マリオット系列宿泊記

【ザリッツカールトン福岡宿泊記】旅行のプロ目線でプラチナ特典・クラブラウンジ・スパ等徹底的に楽しむ方法を解説!

【ザリッツカールトン福岡宿泊記】旅行のプロ目線でプラチナ特典・クラブラウンジ・スパ等徹底的に楽しむ方法を解説!

こんにちは。元大手旅行会社勤務&リクルート勤務のもとりょこです!
以下のような経験を持つ筆者が、
2023年に新規開業した話題の "ザ・リッツ・カールトン福岡" に宿泊してきたので、
旅行のプロとして感じたことを率直に紹介していきます!

「ザ・リッツ・カールトン福岡のクラブラウンジのフードプレゼンテーションは日本」
「せっかく宿泊するならクラブフロアがおすすめ」という評価を各所で見聞きしたため、
今回は自身の誕生日のご褒美も兼ねてクラブフロアに宿泊してきました。
宿泊を検討している方・情報を求めている方の一助になればと思います。

それではいきましょう!

ザ・リッツ・カールトン福岡 The Ritz-Carlton, Fukuokaは、
2023年6月に福岡の中心地である天神に開業した
日本で6番目となるザ・リッツ・カールトンブランドのホテルです。
同タイミングで開業した複合施設「大名ガーデンシティ」の上層階に位置するホテルで、
福岡にこれまでない高層ホテルとなります。

なるべく実際の体験を早くお伝えしたいため、
住所や周辺観光情報等の基本情報は記事の下部に記載しました!
気になる方は以下からご覧ください。

ザ・リッツ・カールトンとは、「マリオット・インターナショナル」の運営するホテルです。
「マリオット・インターナショナル」はアメリカに本社を置く世界最大のホテルチェーンで、
世界142か国と地域に約8,900軒のホテルやリゾートを展開しています。

日本にも約100ヶ所のホテルを保有して、
直近では2024年5月にユニゾホールディングス系列のホテル14軒の買収を発表し、
マリオット系列ホテル「フォーポイント・エクスプレス・バイ・シェラトン」として
リブランドして随時リニューアルオープンしているなど、
日本国内だけでも今なお拡大中のホテルチェーンです。

そんな「マリオット・インターナショナル」の保有する様々なホテルブランドの中でも
最上位に位置するのがザ・リッツ・カールトンブランドです。

日本では2025年5月現在以下6ホテルを展開しております。

マリオットマリオット・インターナショナルには、独自のステータスシステムが用意されております。
エリート会員レベルと呼ばれるもので、ランクの高いものから順に、以下5つに分かれています。

このレベル別に様々な宿泊時の特典が用意されており、
マリオットマリオット・インターナショナルの世界中のホテルで、その特典が付与されます。

その中でも特典のレベルが跳ね上がるのが"プラチナエリート"という階層です。
冒頭にもお話した通り、筆者はマリオットボンヴォイプラチナエリート資格を保有しているため、
当日どのような特典を享受できたのかをご紹介して行きます。

ザ・リッツ・カールトン福岡におけるプラチナエリート特典を表にまとめたものはこちらです。

特典カテゴリザ・リッツ・カールトン福岡におけるプラチナエリート特典詳細
客室アップグレード1つ上のランクへ無料客室アップグレード (チェックイン時の空室状況に基づく)
レイトチェックアウト最大16:00までのレイトチェックアウト ※宿泊状況による
ウェルカムギフトマリオットボンヴォイ1,000ポイントのウェルカムギフト
その他■50%ボーナスポイント
■リッツキッズ特典 (お子様2名様まで)※0-12歳のお子様
└ ヴィリディス (Viridis) by ザ・リッツ・カールトン福岡にてビュッフェメニュー無料特典
※保護者同伴にてご利用可能
■ザ・リッツ・カールトン福岡内のプール利用券

筆者はプラチナエリート資格を保有しているため、実際のプラチナエリート特典について共有していきます!

まずは最も期待してしまうと言っても過言でない客室アップグレードについてです!
高級ホテルであればあるほどアップグレードにおける恩恵が大きいので、
世界有数のラグジュアリーホテル ザ・リッツ・カールトンでの恩恵の大きさは日本随一といっても過言でないでしょう。

週末でしたのでやむなしです。
入室時にアップグレードされてるのかと錯覚するくらいには豪華なお部屋だったので、
そのへんは後ほど共有させていただきます。

お部屋カテゴリだけ伝えられてもイメージがわかないと思いますので、
リッツ・カールトン福岡のお部屋とスペックをまとめました。

No.部屋カテゴリ広さ2025年2月1泊参考価格
11 キング, スカイラインビュー50㎡/538ft²280,095円
22 ダブル, スカイラインビュー50㎡/538ft²280,095円
32 ダブル, 大濠公園ビュー50㎡/538ft²276,770円
41 キング, 大濠公園ビュー50㎡/538ft²276,770円
52 ダブル, 博多湾ビュー50㎡/538ft²202,894円
6クラブ客室, 1 キング, スカイラインビュー50㎡/538ft²241,350円
7クラブ客室, 2 ダブル, スカイラインビュー50㎡/538ft²241,350円
8クラブ客室, 1 キング, 博多湾ビュー50㎡/538ft²253,368円
9クラブ客室, 2 ダブル, 博多湾ビュー50㎡/538ft²253,368円
101ベッドルームスイート, 1 キング, コーナールーム75㎡/807ft²325,473円
111ベッドルームスイート, 2 ダブル, コーナールーム75㎡/807ft²325,473円
121ベッドルームスイート, 1 キング, コーナールーム87㎡/936ft²361,525円
13クラブラウンジ, 1ベッドルームスイート, 1 キング132㎡/1420ft²1,202,750円
14クラブラウンジ, 1 キング188㎡/2023ft²2,404,500円

空室状況など様々な状況を加味して最大16:00まで延長可能な、レイトチェックアウト。

レイトチェックアウトなんてホテル側のお気持ちで、受けられなくて当たり前の前提にも関わらず、
レイトチェックアウトNGのお詫びとして、プレゼントをくださいました! ※以下から一つ選択可能

⑤のプール利用券に関しては、プラチナエリート特典で付与されていたため、実質①~④から選択する形になります。
どれも1万円相当以上になりうるため、添加のリッツカールトンのお詫びのクオリティにも脱帽です。。。

①のマリオットボンヴォイ5,000ポイントが無料付与ポイントとしては莫大でかなり魅力的だったのですが、
せっかくの誕生日祝なので思い出優先にしようと思い、
③24F Signature Bar "Bay" のテラス席でのドリンク無料券 を選択しました。
こちらの招待券をいただきました。後ほど紹介します。

ここからは、ザ・リッツ・カールトン福岡のクラブフロアについて紹介していきます。

今回の福岡旅行は前日に、
2025年2月開業の「フォーポイント フレックス by シェラトン 福岡博多」に宿泊しており、
16:00までのレイトチェックアウト特典をいただけたため、
14:00過ぎ頃までホテルに滞在し、そのままリッツカールトン福岡のある「大名ガーデンシティ」に向かいました。

ホテルへの入口は商業施設の入口とは別の場所に位置しております。
入口は1階にあります。かっこいいロゴです。

入口で予約確認があり名前を伝えると、
クラブフロア宿泊者はロビーのあるクラブラウンジでチェックイン可能なので、
直接そちらに向かうよう教えてくださいました。
※通常のチェックインは18階のホテルロビーフロア
また、この時点で荷物を預かってくださいます。
※チェックイン後お部屋に格納されてました

24階に向かうのですが、1階時点で高級感が周辺とはレベチです。。。

24階のクラブラウンジに向かうには一度18階でエレベーターの乗り換えが必要になります。
※同じく24階のSignature Bar "Bay" は宿泊者以外も利用可能なことから直通で向かうことができますが、
クラブラウンジとは直接つながっておりませんのでご注意ください。

18階に到着しました。こちらも和なテイストで高級感がすごいです。
事前に無線で連絡が入っているようで、
18階にクラブラウンジのコンシェルジュさんが迎えに来てくださり、
特に名前を伝えずともクラブラウンジまで同伴してくださいます。

向かい側にあるエレベーターで24階クラブラウンジへ向かいます。

到着しました!
15:00より若干早い到着だったからか他にお客さんはおらず、
好きな席を選んで良いとのことでしたので、窓側の席を選びました。

チェックイン手続きを進めるにあたり、
クラブラウンジの全5回のフードプレゼンテーションのひとつ、
「アフタヌーンティー」(14:30~16:30)の時間なので同時並行で用意して問題ないかを問われます。
ザリッツカールトン福岡のクラブエクスペリエンスのうち、
このフードプレゼンテーションこそが目玉といっても過言ではなく、
これだけで1記事執筆できてしまうほど紹介したい内容が盛り沢山なので、
気になる方はぜひこちらの記事をご覧ください!

本記事ではここから先、以下構成で進んでいきます。
■宿泊した"クラブ客室, 1 キング, スカイラインビュー" の客室紹介
■ホテル内施設の紹介
└ プール
└ Signature Bar "Bay"
■ザ・リッツ・カールトン福岡周辺のおすすめスポット

続いては宿泊した客室を紹介させてください!
前述の通り、アップグレードは難しかったため
事前に予約をしていたクラブフロアのスカイラインビューキングの客室です。

ちなみに通常のフロアとクラブフロアの違いは階層だけで、
部屋の大きさやアメニティに差異はほとんどないです。
そのためクラブラウンジでのフードプレゼンテーション等の体験が不要の場合、
通常フロアの予約をおすすめします。
通常クラブフロアは通常フロアより高層階に位置しますが、
リッツカールトン福岡の客室は18~23階とそこまで高低差がないことと、
周辺にリッツカールトンレベルの高層ビルが少ないことから、
同様のスカイラインビューの客室同士で、大きな景観の差はないはずです。

さて、余談はさておき、さすがはリッツカールトン、
アップグレードなしでも感動レベルに素晴らしいお部屋でした!

扉を開けて見えてくるのはこちら!
ベージュ・ブラウンを貴重とした落ち着いた部屋です。
奥には大きな窓やソファーがあります。

机の上にはウェルカムギフトとしてリッツカールトンの最中が。

また、客室のすごさに感動しているうちにホテルスタッフがお部屋に来てくださり、
支配人からのメッセージとリッツカールトンロゴの印字されたどら焼きを用意してくださいました。
お部屋の素晴らしさに感動していると、スタッフさんが支配人からのメッセージと
リッツカールトンロゴの印字されたどら焼きを用意してくださいました。

こういった外資系ではなかなかない旅館のような細やかなおもてなしを取り入れているのが、
マリオットヴォンボイ系列ホテルの好きなポイントの一つです。
HOTEL THEN MITSUI KYOTO に宿泊した際にも体験しましたが、
何度受けてもとても嬉しいです。

冷蔵庫の上にはミネラルウォーターやコーヒーマシンなどがあります。

福岡らしくて面白いな と思ったのが、福岡の有名な出汁屋さん茅乃舎さんのだしスープです。
東京にも茅乃舎の店舗はいくつもあるので商品自体が珍しいわけではないですが、
福岡の地の良いものをおもてなしに活用していることが非常に素晴らしいです。

入口横には洗面所とバスルームが。

正面からだとこのような感じ

ハンドソープはパリに拠点を置くフランスのフレグランスメゾン ディプティック(DIPTYQUE)のものです。
妻がDIPTYQUEの香水を日常的に使用してるため大喜びでした。

なんと、バスアメニティまでDIPTYQUEです。
香りは「フィロシコス」で、イチジクの葉や樹木の香りです。
主張が強すぎず好きな香りです。
こちらは持ち帰りたくなりましたが、
持ち帰ってしまうと後日1万円ほど請求されてしまうそうなので注意です!

その他のアメニティも一流品が普通においてあり驚きです。

反対側にはウォークインクローゼットがありました。ハンガーが10個以上も笑

前述の通り周辺で最も高いので、空が広く開放感があります。

プール・スパはクラブラウンジと同様の24階に位置しております。

この先にプールやスパなどの受付があります。

受付を済ませると更衣室です。
※今回特別に撮影させていただいております

迷路のように入り組んでいますが、着替えて案内に沿って進むとプールが。

かなり大きいプールです。

夜景も美しいし、横になれる場所も多くリラックスするのに最適です。

更衣室の奥にHeat Experience(サウナ)もあります。
サウナは4~5名程度が入れるサイズです。
温度はそこまで高くないですが、湿度が高く良いサウナでした!

先ほど紹介したようにレイトチェックアウトNGのお詫びとして、選択式のプレゼントをいただいておりました。

③24F Signature Bar "Bay" のテラス席でのドリンク無料券をチョイスしていたので、
利用したい旨をクラブラウンジのコンシェルジュさんに伝えると、
24階のSignature Bar "Bay"まで案内してくださいました。
24階のクラブラウンジから一度18階まで降り、別のエレベーターへの乗り換えが必要でした

クラブラウンジの落ち着いた雰囲気とは売って変わり、
爆音のクラブミュージックが流れる暗めの雰囲気のバーです。
テラス席もあるようですが、その日はあいにくの雨で利用ができず
室内でオリジナルカクテルをいただきました。

体験としては良かったですが、正直クラブラウンジでゆっくりとしていた方が良かったです笑
なので選択式のプレゼントは
①マリオットボンヴォイ5,000ポイント か ④シャンパンサービス を選ぶべきでした、、、!

正直フードプレゼンテーションが強すぎて、あまり外に出る機会はなかったのですが、
その中でもおすすめできるスポットを紹介していきます!

豚骨ラーメンといえば一蘭という方も多いのはないのでしょうか?
全国に点在しているので福岡まで来て食べるのはどうなん?と思われた方も多いかと思います。

それでも筆者は福岡で一蘭を食べることをおすすめします!
その理由は以下2つです!
①待ち時間が圧倒的に少ない
②福岡の一部店舗限定の"釜だれとんこつラーメン"はここでしか食べられない

中央区春吉にある海鮮が売りの居酒屋さん。
12:00までの遅めの朝食と17:30〜のディナーで営業をされています。
こちらのいとおかし定食2,800円とアジフライ500円がおすすめです!
いとおかし定食は8種類の小鉢(お刺身4種類・惣菜4種類)と焼き魚、ご飯と味噌汁の定食です。
お刺身の説明がなかったのが残念ですが、どれも新鮮でプリプリで絶品でした。
また、単品で注文したアジフライが、箸でサクッと割れてしまうほど外はサクサク中はふわふわで思いがけず絶品でした。

さて、ここまでいかがだったでしょうか?
ザ・リッツ・カールトン福岡は、
日本を代表する観光地福岡の伝統と文化を、
マリオットインターナショナルの最高級レーベルであるザ・リッツ・カールトンブランドを
うまく調和させた日本屈指の素晴らしいホテルであると感じました。

さらにいうと、観光メインではなく福岡でゆっくりしたいという方には、
心からクラブフロアの宿泊をおすすめします。

クラブフロアのフードプレゼンテーションについては
こちらで詳しく紹介するのでぜひ合わせてご覧ください!
それではまた!

住所〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2丁目6-50
電話番号092-401-8888
チェックイン/アウト15:00 / 12:00
駐車場地下駐車場あり

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