旅行記

【9/30まで】紀尾井清堂で数年に一度の展示「なんでも手帳と思考のスケッチ」に行ってみた

こんにちは。訪問いただきありがとうございます。
元大手旅行会社勤務&リクルート勤務の もとりょこ と申します。
そんな経歴を持つ筆者が、旅行のプロ目線でいろいろな情報発信をしているブログです。

今回は2025/7/1~9/30まで開催されている
紀尾井清堂の建築家内藤廣氏の手帳を公開した貴重な展示、
「「建築家・内藤廣~なんでも手帳と思考のスケッチ in 紀尾井清堂」を観てきましたので、
紀尾井清堂の造形美を中心に紹介していきます!

【9/30まで】紀尾井清堂で数年に一度の展示「なんでも手帳と思考のスケッチ」に行ってみた

紀尾井清堂とは?

紀尾井清堂とは千代田区紀尾井町の中心に位置する無目的の建造物です。
一般社団法人 倫理研究所が建主で、
建築家の内藤 廣(ないとう ひろし)氏が設計した
機能を決めないで建てられた建築物です。

2020年に完成しましたが建主の意向もあり
日常的な利用方法はいまだに未定で、
観覧タイミングが限られている建築物です。

紀尾井清堂は二千年ほど前に造られたローマの
パンテオンという建物からインスピレーションを受けて建造されました。
パンテオンは今も素晴らしい空間が人を惹きつけていますが
建物の目的も機能もよく分かっておらず、
現代のパンテオンのような建築物を造りたいという思いから建築が始まったようです。

最終的には一辺15mの存在感のある5階建ての立方体で、
2~5階は吹き抜けとなっておりその頂部から光が降り注ぐという
斬新で素晴らしい空間となっております。

「建築家・内藤廣~なんでも手帳と思考のスケッチ in 紀尾井清堂」とは

そんな紀尾井清堂は無目的の建築物のため一般公開もされていません。
2020年の完成以来展示が行われたのは2023年の「奇跡の一本松の根」の展示のみです。
その際は東日本大震災の復興で縁陸前高田市に残されていた
「奇跡の一本松の根」が1階スペースで展示されたことで大きな反響がありました。

それ以来入場機会がなかった紀尾井清堂ですが、
今回2025/7/1~9/30の3ヶ月間限定で、
「建築家 内藤廣 なんでも手帳と思考のスケッチ」という展示が行われます。

紀尾井清堂を使用した二度目の展示会で、
紀尾井清堂に入館できる非常に貴重な機会になります。

紀尾井清堂や富士高原研修所を設計した建築家である
内藤廣氏の約40年分の手帳が年代別に公開されています。
その他、旅先でのスケッチや思考の概念図、図面や写真などがふんだんに展示されています。

紀尾井清堂の雰囲気

朝10:30頃訪問しましたが、上から光が差し込んできており非常に素敵な空間でした。

上を向いてみるとこんな感じです。
無機質なコンクリートと温かみのあるオレンジ系の木のコントラストが素敵です。

「建築家・内藤廣~なんでも手帳と思考のスケッチ in 紀尾井清堂」開催概要

行事名称建築家・内藤廣 なんでも手帳と思考のスケッチin紀尾井清堂
展示期間2025年7月1日~年9月30日
展示内容1F:「東日本大震災への鎮魂」
2F:「言葉の曼荼羅」
3~5F:内藤 廣氏の約40年分の手帳を年代順に公開展示
開 館 日火・木・土曜日(祝日・年末年始等を除く)
※2025年8月12日、8月14日、8月16日、9月23日は閉館
開館時間10:00~16:00
※最終入館時刻は15:30
観覧料無料 ※事前予約の必要はありません。
会  場倫理研究所 紀尾井清堂
東京都千代田区紀尾井町3-1
アクセスJR四ツ谷駅(麹町口)より徒歩10分
地下鉄麹町駅(2番出口)より徒歩5分
地下鉄赤坂見附駅D出口/永田町駅(7番出口)より徒歩6分
共  催株式会社内藤廣建築設計事務所、一般社団法人倫理研究所、
注意事項※駐車場なし
※スーツケース等の大きな荷物持ち込み・預かり不可
※床を傷つける恐れのあるヒールの高い靴では入館不可。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
紀尾井清堂は滅多に一般公開されない建築物で、
次回観覧できるタイミングがいつになるかもわからないです。

ぜひこの機会に「建築家・内藤廣~なんでも手帳と思考のスケッチ in 紀尾井清堂」に足を運んでみてください。

-旅行記

Copyright© もとりょこblog , 2025 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.