「別荘を持ってみたいけれど、管理が大変そう……」 「世界中に自分の家があったらいいのに」

そんな旅行好きの夢を、新しいテクノロジーと発想で実現したサービスとして今、
注目を集めているのが「NOT A HOTEL（ノットアホテル）」です。

SNSやメディアで見かける機会は増えましたが、
「ホテルなの？家なの？」「値段が高そう」といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、NOT A HOTELの基本的な仕組みから、
気になる価格帯、オーナーになるメリット・デメリットまで、
従来の別荘との違いを比較しながら徹底解説します。
新しい旅と暮らしの形に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

ノットアホテル(NOT A HOTEL)とは？仕組みや値段、従来の別荘との違いを徹底解説

ノットアホテル（NOT A HOTEL）とは？

まず最初に、NOT A HOTELの概要を簡潔に解説します。

NOT A HOTEL（ノットアホテル）とは、
「世界中にあなたの家を」をコンセプトに、
自宅と別荘、ホテルを切り替えられる新しい暮らしのプラットフォームです。
1軒の別荘を年間10泊単位からシェア購入でき、
使わない日はホテルとして貸し出して収益化が可能です。

こんな素敵な物件の所有権を一部獲得できるなんて夢のようですよね。。。

ちなみにNOT A HOTEL株式会社（東京都渋谷区、代表取締役CEO：濵渦伸次）は、
2027年に東京・有楽町に開業予定の複合施設「JAPA VALLEY TOKYO（ジャパ・バレー・トウキョウ）」を
三菱地所と共同開発することも発表されています。
世界的クリエイターのファレル・ウィリアムスとNIGO®がプロデュースすることも発表されており、
2027年の日本の目玉イベントの一つになることは間違いなしです。

JAPA VALLEY TOKYOとは？ファレル×NIGO®×NOT A HOTELが有楽町に作る新名所を解説

ノットアホテル（NOT A HOTEL）とは？

アプリ一つで予約から管理まで完結し、
相互利用機能により他の拠点の施設も利用できる点が、
従来の別荘やリゾート会員権との大きな違いです。
ここからは、その画期的な仕組みをさらに詳しく掘り下げていきましょう。

自宅・別荘・ホテルをアプリで切り替え

最大の特徴は、オーナーがアプリ上で「自宅（別荘）として使う」か
「ホテルとして貸し出す」かを自由に切り替えられる点です。

従来の別荘は、行かない間はただの「空き家」となり、
維持管理費だけがかかり続ける「負債」になりがちでした。
しかし、NOT A HOTELなら、自分が使わない日は自動的にホテルとして運用され、収益を生み出すことができます。

年間10泊単位からの「シェア購入」が可能

「数億円の別荘を丸ごと買う」となるとハードルが高いですが、
NOT A HOTELでは所有権を細分化して購入する「シェア購入」という仕組みを採用しています。

• 1棟購入（360日）: 完全に自分の資産として所有
• シェア購入（年間10泊～）: ライフスタイルに合わせて必要な日数分だけ購入

このように、自分の利用頻度に合わせて購入できるため、無駄なコストを抑えてオーナーになることが可能です。

セカンダリーマーケットプレイスで最短売却手続完了の翌日に入金

2025年10月より「セカンダリーマーケットプレイス」の運用が開始されました。
オーナーがアプリからワンタップで「今すぐ売却」を選択でき、即時売却の申込が可能です。
加えて、希望価格を設定しての売却申込や、購入希望者がセカンダリー物件を取得できる仕組みも整えました。

従来の「リゾート会員権」や「タイムシェア」との違い

よく比較される「リゾート会員権」や「タイムシェア」とは何が違うのでしょうか？ 主な違いを表にまとめました。

項目	NOT A HOTEL	一般的なリゾート会員権	従来の別荘
所有形態	不動産共有持分（資産性あり）	利用権（資産性低い場合が多い）	不動産所有権
利用日数	年間10泊～（選択可）	年数泊～	365日
収益化	可能（ホテル貸出）	不可（利用のみ）	賃貸に出せば可能（手間大）
相互利用	可能（全拠点）	提携施設のみ	不可
管理	アプリで完結・運営お任せ	運営会社が管理	自己管理が必要

NOT A HOTELの大きな強みは、「資産として保有できること」と「ホテル貸出による収益性」、
そして「テクノロジーによる利便性」の3点にあります。

ノットアホテル（NOT A HOTEL）の値段・価格帯は？

「魅力的だけど、お値段は？」というのが一番気になるところです。

物件価格の目安（数百万～数億円）

価格は、物件のロケーション、部屋のグレード、そして購入する日数によって大きく異なります。

• シェア購入（10泊～30泊程度）: 数百万円 ～ 数千万円
• 1棟購入: 数億円 ～ 十数億円

また、不動産としての購入だけでなく、
「MEMBERSHIP」と呼ばれるNFT形式での会員権販売も行われています。
こちらは利用期間に制限（例：47年間）がある場合がありますが、
不動産取得税などがかからず、より手軽に購入できるケースもあります。

購入後にかかるランニングコスト

購入費用以外に、以下のようなランニングコストが発生します。

• 管理費・修繕積立金: 建物の維持やコンシェルジュサービスなどの運営費用
• 固定資産税: 不動産として所有する場合

ただし、前述の通り「ホテルとして貸し出した収益」をこれらの維持費に充当できるため、
稼働率次第では実質的な負担を大幅に減らすことができるのも魅力の一つです。

ノットアホテル（NOT A HOTEL）のオーナーになる3つのメリット

旅行好きや、多拠点生活に憧れる人にとって、NOT A HOTELのオーナーになることには大きなメリットがあります。

1. 相互利用で全国の拠点が使える

「別荘を買うと、いつも同じ場所にしか行かなくなる」という悩みはよく聞きます。
NOT A HOTELには相互利用という仕組みがあり、
自分が所有している拠点以外でも、差額を調整することで全国各地（今後増える拠点含む）のNOT A HOTELに宿泊可能です。
今日は那須、次は宮崎、その次は福岡……と、まるで世界中に家があるような感覚で旅ができます。

2. ホテル貸し出しによる収益化（インカムゲイン）

自分が使わない日は、アプリで「ホテル貸出」に設定するだけ。
運営側が集客から宿泊管理まで全て行ってくれます。
宿泊売上から手数料などを引いた金額がオーナーに入ってくるため、
別荘を「浪費」ではなく「資産」として運用できる可能性があります。

3. 面倒な管理が不要（清掃・メンテナンス）

通常の別荘では、到着したらまず掃除、帰る前にも掃除……という「管理の手間」が発生します。
NOT A HOTELはホテルとしての運営体制が整っているため、
到着した瞬間からリラックスでき、チェックアウト時もそのまま帰るだけ。
清掃、リネン交換、建物のメンテナンスはすべてプロにお任せです。

購入前に知っておくべきデメリット・注意点

メリットが多い一方で、購入前に理解しておくべき注意点もあります。

人気のシーズンは予約が取りにくい場合も

オーナー同士で物件をシェアする仕組み上、
ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期は予約希望が集中します。
公平性を保つための予約ルールが設けられていますが、
「いつでも好きな時に絶対に泊まれるわけではない（特に直前予約など）」点は理解しておきましょう。

資産価値の変動リスク

NOT A HOTELは不動産（またはそれに準ずる権利）です。
人気が高まれば資産価値が上がり、売却益（キャピタルゲイン）が出る可能性もありますが、
逆に市場環境やエリアの人気度合いによっては価値が下がるリスクもゼロではありません。

ノットアホテル（NOT A HOTEL）ラインナップ

1. EARTH ISHIGAKI（沖縄県・石垣島）

大阪・関西万博のシンボル大屋根リングなどが有名な日本を代表する建築家・藤本壮介氏による、大地と一体化する建築。
直径約60mの円形建築。屋上がすり鉢状の庭園になっており、海と空、緑がシームレスにつながるデザイン。
魅力: プライベートビーチへのアクセス、海を見渡すサウナ、水盤のあるテラス。自然の中に溶け込む「地球」のような別荘。

4 Bedroom
975.01m² + 514.12m²
最大10名
開業済み

2. TOJI MINAKAMI（群馬県・みなかみ）

建築家・谷尻誠氏（SUPPOSE DESIGN OFFICE）による、「湯治」を再定義した建築。
180度の絶景を望むインフィニティプールと温泉。村のような集落スタイルで独立性が高い。
雪景色や新緑など四季折々の景色を楽しめる。リビングとテラスが一体となった開放的な空間。

2 Bedroom
175.19m² + 77.09m²
最大8名
開業済み

3. MASTERPIECE AOSHIMA（宮崎県・青島）

宮崎県青島の国定公園内に位置するフラッグシップモデル。
700平米を超える屋内面積を持ち、リビングから海へつながるプールやサウナを備えた、圧倒的なスケールの邸宅です。

2Bedroom
206.66m² + 560.72m²
最大8名
開業済み

CHILL AOSHIMA

宮崎県青島にありながら、あえて海への眺望を閉じ、
プライベートな庭とサウナ体験に特化したモデル。
静寂の中で「ととのう」ことに集中できる隠れ家のような空間です。

1Bedroom
193.12m² + 264.08m²
最大4名
開業済み

SURF AOSHIMA

宮崎県青島の海に近い立地を活かした、サーファーのための家。ボード置き場や屋外シャワーなどの動線が計算されており、海と家をシームレスに行き来できる設計です。

GARDEN AOSHIMA

宮崎県青島にある、2つの広大なプライベートガーデンを持つ邸宅。BBQ設備やドッグランとして使える庭があり、家族やペットとのアウトドアリビングを楽しむのに最適です。

IRORI KITAKARUIZAWA

群馬県北軽井沢の森の中に建つ、アイコニックなガラス張りの建築。リビング中央に配置された「囲炉裏」を囲み、360度の森林ビューを楽しめる、最大8名宿泊可能なモデルです。

BASE L KITAKARUIZAWA

北軽井沢の森に馴染む三角屋根のヴィラ（Lサイズ）。広いリビングとテラスを備え、大人数での滞在やパーティーにも対応できるゆとりのある空間設計です。

BASE M KITAKARUIZAWA

北軽井沢の三角屋根ヴィラ（Mサイズ）。カップルや少人数の家族にちょうど良いサイズ感で、森の中での静かな暮らしを体験できるバランスの取れたモデルです。

BASE S KITAKARUIZAWA

北軽井沢の三角屋根ヴィラ（Sサイズ）。ソロ利用やペア利用に特化したコンパクトな設計で、秘密基地のように森の自然を身近に感じられます。

MASTERPIECE NASU

栃木県那須の牧場を見下ろす高台に建つ代表作。屋内と屋外が曖昧につながる巨大なリビング、特徴的な暖炉、突き出したプールなど、非日常的な空間構成が特徴です。

CAVE NASU

栃木県那須の森の中で、土の中に潜るように設計された洞窟型のヴィラ。落ち着いた素材感と薄暗さが安らぎを与え、ペットとの滞在にも適したプライベート空間です。

THINK NASU

栃木県那須にある、「考える」ための家。書斎機能を中核に据えた設計で、一人で静かに読書や執筆、思索にふけるための、知的な隠れ家です。

+PENTHOUSE (5F/RF) FUKUOKA

福岡市薬院にある都市型ホテルの最上階・ルーフトップ付きペントハウス。100平米超のテラスにジェットバスやサウナを備え、都心にいながら空を感じられる贅沢な空間です。

+SOUND (4F) FUKUOKA

福岡の都市型ホテルにある、「音」を楽しむコンセプトルーム。ハイエンドなスピーカーや防音設備を備え、好きな音楽に没入できるオーディオルームのような客室です。

+BAR(4F) FUKUOKA

福岡の都市型ホテルにある、「BAR」が主役の部屋。
部屋の中央に本格的なバーカウンターを設置し、ゲストを招いてお酒や会話を楽しむことに特化しています。

+RETREAT (3F) FUKUOKA

福岡の都市型ホテルにある、ウェルネス特化の部屋。瞑想スペースや充実したバスアメニティを備え、都心の喧騒の中で心身をリセットするための空間です。

+ATELIER (3F) FUKUOKA

福岡の都市型ホテルにある、クリエイティブな活動のための部屋。広々とした作業デスクやインスピレーションを刺激するインテリアで、仕事や創作活動に集中できます。

+CHEF (2F) FUKUOKA

福岡の都市型ホテルにある、「食」を楽しむ部屋。プロ仕様の厨房機器を備えたキッチンがあり、出張シェフを呼んだり、自分で本格的な料理を振る舞ったりできます。

+DESK (2F) FUKUOKA

福岡の都市型ホテルにある、ワークスペース特化型の部屋。集中力を高めるデスク配置と環境が整っており、ビジネスの拠点やワーケーション利用に最適です。

+DOMA (1F) FUKUOKA

福岡の都市型ホテルにある、広い土間（DOMA）を持つ部屋。自転車をそのまま持ち込んだり、趣味の道具を広げたりできる、アクティブで自由度の高い空間です。

今後展開予定のラインナップ

IRORI 2.0 KITAKARUIZAWA

北軽井沢の人気モデル「IRORI」のアップデート版。
囲炉裏を囲むコンセプトはそのままに、より快適性や機能性を高め、森との一体感を深めた設計になっています。

3 Bedroom
244.73m² + 93.47m²
最大8名
6,801万円〜

MASU KITAKARUIZAWA

北軽井沢に建つ、「枡（ます）」のような正方形の構造が特徴の建築。
モダンなグリッドデザインの中から、ピクチャーウィンドウのように森の景色を切り取ります。

2-3Bedroom
189.59m² + 337.21m²
最大4名
3,687万円〜

CLUB SUITE MIURA

神奈川県三浦半島の海沿いに位置するヴィラ。
海に向かって開かれたインフィニティプールやテラスがあり、
都心からアクセスの良い場所でラグジュアリーなビーチリゾート体験が可能です。

4 Bedroom
2281.24m² + 292.96m²
最大8名
11億8,502万円〜

RUSUTSU

北海道ルスツリゾートエリアに計画されているモデル。パウダースノーを楽しむためのスキーロッカーや暖炉を備え、ゲレンデの雪景色を堪能できるウィンターリゾート仕様です。

THE NIGO HOUSE TOKYO

千葉県（東京湾を一望する断崖）に位置する、クリエイティブ・ディレクターNIGO®氏監修の邸宅。
NIGO氏のコレクションやこだわりが詰まった内装、プール、茶室などを備えた唯一無二の空間です。

360 / 270/180 SETOUCHI

瀬戸内海の無人島プロジェクトの一つ。
島の岬の地形に沿って扇状に設計され、270度のパノラマビューで海に囲まれた浮遊感を味わえる建築です。

COAST AOSHIMA

宮崎県青島の海岸線に沿うように設計されたモデル。
波音や潮風を間近に感じられるオーシャンフロントの立地で、海と一体化した暮らしを実現します。

CHILL2.0 AOSHIMA

宮崎県青島の「CHILL」モデルの進化版。
海への眺望をあえて遮断し、サウナと水風呂、
外気浴スペースの動線や質をさらに高めた、究極の「ととのい」空間です。

ノットアホテル（NOT A HOTEL）はどんな人におすすめ？

ここまでNOT A HOTELの特徴を見てきましたが、具体的にどんな人に向いているのでしょうか。

• 旅行が趣味で、いろいろな場所に泊まりたい人
  • 相互利用機能を活用すれば、全国のハイクオリティな施設を「自分の家」として利用できます。
• 別荘は欲しいが、管理の手間や固定費が気になる人
  • ホテル運用による収益化と、メンテナンスフリーな環境は、忙しい現代人に最適です。
• 新しいテクノロジーや建築デザインに関心が高い人
  • アプリによるスマートな操作性や、建築作品としての価値を楽しめる方にマッチします。

逆に、「自分だけのこだわりの家具を置きたい」「DIYで家を作り込みたい」といった、
完全なプライベート空間としての定住型別荘を求める方には、従来の別荘の方が向いているかもしれません。

参考：NOT A HOTEL株式会社とは？

NOT A HOTEL株式会社は、「世界中にあなたの家を」をコンセプトに、
世界的な建築家やクリエイターが手がけるデザイン性と、
IoT などのテクノロジーによる快適性を両立した、ハイエンドな別荘を提供しています。

また、自分が購入したハウスだけでなく、
全てのNOT A HOTEL を相互に利用できるネットワーク性が特徴です。
自宅や別荘のように資産として保有でき、相互利用可能な物件を毎年10泊単位からシェア購入できます。

会社名：NOT A HOTEL株式会社
代表者：濵渦 伸次
設立：2020年4月1日
事業内容：NOT A HOTELの企画・販売・運営
URL：https://www.notahotel.com/

X：@notahotel_inc（https://twitter.com/notahotel_inc）
Facebook：@NOTAHOTEL.official
Instagram：notahotel_official（https://www.instagram.com/notahotel_official/）
YouTube：https://www.youtube.com/@NOTAHOTEL
お問い合わせフォーム：https://notahotel.com/contact

まとめ：新しい「暮らし」の選択肢

NOT A HOTEL（ノットアホテル）は、単なる宿泊施設でも、従来の別荘でもない、
「旅するように暮らす」を実現する新しいプラットフォームです。

「所有」と「利用」を賢く使い分け、資産性を持ちながら豊かなライフスタイルを実現する。
そんな新しい選択肢として、NOT A HOTELを検討してみてはいかがでしょうか。

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