
星のや竹富島は、1泊約8.5万円〜15万円が相場です。その勝ちがあるのか?と悩む方が最も多い宿のひとつだと思います。
結論から言うと、竹富島の文化と自然を「体験するホテル」として考えれば、料金は妥当です。ただし、向き不向きは明確にあります。ANAマイルで石垣島まで飛ぶ方法も含めて、お得に泊まるルートも解説します。
私は旅行会社員時代に添乗でこのリゾートを訪れ、その後もプライベートで宿泊しました。「高いだけ」と思っていた先入観が、チェックインから30分で覆された体験を正直にお伝えします。
- 星のや竹富島の概要・アクセス・料金の実際
- 客室(棟)タイプの違いと選び方
- 食事・アクティビティの内容と正直な評価
- 元旅行会社員が感じた「他のリゾートとの本質的な違い」
- ANAマイル・一休・Yahoo!トラベルを使ったお得な予約方法
- 「こんな人には合わない」正直な向き不向き判断
星のや竹富島 宿泊記【2026年最新】料金・食事・アクティビティを元旅行会社員が正直解説
星のや竹富島とは

星のや竹富島は、星野リゾートが運営する「星のや」ブランドの離島型リゾートです。沖縄県八重山郡竹富島に位置し、石垣島から高速船でわずか15分の離島にあります。
「星のや」ブランドは京都・富士・軽井沢・竹富島など国内6拠点を展開しており、共通するコンセプトは「その土地の文化・自然に没入する滞在」。一般的な高級ホテルとは一線を画す設計です。
竹富島は、赤瓦の古民家が並ぶ国の重要伝統的建造物群保存地区。その集落の中に一棟一棟のコテージが溶け込むように設計されているのが、星のや竹富島の最大の特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 沖縄県八重山郡竹富町竹富 |
| 開業 | 2012年4月 |
| 客室数 | 48棟(全室コテージタイプ) |
| チェックイン | 15:00〜 |
| チェックアウト | 12:00 |
| 駐車場 | なし(島内は原則レンタサイクル・徒歩) |
| 運営 | 星野リゾート(ホシノリゾート) |
星のや竹富島の料金相場
「1泊いくら?」と聞かれると、時期と棟タイプで大きく変わります。以下は2026年の目安です。
| 時期 | スタンダード棟(2名) | プレミア棟(2名) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 平日オフシーズン(11〜2月) | 75,000〜100,000円 | 110,000〜140,000円 | 食事別途 |
| 週末・春秋(3〜5月/9〜10月) | 100,000〜130,000円 | 150,000〜180,000円 | 食事別途 |
| GW・夏(7〜8月)・年末年始 | 130,000〜160,000円 | 190,000〜220,000円以上 | 食事別途 |
夕食・朝食は別料金で、夕食は1名あたり15,000〜20,000円程度が目安です。食事込みの2泊2名だと合計40〜60万円になることも珍しくありません。
旅行会社員時代の感覚で言うと、「高い」ではなく「そういう旅行のカテゴリ」です。クルーズ旅行と同じように、「体験にお金を使う」と割り切れる方向けの宿です。
2泊以上がおすすめ
ちなみに星のや竹富島を含む星のやでの滞在は、2泊以上が強く推奨されます。
基本的には1泊予約が可能なタイミングが限られることもありますが、
1泊と2泊でさほど料金差がない場合が多いです。
さらに星のや竹富島においては、竹富島という離島への移動時間、リゾート内で提供される多彩なアクティビティ、
そして何よりも「何もしない贅沢」を存分に味わうためには、ゆとりある時間が必要です。
1日目はリゾート内でゆっくりと過ごし、2日目は島内観光やアクティビティを楽しむなど、
メリハリのある過ごし方を計画するのがおすすめです。
アクセス方法
竹富島へは、まず石垣島まで飛行機で向かい、石垣島離島ターミナルから高速船に乗り換えます。本州からだと最低でも半日かかるため、2泊以上が基本です。1泊では移動だけで終わります。

| 区間 | 手段 | 所要時間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 東京(羽田)→ 石垣(新石垣空港) | ANA / JAL 直行 | 約3時間10分 | 那覇乗り継ぎ便もあり |
| 大阪(伊丹/関空)→ 石垣 | ANA / JAL / ピーチ等 | 約2時間30分 | 直行便あり(時期により変動) |
| 石垣港離島ターミナル → 竹富島 | 八重山観光フェリー / 安栄観光 | 約15分 | 片道750円。1日20便以上運航 |
| 竹富島港 → 星のや竹富島 | 宿の送迎バス(予約制) | 約5分 | 港での出迎えあり |
ANAマイルで石垣島まで飛ぶ
私はANA SFCを保有しているため、特典航空券で東京–石垣を往復します。国内線特典航空券は羽田–石垣が片道8,000〜12,000マイル程度(時期・クラスにより変動)。2名往復で3〜5万マイル使えば、航空券代の節約になります。
マイルが貯まっていない方は、マリオットアメックスのポイントをANAマイルへ移行する方法もあります。マリオットポイント60,000pt → ANAマイル25,000マイル(ボーナス込み)で交換できるため、石垣往復分は十分まかなえます。
→ANAマイル × マリオットポイント「二刀流」完全ガイド2026
星のや竹富島の客室タイプ
星のや竹富島の客室は全てが独立した一軒家タイプのスイート。
竹富島の伝統的な家屋の様式を忠実に再現しており、
赤瓦の屋根、サンゴ石の石垣、そして開放的なテラスが特徴です。
詳細にお伝えすると以下の3種類に区別できます。
キャンギ:53m²/1人〜2人

ガジョーニ:59m²/1人〜3人

ズーキ:59m²/1人〜2人

全ての客室が共通して独立した「離れ」となっているため、他の宿泊客を気にすることなく、自分たちだけの時間を過ごせます。
隣の家との間には、竹富島の石垣が巡らされ、高いプライベート性が保たれています。
テラスで心地よい風を感じながら読書をしたり、夜には満点の星空を眺めたりと、
誰にも邪魔されない至福のひとときを満喫できるでしょう。
宿泊した「キャンギ」
広さの違いなどはあれど、唯一畳のお部屋であるキャンギに惹かれて、筆者はキャンギのお部屋を選択しました。

外観

客室の外観はこのような感じです。
ひとつの屋根に1匹のシーサーが家を守ってくれています。

バスルーム
キャンギのバスルームは非常にシンプルです。

洗面台もシンプルですが清潔に保たれています。

寝室

寝室はベースは畳で、低く床上げされています。
空気清浄機が設置されており快適に過ごすことができます。
ルームアメニティ
湯呑みが星のやマークで素敵です。

星のやといえばの作務衣。
着心地が良く購入できるものならしたいと思いました、、、

こちらは持ち帰り可能な手提げ袋です。
丈夫で滞在中使い勝手が良かったです!

その他にも虫除けスプレーなども用意されていました。

食事について
星のや竹富島では①ダイニングでいただくコース料理 ②インルームダイニングの夕食という2つの選択肢があります。
①ダイニングでいただく《島テロワール》

"島テロワール"とは、星のや竹富島でいただける夕食のことです。
テロワールとは、島ならではの天候や風土、人々の営みのことを指し、食材が育つ土地の環境特性を指します。
そんなテロワールで育った八重山の地の食材をフレンチの技法で仕上げていくコース仕立てです。
元旅行会社員かつ元飲食営業として働いていた経験から、飲食に関する知見もあるのですが、こちらの島テロワールは、島での1日の締めくくりとして沈みゆく夕日を眺めながらいただく、竹富島の素材を活かしたお料理が素晴らしく、食事だけでなく「空間ごと食事を楽しむ」設計で印象に残りました。
②インルームダイニング
ディナーは「島テロワール」の他、客室でゆっくりといただけるインルームダイニングも選べます。
プライベートな空間で、誰にも気兼ねなく食事を楽しみたい時に最適です。
また、ゆんたくラウンジでは、時間帯によって軽食やドリンクが提供されており、
小腹が空いた時や、ちょっとした休憩に立ち寄るのもおすすめです。
朝食:竹富島の朝を感じる 選べる4種の朝食

朝食は「島の朝ごはん」として、ジューシー(炊き込みご飯)・島豆腐・もずく酢などが中心の和朝食スタイル。量は少なめですが、素材感があって好みです。朝食は予約不要で7:00 AM - 9:30 AMの時間でダイニングまで行けば予約なしで利用ができます。
※1人4,961円
滞在を彩る施設・サービスとアクティビティ体験
一年中楽しめる24時間利用可能なプール

リゾートの中心にあるのは、美しい水の庭「ブガマリ」と、それを囲むように配置されたプール。
竹富島の澄んだ水が満たされ、
いつでも心地よい水温に保たれているため、季節を問わず24時間利用可能です。
夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気の中で星空を眺めながら泳ぐこともできます。

「ゆんたくラウンジ」での無料サービスとイベント

リゾートの中心に位置する「ゆんたくラウンジ」は、宿泊客が自由に利用できる憩いの場です。
時間帯によって、泡盛のテイスティングや三線ライブ、島の唄や踊りなど、さまざまな無料イベントが開催されます。
冷たいドリンクや、日替わりの軽食も用意されており、読書をしたり、他の宿泊客と交流したりと、思い思いの時間を過ごせます。
三線体験や星空観察など、島文化に触れるアクティビティ
星のや竹富島では、島の文化や自然を深く体験できるアクティビティが充実しています。
三線体験では、島の伝統楽器に触れ、沖縄のメロディーを学ぶことができます。
アクティビティ

朝食後にレンタサイクルで集落を一周するのが、竹富島の定番ルーティンです。白砂の道・水牛車・ブーゲンビリアの花が朝の光の中にある景色は、記憶に残ります。
星のや竹富島は「アクティビティで時間を埋める」設計ではなく、「島の時間に合わせてゆっくり過ごす」設計です。アクティビティ重視の方には物足りないかもしれません。
| アクティビティ | 料金目安 | おすすめ度 | コメント |
|---|---|---|---|
| 星空観察ツアー | 6,000〜8,000円/名 | ★★★★★ | 竹富島は光害が少なく、天の川が見えるレベル。夏は必須 |
| シュノーケリング | 8,000〜12,000円/名 | ★★★★☆ | 宿手配のガイド付きが安心。コンディション次第で感動体験 |
| マングローブカヌー | 10,000〜15,000円/名 | ★★★★☆ | 石垣島へ渡って催行。独特の景観が楽しめる |
| 水牛車観光(島内業者) | 1,500〜2,000円/名 | ★★★★☆ | 集落内を15〜20分かけて一周。民謡を生歌で聴けることも |
| レンタサイクル(宿外) | 500〜700円/時間 | ★★★★★ | 竹富島は平坦で自転車に最適。朝イチがおすすめ |
| ヨガ・瞑想(宿主催) | 無料〜3,000円 | ★★★☆☆ | 好みが分かれる。連泊の余白時間向き |
筆者は滞在中にそこまでアクティビティを詰め込まず、
シーサー作り体験や水牛車観光を楽しみましたが、現地の方と触れ合えたり島時間を体感できて非常に満足度が高かったです。
正直な評価:良かった点・気になった点
良かった点
- 「島に滞在している」感覚の純度が高い:部屋から出ると集落の風景が広がり、ホテルのロビーに戻ってきた感じがしない。この没入感は他のリゾートで代替できない
- スタッフのホスピタリティ:旅行会社員として多くの高級ホテルを見てきたが、「押し付けがましくない親切さ」のバランスが非常に良い
- 静けさ:48棟しかなく、かつ棟が散在しているため、人混みを感じる瞬間がほぼない
気になった点(正直に書きます)
- Wi-Fiが弱い棟がある:離島の構造上、棟によっては電波が不安定。リモートワーク目的ではおすすめしない
- 移動のコストが大きい:東京からだと往復交通費だけで2〜5万円かかる。総費用を把握してから予算計画を立てること
- 食事の自由度が低い:宿周辺に飲食店はほぼなし。夕食は宿で食べる前提で組まないと不便
- ポイント宿泊・マリオット特典は使えない:星野リゾートは独自ブランドのため、マリオットボンヴォイのポイント宿泊には非対応
こんな人には合う・合わない
| 向いている | 向いていない |
|---|---|
|
|
お得に泊まる方法
星のやはマリオットやIHGのポイントプログラムには非対応です。ただし、以下の方法でコストを下げることはできます。
1. 早期割引(公式サイト)
公式サイトの「早期割引」は60日前・90日前予約で15〜20%オフになることがあります。日程が決まっているなら公式から予約するのが基本です。
2. 一休.comのお得な日・クーポン
一休.comでも星のやは掲載されており、「一休ポイント」の付与対象です。一休プレミアムサービス利用者はポイント付与率が上がります。ただし一休の「プレミアム限定プラン」は星のやには適用外のケースが多いため、価格差を必ず確認してから予約しましょう。
→ 一休.com vs Yahoo!トラベル どちらがお得?比較解説
3. Yahoo!トラベルのPayPay還元
Yahoo!トラベル経由で予約すると、PayPay残高で最大10%還元されるキャンペーンが定期的に実施されます。10万円の宿泊に対して1万円分のPayPay還高は大きいです。
→ Yahoo!トラベル PayPay還元率を最大化する方法
4. 航空券はANAマイルで節約
宿泊費そのものは値引きしにくい分、航空券をマイルで手配してトータルコストを下げる戦略が現実的です。ANA SFC保有者はプレミアムクラスへのアップグレードポイントも使えるため、移動の快適さまで底上げできます。
| 節約方法 | 節約額目安(2名往復) | 難易度 |
|---|---|---|
| ANAマイル特典航空券(東京–石垣) | 40,000〜80,000円相当 | 中(マイルが必要) |
| Yahoo!トラベル PayPay還元10% | 10,000〜15,000円 | 低(期間限定) |
| 公式早期割引(60日前) | 15,000〜25,000円 | 低(早めの決断が必要) |
まとめ:星のや竹富島は「島体験」に払う料金
旅行会社員として多くのリゾートに関わってきた私の結論は、「星のや竹富島は他のどこかと比べるリゾートではない」ということです。
マリオットのポイント宿泊ができないこと、食事の自由度が低いこと、移動コストがかかること——これらを「デメリット」と感じるなら、他の高級ホテルの方が満足度は高いかもしれません。
ただ、「竹富島の赤瓦の集落に自分が住んでいる感覚で過ごす2泊」は、ここでしか体験できないものです。記念日・ハネムーン・何か人生の区切りになる旅行として使うのに、これ以上適した宿はないと私は思っています。
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筆者プロフィール
元旅行会社員・元リクルートで飲食企画営業に従事。現在はITコンサルタントとして活動。マリオットボンヴォイ プラチナエリート会員。マリオットボンヴォイアメックスプレミアム(旧SPGアメックス)を保有し、日常利用・ホテル予約・ポイント管理をこの1枚で一元化。ポイントによる無料宿泊を複数回実現。旅行会社員時代の知識をベースに、このブログで「旅と宿のお得情報」を発信中。