
こんにちは。訪問いただきありがとうございます。
元大手旅行会社勤務&リクルート勤務の もとりょこ と申します。
そんな経歴を持つ筆者が、旅行のプロ目線でいろいろな情報発信をしているブログです。
今回は今話題の大阪・関西万博の人気のシグネチャーパビリオン「null²(ぬるぬる)」は
事前の予約なしで入場可能なのか?可能な場合どのような方法があるのかを紹介していきます!
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null2(ぬるぬる)は当日予約できる?事前入場方法やウォークスルーモード等について徹底解説
null2(ぬるぬる)とは?
シグネチャーパビリオンnull²(ぬるぬる)とは
2025年大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンの一つで、
メディアアーティストの落合陽一氏がプロデュースする、
デジタルネイチャーをテーマにした施設です。
「いのちを磨く」をコンセプトに、物質と情報、リアルとバーチャルの間で新しい生命観を提唱し、
来場者に自己認識や生命観の変化を体験させることを目指しています。
伸縮性のある鏡面素材、可動機構、LED映像、AI制御、AR、ブロックチェーンなど、
様々な技術が統合され物理とデジタルの境界を併せ持つ建築物が特徴的です。
null2(ぬるぬる)の入場方法は?

そんなnull²ですが外観のインパクトや体験の面白さから
大阪・関西万博の中でも軍を抜いて人気度の高いパビリオンのひとつです。
入場方法が気になる方も多いでしょう。
結論から申し上げると、null²の入場方法は以下7つになります。
①2か月前抽選で当選する
②7日前抽選で当選する
③3日前先着申込で予約枠を確保する
④ミャクミャク・リワードプログラムのパビリオン特別入場抽選で当選する
⑤当日先着予約枠を確保する
⑥インスタレーションモードで予約なしで先着入場する
⑦ウォークスルーモードで予約なしで先着入場する
こんなにたくさんあるのか!と驚いた方も多いでしょう。
大阪・関西万博を知り尽くした筆者ですが、ここまで入場方法が多岐にわたるパビリオンは他にはないです。
その背景には落合陽一氏の、なるべくたくさんの人にnull²を見てほしい という思いがあるのです。涙
null²(ぬるぬる)の予約方法
上記予約方法を大阪・関西万博の来場前・来場当日に切り分けて解説していきます。
来場前の予約方法
まずは大阪・関西万博来場前の方向けに事前予約方法を紹介します。
具体的には以下①~④が来場前の予約方法に該当し、全てダイアログモードという、
null²を最も濃密に体験できるモードです。
①2か月前抽選で当選する
②7日前抽選で当選する
③3日前先着申込で予約枠を確保する
④ミャクミャク・リワードプログラムのパビリオン特別入場抽選で当選する
まず①~③についてですが、
大阪・関西万博のパビリオン予約には、以下の4種類の予約方法があります。
わかりやすく図示したものがこちらです。

大阪・関西万博 のパビリオン予約についてもっと詳しく知りたい方は
こちらの記事も合わせてご覧いただけると理解が深まるかと思われます。
さらにシグネチャーパビリオンnull2(ぬるぬる)は、
万博公式決済アプリ EXPO2025 デジタルウォレット内にある
ミャクミャク・リワードプログラムというリワードプログラムを用いた
パビリオン特別入場抽選 の対象にもなっています。
こちらは単純に上記①~③以外の来場前予約の申し込み数を増やすことができおすすめです!
抽選申込にはある条件をクリアする必要があるため、
詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
来場当日の予約方法
ここまでは大阪・関西万博来場前の方向けに事前予約の方法を紹介しました。
しかし、「事前予約はすべて満席になってしまった」、
「急に万博に行くことになったけどnull2ぬるぬるを見てみたい」という方もいらっしゃるでしょう。
ここからは事前予約枠が確保できなかった方や、
今まさに大阪・関西万博開場にいらっしゃる方に向けて、
null2(ぬるぬる)の当日予約方法を紹介します。
具体的には前述の通り以下が来場当日の予約方法に該当します。
⑤当日先着予約枠を確保する→ダイアログモード
⑥インスタレーションモードで予約なしで先着入場する
⑦ウォークスルーモードで予約なしで先着入場する
【2025/8/1~】null²のインスタレーションモードとは?

null2のインスタレーションモードとは、
天井と床の鏡面状LEDに映し出される人工生命が自律生成された作品を鑑賞可能な所要時間10分程度のモードです。
無限に反射する光空間の中で人工生命やライフゲーム的な非言語的インスタレーションを提示していることから、
インスタレーションモードと命名されたようです。
表象が剥奪された状態で、生命の本質的構造とは何かを感覚的・直観的に体感できる空間で、
無限に広がるデジタルの水面を通じて、自己と環境の境界が曖昧になり、新たな生命感覚を提示してくれます。
アバターとの会話などはないですが無限に反射する光空間を見てみたい!という方に最適なモードです。
インスタレーションモードでの入場方法は、先着順入場です。
1日数回、決まった時間に事前予約・QRコードなしの先着入場が可能です。
【2025/8/1~】null²(ぬるぬる)のウォークスルーモードとは?

2025年8月1日より、null2(ぬるぬる)公式Xより、新しいモードの追加に関するアナウンスがありました。
ウォークスルーモードとは、
デジタル作品を観覧室から展示室を歩きながら観覧できる最短45秒程で観覧が終わるモードです。
ウォークスルーモードの入場方法は、14:10〜15:10の間の先着順入場です。
待機列が発生する可能性はありますが、
14:10〜15:10の間で事前予約・QRコードなしで入館が可能です。
null²(ぬるぬる)当日予約のコツ
確実に当日枠を確保したい場合:とにかく早く入場する
大阪・関西万博のパビリオン/イベント当日申込は、
基本的に万博の開場時間09:00より先着順のため、
極端な話、開場に一番に入場すれば、基本的には時間を選ばなければほとんどのパビリオンを予約が可能です。
これが最も間違いない方法ではありますが、連日朝07:00には入場待ちが発生しており、
開場の数時間前から待つことになり一日中万博を楽しむ場合、なかなかハードになるので、ご注意ください。
ちなみに大阪・関西万博公式サイトには、
2025年5月来場分の実績では、午前9時の開場後1時間で予約可能な枠は1~2千枠程度になり、
約2時間で予約枠が概ね埋まっている状況であると報告がありました。
裏を返せば開場から1時間程度であれば結構な枠が空いているということになります。
ガンダム方式の活用
先ほど、大阪・関西万博のパビリオン/イベント当日申込は、基本的に万博の開場時間09:00より先着順 とお伝えしました。
しかし2025年5月末頃から、「ガンダム方式」という当日申込方法が採用されるパビリオンが増えています。
シグネチャーパビリオンnull2(ぬるぬる)は 09:00からの申込だけではなく、
12:00~、14:00~、17:00~と段階的に申込が開始されます。
朝早くに会場入りせずとも、シグネチャーパビリオンnull2(ぬるぬる)の予約枠が獲得できる可能性があるのです!
ガンダム方式の詳細は以下の記事で紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください!
整理券の獲得 ※2025年5月20日で配布終了
シグネチャーパビリオンnull²(ぬるぬる)では、
2025年5月4日から先着順の整理券が配布されていましたが
2025年7月4日現在、配布は終了しています。
試験的に実施していたようですが、前述のガンダム方式の当日予約の方が良いと判断したのでしょう。
当日枠確保の可能性を上げる方法:当日登録センター
大阪・関西万博にはパビリオン/イベントの当日登録センターというものが存在します。
パビリオンはキャンセル手続きも簡単かつ、
ほとんどの人にとって不慣れな万博で予期せぬ自体は発生しやすいので、日常的にキャンセルが発生します。
その際の空き枠の反映が、ネットより当日登録センターの方が若干はやいため、
当日登録センターで何度もチャレンジするのが有効である場合が多いです。
最終手段:何度も諦めずに何度もスマホ・当日登録センターを確認する
先ほどのパビリオン/イベントの当日登録センターも、ネットで申込する場合も共通で、
再読み込み何度もすることが重要になります。
先程もお伝えしましたが、やむを得ない事情で日常的にキャンセルが発生するのです。
偶発的に起こるため、再読み込みしたタイミングで奇跡的に枠が空く というような瞬間もあるようです。
もちろんスマホに夢中にならずに大阪・関西万博を楽しんでいただきたいので片手間程度ですが、
ぜひともチャレンジしていただきたいです。
null2(ぬるぬる)を最大限楽しむために準備すべきこと
ここまではnull²(ぬるぬる)の予約方法を紹介してきました。
ここからは予約枠を確保できた方に向けて、
null²(ぬるぬる)を最大限楽しむために準備すべきことを紹介していきます!
準備①専用アプリ「Mirrored Body®(ミラードボディ)」のDLと登録
null²(ぬるぬる)には、「Mirrored Body®(ミラードボディ)」という専用アプリがあります。
自身のデジタルアバターを作成するアプリで、事前に名前・顔写真・声を登録しておく必要があります。
アンドロイド:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sp2025.mirroredbody&hl=ja
iPhone :https://apps.apple.com/jp/app/mirrored-body/id6736682219
準備②「Scaniverse - 3D Scanner(スキャニバース)」のDLと登録
「Scaniverse - 3D Scanner(スキャニバース)」は自身の身体をスキャンし
「Mirrored Body®(ミラードボディ)」と連携させるアプリです。
こちらは必須ではないですが、身体を3Dスキャンし、MBと連携することで、
"自己との遭遇"をより深く体験できるため推奨されています。
会場には精細なセルフ式3Dスキャン装置をご用意していますが、混雑の可能性があるため、
自宅で事前に第三者に撮影してもらいスキャンしておくことをおすすめします。
準備③漫画「ヌルヌルを楽しむ」と絵本「ヌルヌルのたび」を読んでおく

「null²(ヌルヌル)」の世界をより深く理解するために、下記の漫画と絵本を読むことで、
パビリオンでの体験がより一層豊かなものになるようです。
ぜひ読んでからパビリオンの体験を楽しんでみてください!
漫画「ヌルヌルを楽しむ」https://expo2025.digitalnatureandarts.or.jp/tips.html
絵本「ヌルヌルのたび」:https://expo2025.digitalnatureandarts.or.jp/voyage.html
null2(ぬるぬる)はなぜ人気?

ここまではnull²(ぬるぬる)の予約方法を紹介して来ました。
かなり予約難易度が高いnull2(ぬるぬる)ですが、なぜそこまで人気なのでしょうか?
シグネチャーパビリオンnull2(ぬるぬる)とは2025年大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンの一つで、
メディアアーティストの落合陽一氏がプロデュースする、デジタルネイチャーをテーマにした施設です。
「いのちを磨く」をコンセプトに、物質と情報、リアルとバーチャルの間で新しい生命観を提唱し、
来場者に自己認識や生命観の変化を体験させることを目指しています。
伸縮性のある鏡面素材、可動機構、LED映像、AI制御、AR、ブロックチェーンなど、
様々な技術が統合され物理とデジタルの境界を併せ持つ建築物が特徴的です。
まとめ
シグネチャーパビリオンnull2(ぬるぬる)は、
伸縮性のある鏡面素材、可動機構、LED映像、AI制御、AR、ブロックチェーンなど、
様々な技術が統合され物理とデジタルの境界を併せ持つ建築物が特徴的なパビリオンで、
万博の中でも特に注目を集める体験型パビリオンの一つです。
事前抽選の倍率や当日予約の競争率が高く予約が取りにくい状況が続く中でも、
当日枠を獲得するチャンスは十分にあるため訪問を諦める必要はありません。
午前中に入場する、ガンダム方式に狙いを定めて頑張る など
最大限機会にチャレンジすることをおすすめします!
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
▼ガンダムパビリオンは予約なしで入れる?
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