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スモールラグジュアリーとは?客室数別に旅行のプロおすすめホテルを紹介

こんにちは。元大手旅行会社勤務&リクルート勤務のもとりょこです!
「大切な人と、誰にも邪魔されない上質な時間を過ごしたい」
そんな願いを叶える旅のスタイルとして、
今「スモールラグジュアリー」というカテゴリーが大きな注目を集めています。

このブログについて

元大手旅行会社勤務を経てリクルートで飲食企画営業を経験した筆者が旅行と飲食に関連する有益な情報を紹介するブログです。
主な保有資格:旅行業務取扱管理者・ANASFC会員資格・マリオットボンヴォイプラチナエリート会員資格

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本記事では、スモールラグジュアリーホテルの定義や、
一般的な高級ホテルとの違い、そして元旅行関係者の視点から厳選した国内の至極の宿をご紹介します。

スモールラグジュアリーとは?客室数別に旅行のプロおすすめホテルを紹介

スモールラグジュアリーとは?

スモールラグジュアリーとは、一般的に客室数が50室以下の小規模な規模でありながら、世界クラスの豪華な設備と、ゲスト一人ひとりのニーズに寄り添うきめ細やかなパーソナライズ・サービスを兼ね備えたホテルの形態を指します。大規模なメガホテルとは対照的に、高いプライベート感と、その土地の文化や食を活かした独自のコンセプトが最大の特徴です。 

スモールラグジュアリーの基準と「高級ホテル」との違い

スモールラグジュアリーを定義づける最大の基準は「規模」と「密度」です。 

  • 客室数: 概ね50室以下、時には10室程度という極めて限定された規模。 
  • サービス: ゲストの顔が見える距離感だからこそ可能な、マニュアルを超えたホスピタリティ。 
  • プライベート感: 共用部での混雑が少なく、チェックインからアウトまで他者とほとんど接触せずに過ごせる「おこもり感」が重視されます。 

なぜ今人気?スモールラグジュアリーホテルが選ばれる3つの魅力

1. プライベート感溢れる「おこもり」の空間

客室数が少ないため、ロビーやダイニングでも静寂が保たれます。 近年は、露天風呂付き客室やインルームダイニング(部屋食)が充実した宿が増えており、一歩も外に出ずに完結する「究極の非日常」を味わえます。 

2. ゲスト一人ひとりに寄り添うパーソナライズされた接客

大規模ホテルでは難しい「顧客一人ひとりの好み」の把握。 スモールラグジュアリーでは、枕の高さから食事の苦手な食材、過去の宿泊履歴に基づいたサービスまで、自分だけの特別な滞在が演出されます。 

3. 地元の食材や文化を堪能できる独自のコンセプト

「その土地に泊まる意味」を大切にしています。 地産地消にこだわった創作料理や、地域の伝統工芸を取り入れたインテリアなど、ストーリー性の高い体験が旅の満足度を底上げします。 

10室以下のおすすめ宿

旅行のプロを自負している筆者が厳選した、今訪れるべきスモールラグジュアリーを体感できる宿をご紹介します。

繭二梁 【静岡 西伊豆】6室

引用元:https://mayufutahari.jp/

静岡県・堂ヶ島に位置する「繭二梁」は、わずか全6室
この宿の最大の特徴は、1組のゲストに対して
「メインルーム」と「セカンドルーム(食事・プライベートスパ)」という2つの客室が同時に提供される点にあります。

ゲストは滞在中、この2つの空間を自由に行き来し、
誰にも邪魔されることなく駿河湾の絶景を独占できます。
食事のたびに出歩く必要すらなく、移動によるストレスを極限まで排除した設計は、
まさにスモールラグジュアリーの究極形です。
夕食後にセカンドルームからメインルームへ戻れば、
そこには完璧に整えられた静寂の寝室が待っています。
物理的な広さだけでなく「時間の流れ」まで独占できる、唯一無二の滞在が叶います。

那須別邸 回【栃木 那須】 9室

引用元:https://bettei-kai.jp/

那須の豊かな森に溶け込む「那須別邸 回」は、
全9室すべてが異なるデザインで構成された、大人のための隠れ家です。
かつての山荘をリノベーションしたこの宿は、
無駄な装飾を削ぎ落としたミニマルな空間でありながら、木の温もりと現代アートが心地よく調和しています。

特筆すべきは、全室に完備された贅沢な広さの温泉。
森の息遣いを感じながら、源泉掛け流しの湯に身を委ねる時間は、
まさに「座して忘れる」境地そのものです。
食事は滋味豊かな那須の旬を味わう懐石料理を個室で堪能。
全9室という規模だからこそ実現できる、つかず離れずの絶妙な距離感のホスピタリティが、
訪れる者を深いリラックスへと導いてくれます。

瀬戸内リトリート 青凪 by 温故知新 【愛媛 松山】7室

引用元:https://setouchi.by-onko-chishin.com/

かつて美術館として建てられた建物をリノベーションしたこの宿は、
無機質なコンクリートと瀬戸内の青い海、そして光と影が織りなす「静寂の芸術品」です。
わずか全7室という贅沢な空間使いは、
ゲストのプライバシーを完璧に守り、まるで美術館に泊まっているかのような非日常感を提供します。

象徴的なのは、瀬戸内海へと続くように設計されたインフィニティプール「THE BLUE」。
水面が空と海に溶け込む光景は、ここが日本であることを忘れさせるほどの圧倒的な美しさです。
食事は瀬戸内の豊かな恵みをふんだんに取り入れた懐石料理を、洗練された空間で堪能。
余計なものを一切排除したミニマリズムの極致とも言えるこの宿では、
思考がクリアになり、心の本質を取り戻す「真のリトリート」が叶います。

10~20室のおすすめ宿

坐忘林 【北海道 ニセコ】15室

引用元:https://zaborin.com/

北海道・ニセコの原生林に抱かれるように佇む「坐忘林(ざぼうりん)」は、
日本の伝統美と現代的な感性が完璧に融合した、国内屈指のスモールラグジュアリー旅館です。
全15室という限定された客室数は、まさに「スモール」の定義を体現しており、
各客室には源泉掛け流しの内湯と露天風呂が完備されています。

ここでの贅沢は、窓の外に広がる手つかずの自然を
「一枚の絵画」として鑑賞する静寂の時間にあります。
名称の由来である「座して忘れる(坐忘)」の通り、日常の雑念を払い、
ただ森の息遣いに耳を傾けるひとときは、究極の精神的充足感をもたらしてくれます。

食事は、北海道の豊かな旬の食材を独創的な感性で昇華させた「北方懐石」。

引用元:https://zaborin.com/

器一つひとつに至るまでこだわり抜かれたプレゼンテーションは、
視覚と味覚の両方で北の大地の力強さを感じさせてくれます。
プライベートが完全に守られた空間で、誰にも邪魔されず自然と対話する。
そんな「本物」を知る大人のための隠れ家です。

壱岐リトリート 海里村上 by 温故知新 【長崎・壱岐】12室

引用元:https://www.marriott.com/ja/hotels/ikikm-iki-retreat-by-onko-chishin-a-member-of-design-hotels/photos/

長崎県・壱岐島に佇む「壱岐リトリート 海里村上 by 温故知新」は、
全12室という極めて限られた客室数すべてがオーシャンビューかつ源泉掛け流し露天風呂付きという、
離島のスモールラグジュアリーを象徴する宿です。

ここでの贅沢は、神々が宿るとされる島のエネルギーを肌で感じることです。
目の前の海で獲れたばかりの「神のウニ」や最高級の壱岐牛など、
その土地の「一番良いもの」だけを食す至福の体験が待っています。
大規模なリゾートホテルでは味わえない、
スタッフとの程よい距離感が生む温かなホスピタリティも魅力。
赤褐色の濃厚な温泉に浸かりながら、玄界灘に沈む夕陽を眺める時間は、
日常のすべてを忘れさせる圧倒的な開放感をもたらしてくれます。

紀伊乃国屋別亭 さざね【千葉・鋸南】 12室

引用元:https://www.sazane.jp/

千葉県・房総半島の海岸線に位置する「さざね」は、
都心からわずか90分で辿り着ける、全12室の大人のためのデザイン・ラグジュアリー宿です。
その名の通り、客室のどこにいても聞こえてくる心地よい「さざなみ」の音が、滞在のBGMとなります。

全室に備えられた露天風呂からは東京湾を一望でき、
天気の良い日には富士山の雄大なシルエットを望むことも。
地産地消にこだわった「房総プレミアム」な食事は、館山や千倉から直送される新鮮な魚介類が主役。
スタイリッシュなダイニングで、波音を聴きながらいただく創作懐石は、まさに五感で味わう芸術です。
アクセスの良さと、一歩足を踏み入れた瞬間の別世界感。
そのギャップこそが、忙しい現代人が週末に求める最高のスモールラグジュアリー体験と言えるでしょう。

禅坊 靖寧 【兵庫 淡路島】18室

続いておすすめする宿はやや変わり種ですが、
プリツカー賞受賞建築家・坂茂氏が設計した「禅坊 靖寧」(ぜんぼうせいねい)です。
兵庫県・淡路島の静かな森の中に、突如として現れる全長100メートルの建築物は、
非常にインパクトがあります。
従来のスモールラグジュアリーの概念を鮮やかに覆す、究極のウェルビーイング施設です。

ここでの滞在は、豪華な調度品に囲まれる「足し算の贅沢」ではありません。
360度に広がる淡路島のパノラマと、ウッドデッキに響く鳥の声、そして自分自身の呼吸の音。
余計なものを削ぎ落とし、自分自身を見つめ直す「引き算の贅沢」こそが、
この宿が提供する真のスモールラグジュアリーです。

「禅坊 靖寧」では広大なウッドデッキで唯一無二の「ZEN」を体験することができます。
まるで自然の中に浮いているような没入感を味わえます。
また客室は「宿坊」をコンセプトにしており、華美な装飾を排除したミニマルな空間です。
デジタルデバイスを置き、情報の喧騒から解放される時間は、現代人にとって何よりの特権と言えるでしょう。

20~30室のお宿

アマネム【三重 伊勢志摩】 28室

引用元:https://www.aman.com/ja-jp/resorts/amanemu

伊勢志摩国立公園の豊かな自然の中に佇む「アマネム(AMANEMU)」は、
世界中のセレブリティを魅了するアマン(Aman)が手掛けた、
日本初の温泉を有するスモールラグジュアリーリゾートです。
広大な敷地を持ちながらも、客室数はわずか24室のスイートと4棟のヴィラに限定されており、
圧倒的な開放感とプライバシーが両立されています 。

ここでの贅沢は、日本古来の「温泉」と「アマン・ホスピタリティ」の融合にあります 。
全客室に備えられたプライベートな温泉風呂からは、
穏やかな英虞湾(あごわん)の景観や緑豊かな庭園を望むことができ、心身を深い安らぎへと導きます 。
また、約2,000平方メートルもの広さを誇る「アマン・スパ」では、
伝統的な温泉療法を取り入れたウェルビーイング体験が提供され、
まさに「何もしない贅沢」を体現する場所となっています 。

建築は、日本の伝統的な民家や、伊勢神宮の建築美を現代的に再解釈したもの。
ミニマリズムを追求した空間設計は、周囲の自然美を際立たせ、ゲストに時の流れを忘れさせます 。
伊勢志摩の豊かな海の幸や「松阪牛」など、地産地消にこだわった美食体験も、この地を訪れる大きな理由の一つです 。

THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 仙石原 【神奈川 箱根】20室

引用元:https://www.hiramatsuhotels.com/sengokuhara/location/

箱根の山々に囲まれた仙石原に佇むこの宿は、
全20室という規模でありながら、レストラン「ひらまつ」の哲学が細部にまで宿る「滞在するレストラン」です。

最大の特徴は、イタリア料理やフランス料理の技術を駆使した、五感に響く美食体験。
地元・箱根や全国から厳選された最高級の食材が、シェフの独創的な感性によって芸術的な一皿へと昇華されます。
さらに、すべての客室には源泉掛け流しの温泉風呂が完備されており、
美食の余韻に浸りながら仙石原の自然を眺めて過ごす時間は、至福という言葉以外に見当たりません。

イタリアのアンティーク家具や現代アートが飾られた館内は、
どこを切り取っても絵画のような美しさ。
大規模なホテルにはない、一組一組の嗜好に寄り添ったきめ細やかなサービスは、
まさに「美味しいものを心から愉しみたい」という大人のための究極のスモールラグジュアリーと言えます。

30~50室程度のお宿

強羅花壇富士 【静岡 小山町】42室

強羅花壇富士は、ミシュランキー3つ鍵を獲得する箱根の老舗旅館『強羅花壇』が
77年の歴史の中で初めて花壇の名を冠するもう一つの宿として霊峰富士山の麓、静岡件小山町に開業したお宿です。
こちらは筆者が世界で一番好きなホテルで、
本当に素晴らしい宿泊体験をレビューしていますのでぜひ合わせてご覧ください。

星のや竹富島 【沖縄 竹富島】48室

沖縄・八重山諸島の原風景の中に溶け込む「星のや竹富島」は、
島に古くから伝わる建築様式や文化を尊重し、一つの「集落」として設計された究極のスモールラグジュアリーリゾートです。

ここでの贅沢は、単なる宿泊を超え、島の住人になったかのような感覚で過ごす「島時間」にあります。
客室はすべて独立した「家屋」タイプとなっており、
赤い瓦屋根、石垣(マイヤシ)、そして南国特有の風が通り抜ける設計が施されています。
全48室とやや規模感大きめに感じますが、
広大な敷地と「家屋」タイプの客室から規模感を感じさせないスモールラグジュアリーを体験できます。

最大の特徴は、時計を外して過ごしたくなるほどの圧倒的な静寂と、夜になれば降り注ぐような星空です。
中央に配置された全長46メートルのプールは、空を映し出す鏡のように静まり返り、非日常の世界へと誘います 。
また、食事も「島テロワール」をコンセプトに、
沖縄の伝統食材をフレンチの技法で昇華させた唯一無二の美食体験が待っています。
竹富島の伝統的な水牛車での散歩や、三線の音色に耳を傾けるひとときは、
効率を重視する現代社会では得られない「心の贅沢」そのものです。

ローズウッド宮古島 【沖縄 宮古島】 55室

引用元:https://www.rosewoodhotels.com/jp/miyakojima/

ローズウッド宮古島は2025年3月に開業した日本初進出のラグジュアリーホテルです。
系列で2019年に開業したローズウッド香港は2025年の世界のベストホテル50で
堂々たる1位に輝いたホテルです。

上記画像のように大浦湾を望む岬の突端に位置し、55棟のヴィラが点在。
全棟にプライベートプールを完備し、琉球石灰岩や自然の地形を活かした設計です。
「A Sense of Place(センス・オブ・プレイス)」をコンセプトに掲げ、
その土地の歴史や文化を反映した体験を提供してくれるホテルです。

55棟とスモールラグジュアリーを体験するにはやや客室数が多めではありますが、
ヴィラとなっているのでプライベートな空間でスモールラグジュアリーを体験することが可能です。

スモールラグジュアリーに関するよくある質問(FAQ)

Googleで頻出する疑問を解決します。 

Q:スモールラグジュアリーの客室数の目安は? A:一般的に50室以下とされています。 中には3〜5室のみで、全ゲストに専属のバトラーがつくような究極の形態も存在します。 

Q:ドレスコードは必要? A:宿のコンセプトによりますが、スマートカジュアルを推奨するケースが多いです。 事前に公式サイトや予約サイトの「備考欄」を確認しましょう。 

まとめ|自分へのご褒美に最高のスモールラグジュアリー体験を

スモールラグジュアリーとは、単に「高いホテル」ではありません。
「自分を理解してくれる場所」への投資です。 
日常の喧騒から離れ、大切な人と、あるいは自分自身と向き合う時間。
そんな贅沢を、ぜひ次回の旅で叶えてみてください。

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