年ANASFC会員資格保有
マリオットボンヴォイプラチナエリート資格保有
横浜・みなとみらいエリアに2022年6月に開業したライフスタイルホテル、
「ウェスティンホテル横浜(The Westin Yokohama)」。
「ウェルビーイング(健康・幸福)」をコンセプトに掲げたこのホテルは、
極上の睡眠を約束するヘブンリーベッドや、地産地消にこだわった食事が魅力のラグジュアリーホテルです。
今回は、実際にクラブコーナーキングに宿泊してきた体験をもとに、
お部屋の様子からクラブラウンジでのフードプレゼンテーション、
そして朝食ブッフェまでをブログで徹底レビューします。
マリオットボンヴォイのプラチナエリート特典についても詳しく紹介しますので、
宿泊を検討されている方はぜひ参考にしてください。
【ウェスティン横浜宿泊記】元旅行のプロ目線での徹底レビュー!プラチナエリート特典・アップグレード・朝食は?
ウェスティンホテル横浜 とは

ウェスティンホテル横浜 The Westin Yokohamaとは、
積水ハウスと「マリオット・インターナショナル」が2022年6月13日に開業した、
日本国内6軒目となるウェスティンブランドのホテルです。
▼日本国内のウェスティンホテル(2025年11月現在)
1.ウェスティン都ホテル京都
2.ウェスティンホテル仙台
3.ウェスティンホテル大阪
4.ウェスティンホテル東京
5.ウェスティン ルスツリゾート
6.ウェスティンホテル横浜
ウェスティンホテル横浜のコンセプト

ウェスティンホテル横浜は「ウェルビーイング(Well-being)」をコンセプトにしており、
滞在を通じて「Sleep Well(よく眠る)」「Eat Well(よく食べる)」「Move Well(よく動く)」
などの要素を満たすことを目指しています。
館内は自然を感じさせるデザインや、心を落ち着かせる「White Tea」の香りに包まれており、
都会の喧騒を忘れてリラックスできる空間が広がっています。
ウェスティンホテル横浜のアクセス・駐車場
最寄り駅は、みなとみらい線の「みなとみらい駅」です。
1番出口から徒歩約6分ほどの距離にあります。
少し歩きますが、平坦な道なのでそこまで苦にはなりません。
JR桜木町駅からも徒歩12〜15分ほどでアクセス可能です。
車でアクセスする場合、バレーパーキングサービスが利用できます(1泊あたり3,000円〜 ※料金は変更の可能性あり)。
| 住所 | 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目2−8 |
| 電話番号: | 04-5577-0888 |
| チェックイン/アウト | 15:00 / 12:00 |
ウェスティンホテル横浜のロビーの雰囲気とチェックイン
ホテルエントランスは照明が暗く、通りはオフィス街なのですが、
高級ホテルに来た!という間隔にさせてくれます。
ホテルのメインロビーは最上階の23階にあります。

1階のエントランスからエレベーターで一気に最上階へ上がると、
目の前には富士山や横浜の街並みを一望できる「スカイロビー」が広がります。

天井が高く開放的な空間で、チェックインの手続きを行います。
週末は混雑することもありますが、マリオットボンヴォイのエリート会員専用レーンも用意されていました。

ウェスティンホテル横浜の入口からロビーまで一貫して感じた特長は、
高層階ならではの開放感と大理石を基調とした高級感です。
さらに入口のホテルロゴやレセプションの奥の壁のような緑を多様している空間も非常に好印象でした。

光の入り方がとても素敵です。
大開口の窓の上のオブジェは神奈川県の山を表現しているようです。

レセプション部分はこのような感じです。
天井が高く、特徴的なシャンデリアが素敵です。

ロビー階には待合室のような落ち着いたスペースもあります。

夜も落ち着いた雰囲気で素敵なロビーです。

ウェスティンホテル横浜の『クラブコーナーキング』

前述の通りマリオットプラチナ特典で客室アップグレードが適用されたため、
今回宿泊したお部屋は「クラブコーナーキング」のお部屋です。
ベッドルームと眺望
お部屋の紹介の前に玄関も素敵だったのでシェアさせてください!
入口の足元を上からダウンライトで照らしているのですが、模様が美しいです。
入口に一工夫加えることで、細部までこだわっているお部屋だという期待感が膨らみます。
旅行のプロとして数々のホテルを目にしていますが、
最近のマリオットホテルはこういった細部へのこだわりがすごいと感じます。

そんなワクワクに身を任せて進んでいくとこのような景色が!
角部屋なのでガラス張りの面積が通常のお部屋より広く、
部屋の面積がほぼ変わらなくても開放感があります。

中央にはウェスティンブランドの代名詞とも言える「ヘブンリーベッド(Heavenly Bed)」が鎮座。
「雲の上の寝心地」と称されるこのベッドは、
適度な硬さと包み込まれるような柔らかさを兼ね備えており、朝までぐっすりと熟睡できました。
枕元には、枕につけるとラベンダーの香りがする香水が。
ウェスティンホテル横浜のコンセプトである「ウェルビーイング(Well-being)」の
「Sleep Well(よく眠る)」を体現するサービスですね。

大きな窓からは、横浜のシティビューが楽しめます。

天気が良い日には富士山が見えました!

日中よりもシルエットがはっきりと見える夕暮れ時の景色は格別です。

もう片方からは横浜駅側の景色を見ることができます。

こちら正面からは夕方と翌朝に富士山を拝むことができました!!
部屋から見える夜景を撮影してみました!
BAY QUARTERがしっかりと見えました!
JR横浜駅側

みなとみらいのベイサイドの景色が見れないことだけが唯一の欠点です。
ぜひベイサイドにもマリオットホテルを作ってほしいです

西側

バスルーム・トイレ・洗面所

アメニティは、ウェスティンオリジナルの「White Tea Aloe」シリーズ。
爽やかで上品な香りが特徴です。
環境配慮のため、シャンプーやボディソープはボトルタイプで備え付けられています。

DHCのスキンケアセットも用意されていました。

ミニバー・冷蔵庫・コーヒーマシン
ミニバーには、ネスプレッソのコーヒーマシンとお水が用意されています。
お水はサステナビリティを意識して、ペットボトルではなく「瓶」での提供です。
冷蔵庫の中は有料のドリンクが入っていますが、
持ち込んだ飲み物を入れるスペースも少し確保されていました。

ウェスティンクラブ(クラブラウンジ)の体験レビュー

ホテルの22階には、クラブルーム宿泊者と
マリオットボンヴォイ・プラチナエリート以上の会員が利用できる
「ウェスティンクラブ(クラブラウンジ)」があります。
※12歳未満は保護者同伴でも入室禁止のためご注意ください

クラブラウンジの営業時間とサービス内容
ラウンジでは、時間帯によって軽食やアルコールが提供されます。
| 時間帯 | サービス内容 |
| デイスナック | 10:00 ~ 17:00 |
| カクテルタイム | 17:30 ~ 19:30 |
| コーディアル | 19:30 ~ 20:00 |
| 営業時間 | 7:00 ~ 22:00 |
入口でスタッフさんに客室番号を伝えると入室が可能です。
ウェスティンホテル横浜のクラブラウンジはなんと450平米あります。
以下のような雰囲気です。

暖色の温かみとピカピカの大理石の高級感が非常にマッチしていると思いませんか?
筆者は内装の素敵さに感動しました!
この時点で滞在中なるべく長くこのクラブラウンジに行こう と心に決めていました笑
※ちなみにクラブラウンジは以下の時間帯で利用が可能です。
■営業時間:6:30-22:00
■ご朝食:7:00-9:30 (L.O. 9:00)
■ティータイム:10:00-17:00
■カクテルタイム: ①17:00-18:30 ②19:30-21:00
※カクテルタイムは2部制となり、各セッションは90分。希望の時間をクラブラウンジスタッフに伝えて利用可能
席数も多くそれぞれの間隔が離れており居心地が非常に良いです。
おすすめは先程の画像のような窓際のソファー席です!
その他にも画像手前のような2名掛けの席や、
奥のセパレート式の最大14名まで座れるようなテーブル席もあります。

一人でも利用しやすいカフェタイプの席もありました!
みなとみらい側が見えるカフェタイプの席も◎

さらに驚いたのは、会議室もあり、ビジネス利用でも非常に使いやすいと思います。
(実際に利用されている方がいたので写真は撮っておりません)
カクテルタイムのメニューも充実してて、夕飯をこちらで済ませることもできるくらいでした!

ハイボールはグレンリベット12年でした!

余談ですがトイレも高級感がありますね

ウェスティンホテル横浜の朝食
マリオットボンヴォイプラチナエリート資格を保有していると、
ウェスティンホテル横浜では2名分の朝食を無料でいただくことが可能です。
朝食会場は以下から選ぶことができました!
・前述のクラブラウンジ
• 3F ブラッスリー・デュケア/鉄板焼
7:00-10:30 (L.O. 10:00)
• 23F アジア / アイアンベイ
7:00-10:30 (L.O. 10:00) ※日曜日のみ営業
種類豊富でとても美味しい朝食でした!

ライブキッチンでは卵料理をオーダーできます。

和食、洋食、中華と種類も豊富。

ウェスティンホテル横浜のプラチナエリート特典
マリオット・インターナショナルには、独自のステータスシステムが用意されております。
エリート会員レベルと呼ばれるもので、ランクの低いものから順に、
シルバーエリート・ゴールドエリート・プラチナエリート・チタンエリート・アンバサダーエリート の5つに分かれています。
このレベル別に様々な宿泊時の特典が用意されており、
マリオットマリオット・インターナショナルの世界中のホテルで、その特典が付与されます。
その中でも特典のレベルが跳ね上がるのが"プラチナエリート"という階層です。
冒頭にもお話した通り、筆者はマリオットボンヴォイプラチナエリート資格を保有しているため、
今回の宿泊で適用された、マリオットボンヴォイのプラチナエリート特典を紹介します。
ウェスティンホテル横浜におけるプラチナエリート特典まとめ
プラチナエリート特典を表にまとめたものはこちらです。
| プラチナエリート特典 | ウェスティンホテル横浜におけるプラチナエリート特典詳細 |
| 客室アップグレード | 空室状況などにより客室アップグレード可能性あり(スイートを含む) |
| レイトチェックアウト | 最大16:00まで ※宿泊状況による |
| クラブラウンジ | クラブラウンジ「ウェスティンクラブ」へアクセス可能 |
| 朝食 | ウェルカムギフトとして2名分無料を選択可能 |
| ウェルカムギフト | マリオットボンヴォイ1000ポイント付与or2名分朝食無料orプール無料チケット のいずれか1つ |
| その他 | 50%ボーナスポイント |
客室アップグレード
マリオットボンヴォイプラチナエリート資格特典はお部屋アップグレードです。
ウェスティンホテル横浜において「空室状況などにより客室アップグレード可能性(スイートを含む)」があります。
スイートを含む という文言はアツいですね。
どれほどのアップグレードがあったかを説明する前に、ウェスティンホテル横浜の客室タイプを一覧で紹介します。
| No. | 部屋カテゴリ | 広さ | 2024年11月平日1泊参考価格 |
| 1 | デラックス キング スカイラインビュー | 42㎡ | 4.9万円 |
| 2 | デラックス ダブル スカイラインビュー | 42㎡ | 4.9万円 |
| 3 | ベイルーム キング スカイラインビュー | 42㎡ | 5.1万円 |
| 4 | ベイルーム ダブル スカイラインビュー | 42㎡ | 5.1万円 |
| 5 | コーナーキングスカイラインビュー | 45㎡ | 5.3万円 |
| 6 | クラブキング | 42㎡ | 6.0万円 |
| 7 | クラブ ダブル2台 | 42㎡ | 6.0万円 |
| 8 | クラブコーナーキング | 45㎡ | 6.3万円 |
| 9 | エグゼクティブスイート | 84㎡ | 8.9万円 |
| 10 | プレデンシャルスイート | 210㎡ | 73.2万円 |
基本的には最も安いお部屋を予約し、アップグレードを楽しみに当日を迎えるのですが、
上の表から見てわかるようにウェスティンホテル横浜の客室にはそこまで大きな価格差がありませんでした。
そこでいつもと異なる試みをしてみました。
通常でしたらNo.1「デラックス キング スカイラインビュー」を予約するところを、
No.5「コーナーキングスカイラインビュー」を予約をしたのです。
料金が4,000円程度しかかわらないのにもかかわらず、
よりハイグレードの客室(特にスイートルーム)へのアップ確率が高まると思ったためです。
どういうことかといいますと、
No.1「デラックス キング スカイラインビュー」ですと、実質同料金の高層階へのアップグレードか、
相当運が良くてもコーナーキングへのアップグレードにとどまる可能性が高いと考えました。
一方でNo.5「コーナーキングスカイラインビュー」を予約しておけば、
アップグレード対象が最低でもN0.8「クラブコーナーキング」以上になると考えたわけです。
あわよくばNo.9やNo.10のスイートルームへのアップグレードを期待して当日を迎えました。
結果はN0.8「クラブコーナーキング」へのアップグレードでした!
残念ながらスイートルームへのアップグレードは叶いませんでしたが、
そもそもコーナールームが確約されている中で面白い検証ができたので個人的に大満足です。
レイトチェックアウト(最大16:00まで)
ウェスティンホテル横浜含むマリオットホテルではマリオットボンヴォイプラチナエリート資格を保有していると、
空室状況など様々な状況を加味して最大16:00までチェックアウト時間の延長が可能です。
チェックイン時にスタッフさんと会話をし、
16:00ではないですが14:00までチェックアウトを延長していただきました!!
ウェスティンホテル横浜の麓にあるぴあアリーナMMでのライブからの宿泊でしたので、
長くホテルに滞在できるのは非常に助かりました。
まとめ
実際に泊まって感じたメリット・デメリット
【良かった点】新しい施設とクラブラウンジのクオリティ
2022年開業ということもあり、設備がどこも新しくピカピカで気持ちが良いです。
【気になった点】みなとみらいからはやや距離がありベイビューではない
横浜みなとみらいに宿泊したい方はみなとみらいのベイビューを求めている方も多いのではないでしょうか?
筆者もできればベイビューに宿泊したいと思うタイプですが、
ウェスティンホテル横浜はみなとみらいからはやや距離があるため、
みなとみらいの風景夜景を求める方にはおすすめできません。
これらからウェスティンホテル横浜は、以下のような方に特におすすめできるホテルです。
- カップル・ご夫婦での記念日ステイ:ハードがとても良いので大切な日に都会の喧騒を離れたい際におすすめです
- マリオットボンヴォイ会員(特にプラチナ以上): ラウンジや朝食無料、レイトチェックアウトなどの特典メリットが非常に大きいです。
- ぴあアリーナMMやZepp Yokohamaでライブがある方:ライブ会場からのアクセスは◎です
横浜観光の拠点としてはもちろん、ホテルでお籠りステイをする「ホカンス」にも最適なホテルでした。
ぜひ次の横浜旅行の候補に入れてみてください。