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韓国旅行を安く行く方法2026年版|LCC・マリオットポイント・ポイントサイト活用を元旅行会社員が解説

引用元:https://www.marriott.com/ja/hotels/seljw-jw-marriott-hotel-seoul/

2025年、日本人が最も訪れた海外旅行先は韓国です。月間30万人超の日本人が韓国を訪れており、東南アジア・ヨーロッパをはるかに上回る圧倒的な人気を誇っています。フライトは2〜3時間、時差なし、ビザ不要。気軽さで言えば国内旅行の延長に近い感覚で行ける行き先です。

その一方で、「旅行サイトでパッケージを買ったら思ったより高かった」「ホテルがいまいちだった」という声も聞きます。元旅行会社員として言わせてもらうと、韓国は正規料金・通常予約で行くのがもったいない行き先です。LCCのセール、マリオットボンヴォイポイントでの無料宿泊、PayPayなどのポイント還元——この3つを組み合わせれば、3泊4日ソウル旅行が25,000円台で完結します。

この記事でわかること
  • LCCでソウル往復を最安値で取る方法と注意点
  • マリオットポイントでソウルの高級ホテルに無料宿泊する手順
  • PayPay・クレカを使ったポイント還元術
  • 3泊4日25,000円台で実現する費用シミュレーション
  • 旅行スタイル別おすすめプラン

韓国旅行を安く行く方法2026年版|LCC・マリオットポイント・ポイントサイト活用を元旅行会社員が解説

航空券は「LCC一択」でいい理由

韓国(ソウル)は成田・羽田・関西・福岡などから多くのLCCが就航しており、航空券の選択肢が豊富です。フライト時間が2〜3時間と短いため、座席が狭くても快適性への影響が小さく、LCCのデメリットが出にくい路線でもあります。大手キャリアを使う理由は、よほどのマイル修行目的か、出張で経費が出る場合くらいです。

韓国路線の主要LCCと料金比較

主要LCCの料金感と特徴を整理します。いずれも燃油サーチャージ・空港税別の本体運賃で、セール時の価格帯も実態に基づいています。

航空会社主な出発地片道料金目安(通常期)セール時の目安特徴
Peach Aviation(ピーチ)成田・関西・福岡ほか8,000〜15,000円3,000円〜国内拠点が多く乗り継ぎも便利。セールが頻繁
ジェットスター・ジャパン成田・関西・名古屋ほか8,000〜18,000円3,980円〜年4回以上のセールあり。早割「スターター」運賃が狙い目
エアソウル成田・関西・名古屋ほか10,000〜20,000円5,000円〜アシアナ系列。金浦空港発着路線あり
ティーウェイ航空成田・関西・福岡ほか10,000〜20,000円4,500円〜韓国系LCC。座席ピッチがやや広め
チェジュ航空成田・関西・福岡ほか10,000〜22,000円4,900円〜韓国系LCCで最大手。路線数が豊富

セール時は片道3,000〜5,000円が現実的に出る路線です。往復でも1万円を切ることがあります。各社のメールマガジン登録・公式アプリの通知をONにして、セール情報を受け取れる状態にしておくのが最安で抑える基本動作です。

LCC利用時の注意点3つ

安さの代わりに知っておくべき注意点があります。事前に把握しておけば旅行当日に慌てることはありません。

① 受託手荷物は別料金
LCCの基本運賃には受託手荷物(スーツケースの預け入れ)が含まれていません。当日空港で追加すると割高になるため、必ず予約時または搭乗24〜48時間前までにオンラインで購入してください。ピーチ・ジェットスターの場合、15〜20kgの受託手荷物を事前購入すると片道1,000〜3,000円程度で済みますが、空港カウンターでの当日追加は2〜3倍の料金になることがあります。3泊4日程度であれば機内持込サイズのキャリーケース(7kg以内)に収めて受託手荷物ゼロにするのが最安です。

② 遅延・欠航リスクは大手より高め
LCCは機材繰りの関係で遅延・欠航が発生しやすく、欠航時の振替対応も大手より限定的です。旅行初日・最終日の便に設定すると旅程全体が狂うリスクがあります。特に最終日は帰国後に仕事が入っている場合は注意が必要です。旅行保険や海外旅行クレジットカードの付帯保険で遅延・欠航補償が付くものを選ぶことをおすすめします。

③ 仁川空港 vs 金浦空港の使い分け
ソウルへの入口は「仁川国際空港(ICN)」と「金浦国際空港(GMP)」の2つがあります。市内(明洞・弘大・江南エリア)へのアクセスは金浦空港の方が圧倒的に近く、地下鉄で30〜40分、タクシーで25〜35分程度です。仁川空港は市内まで電車で60〜70分、リムジンバスで80〜90分かかります。エアソウル・ティーウェイ・チェジュなど一部路線は金浦発着もあるため、ソウル市内観光メインなら金浦発着を優先で探すのが正解です。


ソウルのマリオット系ホテルにポイントで無料宿泊する

韓国旅行のコストで最も大きいのはホテル代です。ソウルの主要エリア(明洞・江南)のホテルは1泊10,000〜20,000円以上が当たり前で、3泊で30,000〜60,000円かかります。ここをマリオットボンヴォイポイントでゼロにするのが、この記事で最もインパクトの大きい節約術です。

私自身、Westin Josun Seoulに宿泊した際、プラチナエリートの特典として漢江(ハンガン)ビューの上層階にアップグレードしていただきました。夜景を眺めながら、現金なら3万円近い部屋に無料で泊まれたのは、ポイント活用の醍醐味を改めて実感した体験でした。

ソウルのマリオット系ホテルと必要ポイント数

ソウルにはマリオット系列のホテルが複数あります。以下は実在するホテルの情報をまとめたものです(必要ポイント数はダイナミックプライシングにより変動します。目安として参照してください)。

ホテル名エリア通常料金目安(1泊)必要ポイント数(1泊)
JW Marriott Hotel Seoul江南25,000〜45,000円最大50,000ポイント
W Seoul Walkerhill広津区25,000〜40,000円最大50,000ポイント
Westin Josun Seoul中区18,000〜30,000円最大35,000ポイント
Sheraton Grand Incheon Hotel仁川15,000〜25,000円最大35,000ポイント
Four Points by Sheraton Seoul, Guro九老区10,000〜18,000円最大25,000ポイント

たとえばWestin Josun Seoulに3泊するなら、最大で105,000ポイント消費しますが、ローシーズンであれば1泊20,000〜25,000ポイント程度で収まるケースもあります。通常料金で3泊予約すれば54,000〜90,000円かかるところが、ポイント利用でゼロになります。3泊で最大90,000円相当の節約が可能な計算です。

韓国でプラチナエリート特典を使うとこうなる

マリオットボンヴォイのプラチナエリート(年間50泊以上で取得)になると、ポイント宿泊時もステータス特典が適用されます。ソウルのホテルでは特にこの2つが効いてきます。

朝食無料:プラチナエリートには毎朝2名分の朝食が無料で付きます。ソウルのホテルブレックファーストは1人3,000〜5,000円が相場です。2名・3泊であれば18,000〜30,000円の節約になります。観光の朝を毎日ホテルの朝食でスタートできるのは、快適さとコストの両面でメリットがあります。

アップグレード:空室状況次第ですが、予約時より上のカテゴリーの部屋に無償アップグレードされます。ソウルのホテルでは、シティービューで予約していた部屋が漢江(ハンガン)ビューに変わることもあります。川沿いの夜景は見ごたえがあり、追加料金なしで体験できるのがプラチナの醍醐味です。

マリオットボンヴォイのプラチナエリート特典の詳細と取得方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています


ポイントサイト・クレカ活用でさらに安くする

航空券をLCCで、ホテルをマリオットポイントで——この2軸でコストの大部分を削れますが、さらに食費・交通・ショッピングのポイント還元を積み上げれば、実質コストをもう一段下げられます。

マリオットAmexでポイントを貯めながら旅行する

マリオットボンヴォイアメリカン・エキスプレス・カード(マリオットAmex)は、カード利用でボンヴォイポイントが積算されます。通常利用で100円あたり3ポイント、マリオット系ホテルでの利用は100円あたり6ポイントと還元率が高く、日常の決済をこのカードに集中させるだけでポイントが着実に積み上がります。

貯めたポイントはソウルのマリオット系ホテルの特典宿泊に直接使えます。カードを作って日常使いで貯め、次の韓国旅行のホテルをポイントでゼロにする——このサイクルを回すことで、毎回の旅行コストを大幅に下げられます。マリオットAmexカードの詳細と申し込み方法はこちらの記事で詳しく解説しています

PayPayユーザーはYahoo!トラベルでホテルを取ると得

マリオット系ではなく一般のホテルを利用する場合は、Yahoo!トラベルとPayPayの組み合わせが有効です。PayPay残高払い+LYPプレミアム会員(旧Yahoo!プレミアム)の条件を満たせば、Yahoo!トラベルのホテル予約で最大20%のPayPayポイント還元が受けられます。

ただしマリオット系ホテルはYahoo!トラベルの対象外です。ポイント還元が使えるのは一般ホテルのみという点に注意してください。「ソウルで格安ビジネスホテルに泊まりつつ食費・ショッピングはPayPayで払いたい」という使い方に向いています。Yahoo!トラベルのPayPay活用についてはこちらの記事で詳しく解説しています


韓国旅行の費用シミュレーション(3泊4日・ソウル)

実際にどれくらいコストが変わるか、3泊4日のソウル旅行で比較します。「通常予約」と「LCC+マリオットポイントのフル活用」の2パターンです。

費用項目通常予約(大手航空・OTAホテル)フル活用(LCC+マリオットポイント)
航空券(往復)30,000〜50,000円10,000円(LCC片道5,000円×2)
ホテル(3泊)30,000〜45,000円0円(マリオットポイント利用)
食費・交通費約15,000円約15,000円
合計75,000〜110,000円約25,000円

同じ旅行内容で、5万〜8万円の差が出ます。この差は「LCCのセールを使ったか」「ホテルをポイントで取ったか」だけで生まれます。韓国は渡航回数を増やしやすい距離感にあるからこそ、1回あたりのコストをできる限り下げる仕組みを持っておくことが重要です。

なお、マリオットポイントのためにマリオットAmexを日常使いすれば、3〜6ヶ月でソウルのミドルクラスホテル3泊分のポイントは十分貯まります。「ポイントが貯まってから行く」のではなく、「次の旅行のためにポイントを使う計画を立てながら貯める」という発想で動くのが正解です。


韓国旅行のベストシーズン

韓国は四季がはっきりしており、時期によって気候・混雑度が大きく変わります。LCCのセール時期とも重なる点があるため、旅行計画の参考にしてください。

季節時期気候混雑度おすすめ度
3〜5月温暖・過ごしやすい。桜(3〜4月)が見頃桜シーズンは高め。5月は落ち着く★★★★★
6〜8月高温多湿。7〜8月は30〜35℃超、湿度も高い高め(夏休み需要)★★
9〜11月晴天が多く爽やか。紅葉(10〜11月)が見頃中〜高め(秋の観光シーズン)★★★★★
12〜2月厳寒。1〜2月はソウルで-10℃前後になることも低め(閑散期)★★★

気候と費用の両面で最もバランスが良いのは春(4〜5月)と秋(9〜11月)です。桜・紅葉シーズンは現地もにぎわいますが、観光地としての魅力が高まる時期でもあります。冬は寒さが厳しい代わりにLCCのセールが出やすく、ホテルのポイント必要数も低くなりやすいため、費用最優先なら狙い目です。

なお、韓国はビザ不要(90日以内の観光目的)で入国できます。パスポートの残存有効期間が3ヶ月以上あれば、思い立ったタイミングでLCCのセールを見つけてすぐ予約できるのが韓国旅行の最大のメリットです。


あなたに合った韓国旅行スタイルはどれ?

こんな方におすすめの選択理由
とにかく安く済ませたいLCCセール+Four Points by Sheratonにポイント宿泊必要ポイントが少なく総費用を最小化できる。25,000円台が現実的
ホテルの質にこだわりたいLCC+JW MarriottかW Seoul WalkerhillにポイントでRoyalty宿泊航空券をLCCで節約した分をホテルに全振り。プラチナ特典で朝食・アップグレードも
週末弾丸で行きたい金浦発着のエアソウルかティーウェイ+Westin Josun Seoul金浦空港は市内まで30分。金曜夜発・日曜夜帰国でも2泊楽しめる
初めての韓国・買い物が目的LCC+明洞エリアのマリオット系にポイント宿泊明洞は観光・コスメ・グルメの中心地。ホテルからどこへも歩いて行けて便利

まとめ|韓国旅行を安く行く3ステップ

韓国旅行のコストを最大限下げるための行動ステップは、以下の3つです。

ステップ①:LCC予約はセール時を狙い、早めに確保する
Peach・ジェットスター・チェジュなどの公式アプリ・メルマガに登録して、セール通知を受け取れる状態にしておきます。片道5,000円以下のセールが出たら即決断が基本です。日程の柔軟性があるほど安い便を取りやすくなります。受託手荷物は事前オンライン購入で済ませてください。

ステップ②:マリオットAmexでホテル代をポイントでゼロにする
マリオットボンヴォイアメックスを日常決済カードに設定し、ボンヴォイポイントを貯めます。3〜6ヶ月の日常利用でソウルのミドルクラスホテル3泊分は十分貯まります。予約はマリオット公式サイトのポイント宿泊から直接行います。プラチナエリートになれば朝食無料・アップグレードも付いてきます。

ステップ③:食費・ショッピングはPayPayやクレカ払いでポイント還元を取る
現地の食事・コンビニ・ショッピングはPayPayが使える店舗を活用(一部の韓国店舗でPayPay使用可)するか、ポイント還元率の高いクレカで払います。帰国後の精算ではなく、使いながらポイントを積み上げる意識が大切です。

韓国は「安く行こうと思えば思うほど安くできる」旅行先です。ビザ不要・フライト2〜3時間・時差なし——この条件でこれだけコストを削れる行き先は、世界中を探してもほとんどありません。仕組みを一度作ってしまえば、年2〜3回の韓国旅行も現実的な選択肢になります。


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この記事を書いた人

元旅行会社員(添乗経験あり)。現在はSEOコンサルタントとして活動しながら旅行ブログを運営。マリオットボンヴォイ プラチナエリートANA SFC(スーパーフライヤーズカード)保有。年間数十泊の宿泊経験をもとに実際に使える情報を発信しています。

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